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感想・レビュー・書評
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愛に飢え、おずおずと愛する人や場所に近づく繊細な少年。自分のいる世界と愛する人のいる世界が違い、合わせられない不器用さ、相手が近寄ってくれるときの単純な嬉しさ、痛いけれど胸に響く。
それは青年になってからも、抽象の世界に遊び、知的な文学人としての名声を得始めてからも、根源の欲求は変わらないという、ある意味絶望的で俗人の悲しさがあった。
私が読んだのが初訳のもので、「よござんすか」などと訳が古かったです…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1997.04.28読了)(1997.04.15購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
「最も多く愛する者は、常に敗者であり、常に悩まねばならぬ」―文学、そして芸術への限りないあこがれを抱く一方で、世間と打ち解けている人びとへの羨望を断ち切ることができないトニオ。この作品はマン(1875‐1955)の若き日の自画像であり、ほろ苦い味わいを湛えた“青春の書”である。 -
平凡と非凡.そんな事考えて生きてたら困っちゃう.
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※雑誌
本雑 2005年11月号
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