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- / ISBN・EAN: 4988142575623
感想・レビュー・書評
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アミン大統領の名前や怖い人だったというのも少しは知ってましたがこれほどとは。
フォレスト・ウィテカーさん好きな俳優さんですが本作ではもう怖い怖い。オスカーとるのも納得の演技でした。
本作は架空のスコットランド人医師の青年が体験した話として描かれてますが、実際もこんな感じだったかそれ以上の事をしていたのでは?と思います。
でも切なくもなりました。元々は臆病で誰も信じられないから狂気に走る感じが強くて、大統領になって権力を持っても心休まる時がなかったのではと・・
ラストの飛行機を見つめている顔がなんとも言えない哀愁を漂わせていて良かった。彼はあの時何を思ってたんでしょうね・・
それでも亡命して結構長生きしていた事にびっくりしました。
また主人公のマカヴォイ君も良い演技でした。
人妻大好きすぎて寝取って妊娠させたり本当にクズすぎましたが、自分の身が危ないと分かるまで何も考えず適当に生きてる感じがとても良かった。
また彼は本当に目が綺麗でクズな役でも素敵でした。
怖かったけどとても見応えのある作品で満足出来ました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2006年アメリカ、イギリス
フォレスト・ウィテカー、ジェームズ・マカヴォイ、ケリー・ワシントン
悪名高い実在のウガンダ大統領イディ・アミンの実像に迫る政治サスペンス。
当初は英雄として国民の期待を一身に集めるのに権力の座に就くと独裁者となり、冷酷な殺人を繰り返す。
そんなアミンのことを側近だったスコットランド青年医師の目を通して描いたもの。
青年医師ニコラス(ジェームズ・マカヴォイ)は架空の人物なのにうまく溶け込んでいます。そしてニコラスの上から目線がヨーロッパ列強のアフリカに対するイメージそのものなんでしょうね。 -
遠い国で起こっていたことを知れてよかった。
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ウガンダの独裁者アミン大統領とスコットランド人の若き主治医ニコラス。ニコラスがあまり魅力的な人物でなかったなあ。
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「映画天国」にて。ウガンダの独裁者アミン大統領を演じたフォレスト・ウィテカーの演技はさすがの迫力。アフリカの独裁国家の姿をモラトリアム青年の目を通して描くという、戦後の話なのに帝国主義的なところが興味深い。彼はすべてを他人事みたいに見ていて、アフリカに同化もしなければ共感もしない(大領領のお気に入りとして増長するだけ)。最後に痛い目にあうのも仕方ないところで、この無責任なおぼっちゃん役がマカヴォイにぴったり。
それにしても、この映画タイトルはわかりにくいな。スコットランドが舞台でもないのに。なぜアミンがイギリス(イングランド)に抵抗するスコットランド人に共感するのか、そこもポイント。 -
史実に基づく、とは言えスコットランド人の医師は架空の人物、と。
大統領の演技、凄かったなぁ。
アミン、存じ上げませんで…アフリカは、勿論アフリカだけではないけれど、21世紀になってもこんなのばっかりだなぁ。
アミンについて、ウガンダについて(ネット上の だけではあるものの)少し調べた。
イギリス領だった事は分かったものの、何故こんなにスコットランド色が強いのかが分からなかったなぁ。