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- / ISBN・EAN: 4560285902032
感想・レビュー・書評
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難とも。現代の視点からみるといろんな解釈ができそう。演じているうちにその人格になってていくというのは実際そうなのではないか。特に職業の人格なら。第二次世界大戦にアメリカが参戦する直前の映画。
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クビになりかけた女性記者アン(バーバラ・スタンウィック)が起死回生の策として、一人の架空の自殺志願者を創り出す。オーディションに受かった男は元野球選手ウィロービー(G・クーパー)。大恐慌まだないアメリカの架空の都市を舞台に、キャプラが幻想味豊かに描く暗いメルヘン。
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汚れた権力に対抗する若くて純朴でちょっと馬鹿だけど類まれな正義感をもった青年、サポートする聡明な美女。二人が全身全霊をかけて戦う姿はキャプラーの「スミス都会へ行く」と似ているなあ。また、照準がクリスマスにあっていて、そこは、「素晴らしき哉人生」と共に、人間の良心に訴えるつくり。と、キャプラー的パターンなんですけど、やっぱり感動してしまう。水戸黄門的なね(笑)
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John Doe
(雪空に?)浮かび上がる女の顔。「次のクリスマス。違ったかしら?」 -
フランク・キャプラ
首となった新聞記者
最後に自作自演の読者投稿
社会を告発するために自殺するという男の手紙
反響は大きく、チャンスとばかり
自作自演はエスカレートして、適当な人物を投稿者へ仕立てる。
彼らが望む時代の英雄を演じること。
ただ、自分の人気と勘違いして → ほんとの自分として主張したらば、 → 彼らにしてみれば騙された。
ただの裏切り者へと格下げ。
いったんけしかけられた大衆が
暴走へと走るまでは、ほんの一歩で、彼らが引き返すことはない。
メロドラマ的要素も加わり、、、