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- / ISBN・EAN: 4932487023530
感想・レビュー・書評
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uplinkのストリーミングで視聴。やっぱ実際の動きを見るのはいいね。特に甲野さんがくるくる回ってるのが美しい。理論的に言えないことを言葉にするというのはまあ最初から無理なんだけど、この動画で起こっている体の動きは美しい。でいいんじゃあないかなと。まあその無理な試みを私もしてみる。
身体は、個々の細胞の集合体である。それらの集合体は、神経によって配線されている。その配線からの出力は、脳の中で、抽象化され、あるモデルとして組み上げられている。ただ、そのモデル自体は、部分部分の動きのモデルにすぎない。特に、理性、テキストレベルにしてしまうと、過度な抽象化が起こり、このモデルレベルでトレーニングや理論を組み上げると、体そのもののポテンシャルを活かすような形の理論にはならない。トレーニングも、かえって体の一部分を酷使して壊すようなものになってしまう。
全ての細胞をカバーするような理論で行くと言うことも不可能である。例えば、やはり物を持ち上げる時の耳の筋肉には様々なやり方がある。つまり、目的としてのものの持ち上げから方程式をつくってもたぶんこの耳の筋肉を入れたところで0除算が発生する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【2018/10/13鑑賞】
「投げる」「突く」「絞める」…的に対して身体を「動かす」言葉がどうもしっくりこない。むしろ、「運ぶ」「流す」「移す」といった、動作の主体が相手にあるような、それでいて同時にそれが己の身体であるような、不思議な感覚で観ていた。 -
考えない
身体の中には矛盾が成立する
足を浮かせる
小魚が一斉に向きを変えるように
一秒の本気
自分の身体を試して 試行錯誤して
ああ、こういうこともできるんだ、と発見していく喜び
それは常識があるからこそ面白い
遊び
身体を通じて納得したことを信じる、というのが宗教との違い
言葉にしようとするのでなく、
身体でずしんと受け止めることも大切なんだな
言葉に出来たから安心しちゃうってことあるよね -
武術研究家の甲野善紀を追ったDVDドキュメンタリー。ラグビーや合気道、フルート奏者や介護など様々な場所で、身体操作の実演をされていて、その実演を目の当たりにしている人々の驚きの顔が見て取れる。特典映像には、甲野さん自身の人生を振り返るかたちのインタビューもあって興味深い。
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甲野先生、凄すぎ!!!!!!!
探求に探求を重ねて、どんどん変化していく偉人。
常に高いところを見据えていて、本当に素晴らしい人だと思う。
養鶏場の話付近がまた、今の自分のライフスタイルにリンクした話だったので、心を打ちました。