- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4571147371750
感想・レビュー・書評
-
これは今年の10本の中に入れても良かった作品!表現力がないので幼稚な表現を使って書きますが、ブラジルであった一流アーティストの「巨人の星」のような実話です。はじめはブラジルの星一徹に強引さを感じたものの、自分のような小作人に息子たちをさせたくないという強い信念が一流のアーティストにさせたんだと思う。
「フランシスの二人の息子」
https://www.youtube.com/watch?v=mVsETVFFzMc
子供の頃から胡散臭いおじさんと家族のためにドサ回りに行く長男と次男。不慮の事故から次男を失い、家族は団結力をなくしたかのようにも感じた。長男がデビューしたが鳴かず飛ばずで三男とデュオを組んで、レコードを出すと、父親がありったけの小銭でラジオ会社にリクエストをする。職場の仲間全てに頼んだり、影で子供を微力ながらも応援する鵜方には泣けてくる。
凄いなぁ~。こんなこと誰にでもできるわけじゃない。卓袱台をひっくり返さないブラジル版一徹父ちゃんが、エンディングで喜びを噛み締めながら一人豆料理を食べてる姿が世界で一番美味い物を食べてるように思える。本当にすごい家族の話です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
huluにて。実話が元になっている。よい!
-
破天荒なんだけど愛らしい父親、子供の可能性を信じて周りに揶揄されても信念を貫く。
それに応える子供達。
貧困や家族の死を乗り越えた先にあるものは。
カントリーミュージックも純粋に美しい。 -
実話。交通事故での悲劇は残念でならない。
-
実際にあった話。お父さんかわいすぎる
-
実話。こりゃえーわ。ブラジル?の兄弟カントリーデュオが超貧乏から成功するまでの物語。でも当人より父親に焦点が当たっていて、その父さんがこれまた大胆。
-
ブラジルのトップカントリーミュージシャン兄弟デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノと家族の半生を描いたブラジルの大ヒット映画。
貧乏な中で家中のものを売り払って子ども達に楽器を買って来て音楽をさせる父フランシスコ。生活に行き詰まり都会に出て来ざるをえなかったりと、当時の貧困の様子がしっかりと描かれている。その現実のつらさと反比例するかの様な映像と歌声の美しさがいい。
成功するのかなと思ったらまた不幸な出来事がやってくる。最後についに成功を手にした時はほっとする。
さらにこの映画は最後の最後に本人達が出てくるのだ! 生家を訪れ家族が勢ぞろいするラストの感動がこの映画の肝だと思う。
「この世界の片隅で暮らしてた...」 「親父はよくどうかしてるって言われてたよ。でもどうかしてたのは周りの方だったんだ」という兄の言葉に感動。「どうかしてたよ、今思えば」というお父さんの言葉にほっこり笑顔になる。
ブラジル映画の名作。 -
05 ブラジル
-
予告からイメージしてたのとは少し違ったかな。
お父さん、わりとまともな気がしたけど、そうでもないのか?
スラムドッグ・ミリオネアを思い出すようなシーンがいくつか。 -
なんだこのお父さん…どうかしてるぜ!と思ったら実話なんですかこれ!?夢を叶えるためにはやはり、これくらいの執念は必要ってことですね。
-
親子愛に感動する。実話を元にしてるとのことで、より感激!
-
見終わってから実話を知りました。
お父さんの破天荒な勢いにラテンアメリカを感じてなりません。
あぶなっかしくてはらはらしながらすっかり話の中にどっぷり引き込まれました。
”ぎょっ”どうなるの~とこんな事になるなんて!!って本気で悲しみにくれてしまいましたが、最後ハッピーエンドでよかった。
お父さんの愛の形も最終的に理解できなくないこともなく、見ていて本当に家族の愛を考えずにいられませんでした。 -
フランシスコの2人の息子達がいかにしてブラジルを代表する人気カントリーデュオになったのか。2人の成功と挫折の陰にはいつも父親の姿があった。
周囲から変わり者扱いされようと、ただひたすら子供達の幸せを願って暴走…もとい奮闘する父フランシスコ。そんな父に半ば呆れながらも家族は寄り添い、悲劇を乗り越えてたくましく生きていく。
本人が登場する最後のライブシーンはちょっとPRくさいなと思いつつ、嬉しそうなご両親の姿を見てじんわり。 -
感動したっ!ホントに。
-
(2 filhos de Francisco - A história de Zezé di Camargo e Luciano; 2005/ブラジル、124min.)
夢を持つこと。 子供の才能を信じること。 家族の絆。 ラストシーンに涙。
-
ブラジルの国民的人気デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの半生を描いたもの。前編とおして流れる、カントリー楽曲が素敵。
子役の(特にゼゼ役)演技が素晴らしいです。大感動した! なんて言いませんが、なんかいいな、こういうの。と思わせてくれる1本。
もともとゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノのPRのために作られた映画ということで、納得。 -
もうね、映画のタイトルは『フランシスコ!』でも
いいんじゃないかと、思っちゃいます。
パワフル、あっぱれとーちゃん。
子供時代から大人になるまでを描くと、
どうしても子供時代の方が印象深くなってしまいがち。
だって、あのくりくりで透き通った瞳の兄弟を見ていたら、
仕方ないですよねぇ。
最後の最後にご本人たちがでてきて、
なんだか見てるこちらもテンション上がっちゃいました、
コンサートシーンだし。
-
実話をもとに映画化された家族ヒューマンもの。ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノというブラジルでの国民的デュオグループの成功までの軌跡が描かれる。彼らの父親フランシスコは小作人をしていたが、周りから白い目で見られながらも、私財を投げ打って子供達を音楽で身を立てさせようとした。しかし現実は厳しくなかなか芽が出ない。苦労の連続が続くが、観ていて重くない仕上がりになっている。というより、なにやら勇気付けられてしまう。最後にデュオ本人と父親が出てくるのだが、変わり者を自認しているのが、とてもかわいい。
-
家族、父親、感謝、感謝。