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- / ISBN・EAN: 4547462041173
感想・レビュー・書評
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チャンツィーが若くて初々しい。
お弁当じゃなかったけど、
私も昔好きな人にあげるチョコレートを落としてぶちまけちゃったことを思い出す(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
餃子
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中国、北京などを舞台とした作品です。
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景色がきれいだなぁ。ある意味怖いくらい。
初恋中の女の子はとっても躍動的なのだけど
気がつけばそれ以外の全てが淡々と音も無く静かな映画。
それがとても良い味になっている。怖くはないけど涙は出そう。
ネタバレになりますが
人の死、その距離のとりかた。生涯と未来とがふんわりとつながる。誰にでも訪れる死別のだけど遠い実感を、少しだけ思い出させてくれます。 -
はっきり言ってとても退屈だった。 純愛ってやつぁ…
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高校生の時に初めて見て以来、
気が向いたときに何度か見返しています。
いわゆる純愛もの。
もこもこの半纏とモンペみたいな服を着て、
ふっといお下げを揺らして走るチャン・ツィイーが
とにかくめちゃくちゃかわいらしいです。
お相手がちょっと残念な感じですが…。
高校生の頃は、ディに自分を重ねて涙してたけど
久々に見返したら感動は薄くなっていました。
「相手のために何かすること」と「自己満足」の境目が
どんどんよく分からなくなってきている最近。
若い頃のディの行動(待ち伏せなど)は
「自己満足」がその多くを占めてた気がするけど、
長い年月を経て、最終的にはルオと同じ方向を
向いていたのだから、これはやっぱり純愛なのかしら。
いろいろ考え始めると止まらなくなってしまいました。 -
チャン・イーモウ監督とはどうやら感性があうのかもしれないです。
っていうかチャン・ツィイーのかわいさ!
(1999年 チャン・イーモウ監督) -
仮に音声と字幕なしで観たとしても、最後の一コマまで、ダイレクトにメッセージの伝わってくる作品だと思う。
琴線の張った視線で、初恋の純粋さを演じきったチャンツィー。それを追うカメラの、見事なフレーミング。光と色彩による、印象的な演出。そして、これらの質を際立たせる無駄のない台詞—そう、この作品は本当に台詞が少ない。にもかかわらず、私たちは一瞬のカットから多くのメッセージを受け取ることができるのだ。
町から来た青年教師と、目が合った瞬間に恋に落ちてしまった、村一番の美しい娘ディ。胸の高鳴りを抑えるかのように黙々と機を織るシーンでは、恋に落ちた娘の表情が、紅い糸越しに逆光で照らし出される。息を飲むほどの情景だ。
中国の文化大革命を背景に描かれた、農村に生きる庶民の営みは、尊厳に満ちている。どのような激動の時代にあっても「人間性」というものは普遍なのだ。また、人々にとって教育は「潤い」であることも、この作品は自然と感じさせてくれる。
チャン・イーモウ監督、歴史に名を残す屈指の名監督だと思う。