オシリスの眼 (1951年) (世界傑作探偵小説シリーズ〈第7〉)

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 富裕な古代エジプト研究者が親戚の家を訪ね、主の帰宅を待つあいだに忽然と消えた。彼の遺産相続人は弟だが、奇妙な遺言によって指定された土地に死体を埋葬しないと相続できない。生死がわからないまま2年が過ぎ、知人に相談されたソーンダイク博士が調査に乗り出す…
    登場人物が少ないしトリックがかなりあり得ないので、今読むとさすがにミステリとしてはあれだが、語り手の医師バークレイの視点でテンポ良く書かれているので楽しく読めた。変な遺言が面白い。まあ、新訳にはならないだろうけど。
    しかし、ソーンダイクとジャーヴィスってわりと対等な友達関係かと思っていたが、この本を読むとソーンダイクの方がかなり立場も年齢も上な感じ。そのへんの設定はどうなんだろう。

  •  2009年7月20日購入

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著者プロフィール

"オースティン・フリーマン
1862-1943
本名リチャード・オースティン・フリーマン。
別名義にクリフォード・アシュダウン。
英国、ロンドン生まれ。
1880年にミドルセックス病院付属医科大学に入学。
その後、王立外科医科大学などで働く。
デビュー作は、アフリカのガーナに植民地付医師補として
赴任した際の探検を本にまとめたTravels and Life in Ashanti and Jaman
(1898)。
科学者探偵ソーンダイク博士シリーズは、第一作『赤い拇指紋』(1907)
をはじめとして、長編21作、短編40作以上を数え、
「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」の
代表格とされている。




"

「2019年 『ニュー・イン三十一番の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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