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- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
感想・レビュー・書評
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富裕な古代エジプト研究者が親戚の家を訪ね、主の帰宅を待つあいだに忽然と消えた。彼の遺産相続人は弟だが、奇妙な遺言によって指定された土地に死体を埋葬しないと相続できない。生死がわからないまま2年が過ぎ、知人に相談されたソーンダイク博士が調査に乗り出す…
登場人物が少ないしトリックがかなりあり得ないので、今読むとさすがにミステリとしてはあれだが、語り手の医師バークレイの視点でテンポ良く書かれているので楽しく読めた。変な遺言が面白い。まあ、新訳にはならないだろうけど。
しかし、ソーンダイクとジャーヴィスってわりと対等な友達関係かと思っていたが、この本を読むとソーンダイクの方がかなり立場も年齢も上な感じ。そのへんの設定はどうなんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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