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- / ISBN・EAN: 4988113822305
感想・レビュー・書評
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1870年、ロンドンの名門寄宿校に入学した少年ワトソン(アラン・コックス)は、天才的な頭脳と推理力を持つ少年シャーロック・ホームズ(ニコラス・ロウ)と友だちになる。やがてふたりは、幻覚を用いた殺人事件の謎に挑むことになる。調査の中で、ラメ・タップという邪教集団が関わっていることを知る。
コナン・ドイルが創作した名探偵ホームズの若き日を、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の下、特撮を駆使した自由な発想で描いたエンタテインメント大作。
脚本が「ハリー・ポッター」などのクリス・コロンバスなだけに、青春ミステリーサスペンス映画という感じ。
お菓子や置物やミイラが襲ってくる特殊効果のシーンやラメ・タップの儀式は、「インディジョーンズ」という感じ。ナイーブで謎解き好きなシャーロック・ホームズの青春時代を演じるニコラス・ロウが、はまり役。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
た~のし~♪
学生時代のホームズ&ワトソン出会い編。
そして、ホームズと言えば、あの人も。
ホームズとワトソンの関係が楽しくて微笑ましいし。
ホームズは、若い時からホームズなのね(笑) -
コナン・ドイルに敬意を払ってって言ってる割には原作とは設定が変わってしまってるし・・・。まあこの頃の映画の特徴の雰囲気が出ていて良かったと思います(笑)
2010年6月5日 -
このDVDが最高なのは、
TV放映当時の吹替え版が入っている事。
最近の吹替えは訳も声も最悪なモノばかりだが、
80年代の映画は、訳も声優も正にプロ!!
数々の名作があり、TV放映版をビデオに撮って
何度も何度も観たものだ。この「ヤング・シャーロック」も然り。
そしてこの吹替え版のラスト、ワトソンの語りのセリフが
最高に良いので、ここに載せておく。
「遠く走り去る馬車を眺めながら、
私は彼に礼を言い忘れた事に気がついた。
彼は小心で臆病者の私を、勇敢な男に変えてくれたのだ。
その時の私は、自信に満ち溢れ、
どんな危険にも敢然と立ち向かえる気持ちだった。
スリルと謎に満ちた大冒険を、私は心から待ち望んだ。
その時の相棒はもちろん、あの
”シャーロック・ホームズだ!” 」
♪チャッチャララーラーラ チャッチャララーラー♪
そしてこのテーマ曲も実に映画らしく、
実にホームズにピッタリ!というクラシックスタイルで
たまらなく良い。ブルース・ブルートンという人らしい。
サントラ、買っておけば良かったな、と激しく後悔。
ホームズもハリー・ポッターの様なワトソンも、
恋人のエリザベスも、後にモリアーティとなる敵役も、
キャスト皆が良い。
ステンドグラスの騎士と戦うシーンなどの特撮も、
当時のILMの最高の技術を使って撮られていて、
今観てもなかなかのモノ。
個人的お気に入りシーンは、
恋人のエリザベスが窓越しに息をハァーっと吹き掛けて、
指で”I LOVE YOU”と書くシーン…。
これだけで泣けた……。