- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102321031
感想・レビュー・書評
-
原作を先に読んですごく感動して泣けたので
かなり期待して見たんですが・・。
思ってたよりも泣けなかったけど面白かったです。
チェン・ボーリンのなんともいえない切ない顔がいいですね。
宮地真緒もすごくかわいく見えた(笑)
でも演技では田中麗奈はさすが!って感じで
目の見えない役をすごく上手に演じてました。
原作を読んだのが結構前なのでこんな内容だっけ?と
思いながらも、まぁこんなんだったかな~と。
原作はお風呂で読んでて号泣した事だけをすごく覚えてます(^-^;
ぜひ原作本を読む事をオススメします!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★liked it
『暗いところで待ち合わせ』 天願大介監督
テンガン ダイスケ
原作は乙一の同名小説
殺人事件の容疑者として警察に追われるアキヒロが、
一人で暮らす盲目のミチルの家に忍び込む。
気配を消して、うずくまるアキヒロ。
ミチルはいつもと同じ生活を続けながらも、
微妙な違和感を抱き始める…。
田中麗奈さんの演技にビックリ、本当に見えてないんじゃないか?と思うほどだった
家の中で言葉を交わさない、生活音だけが聞こえてくる緊張感がサスペンス感覚を高めていく
光を失くした女と闇を抱える男、二人の距離が徐々に近づいていく・・・
乙一のストーリーなんでホラー、サスペンスと思って観てたら、くヒューマンドラマのように心に響いてくる
孤独な二人がお互いの存在を認め合い、これは愛なのか?
「俺は今まで自分の居場所なんて無いと思っていた。
でも本当に必要なのは場所じゃない、自分の存在を許してくれる人間なんだって」
最後に二人に希望の光が差し込んできたように感じた
「ありがとう、きっと私、元気になると思う、そんな気がします」
ついに涙腺崩壊、涙が止まりませ~ん -
ライブラリーシネマ。
「暗いところで待ち合わせ」は、乙一(17歳の若さでデビュー、23歳の頃の作品)の長編小説の2006年映画化作品で、監督は今村昌平の長男天願大介。
主演の田中麗奈は福岡県久留米市出身で、「源氏物語 千年の謎」(2011年)の六条御息所の生霊役の印象が残っている位だったが、女優としての魅力を改めて認識(役柄ですぐ惚れるいつものパターン)。
視力を失った薄幸のヒロインと殺人事件の容疑者がおりなす奇妙な共同生活をサスペンス仕立てにつづる。
静かで淡々とした時の流れの中、盲目の恐怖と共に、見えない故に見えるものがあり、孤独は場所で癒されるのではなく、同じく独りぼっちの人によって辛うじて癒されるのだと教えてくれる。 -
『世界で一番美しい夜』RNR272を観て他の天願大介を観てみたくなりました。
主演の田中麗奈はCMのなっちゃんのイメージが強くあります。昨年結婚されたようで、そんな彼女も37歳。(*_*; え、そんなになるのと驚きました。今から11年前の映画。演技派の女優さんだと改めて認識しました。
彼女の主演作品で『犬と私の10の約束』を思い出しました。こっちの方が先かと思ったら2年後でした。
チェン・ボーリン 言葉少なげでタドタドしい話し方。これが演技でそうしているのかは分かりませんが、表情が良いです。
佐藤浩市 唯一の憎まれ役。確かに嫌な奴ですが、こういった上司や先輩に普通にいます。殺意を抱かれるほどの嫌な奴には思わなかった。
チェン・ボーリンをとことん犯人と思わせながら、意外な展開に。ネタバレになってしまうので書きませんが、終板は意外な展開に。 ミステリー映画ぽくなりました。
宮地真緒 麗奈を時には見守り、時には突き放しながらもサポートする友人を上手に演じてました。
登場人物は少なく 分かりやすい物語なのかもしれません。一見分かりやすく見えながらも、複雑に色々と絡んでいきます。もう一人、重要な女性が登場します。それが、ネタバレになるので書きません。
お勧めしたい良い映画です。 -
細かい設定は違うものの、原作をそのまま映画になっていた。
原作を忠実に再現すると逆に面白くないんだな、と思った。原作を読んでいれば展開も分かってしまうわけだし。
小説(あるいは漫画)を映画化するにあたり、重要なのは原作を忠実に再現することではない。 -
2006年、日本映画。主演:田中麗奈。
全盲のミチルは父親と2人暮らし。しかし突然の父の死により、自宅での一人暮らしを余儀なくされる。しかしそんなミチル宅に、アキヒロという男が入り込む。彼はミチルの家から見える駅で起きた殺人事件の容疑者として警察に追われている男だった。必死に息を殺し、ミチルが寝静まってからこっそり冷蔵庫のものを食べる。しかし部屋でミチルが転倒して物が落ちてきた時、アキヒロはつい手を出してミチルを助けてしまう。何者かの存在を感じ取ったミチルは、2人分の食事を用意するようになる。
全体的に穏やかで、ゆったりと流れる話のため、田中麗奈の演技が生きてくる。チェン・ボーリンも若いのに色気あるなぁ。ずっと存在を隠してきたのに、ミチルが外に出ることを諦めようとした時に初めて助けてしまうアキヒロ。こんな人が犯罪を・・・?と思っていたので、ラストにほっとしたというかなんというか。ほんのりミステリーで、わりと好みな話だった。 -
2人の間で流れる時間が私の日常生活で感じるのとなんか違って優しい空気に見えた。
-
3回目の鑑賞。
-
原作の世界観も壊れていないし、良い映画だと思いました。
原作で結構好きだったストーブのエピソードが映画ではカットされていて少し残念に思いましたが、あのエピソードは文章だから良かったのかもしれません。カットされていて正解だったのかも・・・。