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- / ISBN・EAN: 4988102482329
感想・レビュー・書評
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【原作】
「オールドホームの灰羽達」安倍吉俊 -
ずっと心に残る作品。
終盤のレキの物語にぐいぐいと引き込まれる。 -
あったかいようでいて怖い。
でもやっぱりあったかい話かな。
解けないままの謎にいろいろと想像が広がるので
いつまでも終わらないようなそんな感じ。
何度でも見たくなる感じ。 -
最初に紹介する作品はこれしか思い浮かびませんでした。
壁に囲まれた『グリの街』
背中に羽を有した『灰羽』
これらがおりなす、心が温まる日常風景。それはやっぱり不思議な世界なのに、どこか懐かしさを感じます。
私のアニメ観を変えた名作でございます。 -
唯一、持っているDVD。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」が好きで、ネットで関連情報見てるときに知ったアニメ。「世界と・・・」が好きな人ならきっと気に入る。
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人間と灰羽のお話。
羽を持つ不思議な【灰羽】という人たち。
なぜ羽を持つのか。どこから来るのか。何を成すのか。何を残すのか。
そして、どこへ巣立つのか。
そんなお話。
羽、烏、巣立ち、というキーワードから連想のしやすいストーリー展開でしたが、
メインが女性ばかりだったのが新鮮でした。
これが廃工場側の視点だったらまた違う話になってたんだろうなぁ。
巣立ち≠死、成仏だと思うけど、
どことなくABと似た後味でした(´・ω・`)
オレが信じてやんよ!的なry
映像、音楽ともに綺麗な作品です。
BOX一気に観ちゃったけど、またゆっくり観たいかも。 -
うつかわいいですッ
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レキの壮絶な思いがたまらなかった
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萌えアニメかと思ったら大間違いだった。
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【2008/03/27】<br>
オススメ作品に挙げられていたので視聴。全13話。完成度は高い。<br>
一話目を見た時は萌え系かと思ったが、展開が進むにつれて激しく鬱系であることが判明。とても重く、暗いテーマを扱っているにもかかわらず、優しいキャラクターとゆるやかな音楽、明るい絵柄でほのぼのとした雰囲気に見せている点で秀作。海外での評価が高いのもうなずける。<br>
・「灰羽は己で己の心の闇と向き合い、打ち克たねばならない。」<br>
・「己の罪を知る者は、罪人ではない。」<br>
<br>
<以下内容推理><br>
灰羽とは天国にも地獄にも行けない者の姿で、グリの街で転生(祝福)を待っているのではないか。話師とは、転生に失敗してしまった者か。<br>
<br>
●ラッカ<br>
現世では、自らの居場所に悩みとびおり自殺。<br>
→灰羽「落下」となる。やはり居場所に悩み、消えてしまいたいと願い罪付きとなるが、自分を見守っている鳥の存在に気づき、克服。<br>
→「絡果」となり、人と交わることを知る。自分も鳥になりたいと願う。<br>
<br>
●レキ<br>
現世では不幸に見舞われ、人を信じられなくなり、列車に飛び込み自殺。<br>
→灰羽「礫」となる。罪付きだった。不運に見舞われ人間不信になり、心を閉ざし感情のない小石と称す。<br>
→転生は来ず、再び列車に引き裂かれたる者「轢」となるが、ラッカの働きかけで心を開き(「助けて」と口にする)罪の輪から逃れる。<br>
→その後他人の踏み石となる者「礫」となり、転生することができた。<br> -
完全に☆4つ作品でした。かなりおもしろかった。
似たような世界観を今までに見たことがありません。
おっとりとした展開ですが、話の軸がこれでもかと言うほどしっかり定められており、一貫した方向性が確立されています。
冒頭で地上に向かい垂直に落下する少女。その少女がたどり着いた先には背中に灰色の羽と頭上に光輪を持つ人々の住む街が。
その人々と共に平和な日々を過ごす少女。だがしかし、彼女達に与えられた運命が徐々に明らかに・・・・・っとあらすじを書くならこんな感じでしょうか。
色々と考えさせられる作品であったように思います。
まるで本を読んでいるような、アニメでこういった見せ方もあるんだなと改めてアニメの可能性を感じさせられました。
堂々のfour stars入り。 -
大人になりきる前に、是非観て頂きたい作品。
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以前、『lainが好きだ』と友人に話したところ、勧められて鑑賞することに。全巻、1日で一気に見終えました。
『灰羽』と呼ばれる者が存在する世界。灰羽とは何なのか、どこからやってきたのか、何のために存在するのか、そもそも、灰羽が存在する『グリの街』とは一体どんな世界なのか?
この物語の世界は、非常にたくさんの謎で満ちています。私は初め、この謎が物語の核心になり、最終的には解き明かされるものだと思っていたのですが、どうやらそうではなく、この謎に満ちた世界は『こういうものだ』として処理されているようです。
つまり、物語の解釈が鑑賞者に委ねられている割合が非常に大きいということです。個人的には、世界の謎を全て解き明かさないまでも、鑑賞者がこの世界を解釈するための手掛かりをもう少し散りばめていても良いかな?と感じました。
ストーリーの展開的には、『灰羽』という存在や、独特の世界設定などを除けばごくありふれたストーリーです。が、この謎に満ちた世界設定と、世界観にマッチした音楽、映像全体の透明感が非常に秀逸な世界観を展開しています。
『物語』としてこの作品を捕らえた場合、非常にノーマルな作品と言えますが、『映像』として捕らえた場合は秀逸です。
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レキが好きです。
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心の成長と、救済の物語。嫌な事があったり、悲しい時に最終回を観てだばだば泣いてすっきりします。
「飛べない灰羽」、「壁に囲まれた街」、「巣立ち」、「罪付き」…色々な謎一つ一つがとても深い。墓まで持っていきます。 -
うっかり最初見てしまったらハマって全部見てしまった。。
この暗いセピアな色彩が素敵だ。。
話の暗さも好き。
この原作者が影響受けたってゆー、村上春樹の小説読みたい。 -
「lain」「NieA_7」の安倍吉俊さん原作のファンタジックストーリー。その二作品はとても魅力的で心に残っているのですが、灰羽連盟はまだ見たことがないので気になっています。