初恋のきた道 [DVD]

監督 : チャン・イーモウ 
出演 : チャン・ツィイー  スン・ホンレイ  チョン・ハオ  チャオ・ユエリン 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.75
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本棚登録 : 531
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462041173

感想・レビュー・書評

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  • チャンツィーが若くて初々しい。
    お弁当じゃなかったけど、
    私も昔好きな人にあげるチョコレートを落としてぶちまけちゃったことを思い出す(笑)

  • 「悲しみも幸せも、
     長い長い道の向こうからやってきた」


    都会でビジネスマンとして働いているルオ・ユーシェン(スン・ホンレイ)が、父の急死の知らせを受けて数年ぶりに故郷の村へ帰ってくる。
    母(チャオ・ユエリン)は、古いしきたり通りに葬式をあげたいと願っていた。
    ユーシェンは部屋に飾られた父母の新婚当時の写真を見ながら、昔聞いた彼らのなれそめを思い出していた。
    町から教師として赴任してきた20歳のルオ・チャンユー(チョン・ハオ)と、彼に恋い焦がれる18歳の娘チャオ・ディ(チャン・ツィイー)。ディはなんとか自分の想いを彼に伝えようとし、やがて二人の間には恋心が通じ合う。
    そんなある日、チャンユーは町へ呼び戻されることになり、村の学校から姿を消してしまう。チャンユーが帰ってくるのを、雪の降りしきる冬の道でひたすら待つディ。
    村と町をつなぐこの一本道は、二人にとって大切な愛の道となった。
    葬式が終わり、息子ユーシェンは、父が一生立ち続けた教壇で、父が初めての授業のために書いた文章を読む。
    一方ディは、少女の日を思い出すように学校へ向って歩き出すのだった。

  • 餃子

  • 中国、北京などを舞台とした作品です。

  • 景色がきれいだなぁ。ある意味怖いくらい。
    初恋中の女の子はとっても躍動的なのだけど
    気がつけばそれ以外の全てが淡々と音も無く静かな映画。
    それがとても良い味になっている。怖くはないけど涙は出そう。


    ネタバレになりますが

    人の死、その距離のとりかた。生涯と未来とがふんわりとつながる。誰にでも訪れる死別のだけど遠い実感を、少しだけ思い出させてくれます。

  • はっきり言ってとても退屈だった。 純愛ってやつぁ…

  • 高校生の時に初めて見て以来、
    気が向いたときに何度か見返しています。

    いわゆる純愛もの。
    もこもこの半纏とモンペみたいな服を着て、
    ふっといお下げを揺らして走るチャン・ツィイーが
    とにかくめちゃくちゃかわいらしいです。
    お相手がちょっと残念な感じですが…。

    高校生の頃は、ディに自分を重ねて涙してたけど
    久々に見返したら感動は薄くなっていました。
    「相手のために何かすること」と「自己満足」の境目が
    どんどんよく分からなくなってきている最近。
    若い頃のディの行動(待ち伏せなど)は
    「自己満足」がその多くを占めてた気がするけど、
    長い年月を経て、最終的にはルオと同じ方向を
    向いていたのだから、これはやっぱり純愛なのかしら。
    いろいろ考え始めると止まらなくなってしまいました。

  • ツィーのデビュー作。

    ひとつひとつのシーンを時間を割いて表現していて、


    相手のことがどんだけ好きか、ずんずん伝わる。。

    最初から、ぐんぐんのめりこめた。


    やすいワイヤーアクションなど使わなくても、

    中国ではこんなにいい映画が撮れるのだから、

    なんだか不思議。

  • チャン・イーモウ監督とはどうやら感性があうのかもしれないです。

    っていうかチャン・ツィイーのかわいさ!

    (1999年 チャン・イーモウ監督)

  • 仮に音声と字幕なしで観たとしても、最後の一コマまで、ダイレクトにメッセージの伝わってくる作品だと思う。

    琴線の張った視線で、初恋の純粋さを演じきったチャンツィー。それを追うカメラの、見事なフレーミング。光と色彩による、印象的な演出。そして、これらの質を際立たせる無駄のない台詞—そう、この作品は本当に台詞が少ない。にもかかわらず、私たちは一瞬のカットから多くのメッセージを受け取ることができるのだ。

    町から来た青年教師と、目が合った瞬間に恋に落ちてしまった、村一番の美しい娘ディ。胸の高鳴りを抑えるかのように黙々と機を織るシーンでは、恋に落ちた娘の表情が、紅い糸越しに逆光で照らし出される。息を飲むほどの情景だ。

    中国の文化大革命を背景に描かれた、農村に生きる庶民の営みは、尊厳に満ちている。どのような激動の時代にあっても「人間性」というものは普遍なのだ。また、人々にとって教育は「潤い」であることも、この作品は自然と感じさせてくれる。

    チャン・イーモウ監督、歴史に名を残す屈指の名監督だと思う。

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