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- / ISBN・EAN: 4988135705303
感想・レビュー・書評
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飲んだくれだめなダウニー氏これだったか(笑)
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これは、サスペンスであってサスペンスではない。
【謎解き】はあるけれども、それは【正解ではない】。考えうるある一つの方法、ただそれだけなのである。正解という存在が何処にもない作品なのだ。
殺人を犯すこの“ゾディアック”は、警察や人々をあざ笑い、犯罪を楽しみ、いまも何処かでひそやかに笑っている可能性だってあるのだ。この犯罪は1970年代に起こったというのだから…。
【本当に終わっているのか?】
ジャック・ザ・リパー(切り裂きジャック)事件も、本当に被害者が五人だけだったのか、そうでないのか、さっぱりわかっていない。推測はされているけれども、事実はやぶの中である。
この作品は、【起こった事実】だけを定義したもので、犯人当てゲームではないのだ。そんなコトしたって、本当かどうかなんて、わからない。
この作品の主人公たちは、“ゾディアック”という存在にとらわれ、生きた。生き続けた。彼を追い求めるコトでなにもかもを犠牲にした。そういう人間もいる、というコトが前面に押し出されている作品なのである。 -
2007.06.16.- ユナイテッドシネマ札幌 公開
アメリカ2007 -
事件よりも、事件に関わった人達の話が強いので怖さは期待しない方がいい
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実際にあった連続殺人事件を基にした作品。犯人は誰か、という謎解きを求めて見ると満足しないと思います。
三人とも、ソディアックを究明するにしたがって同じ顔つきになっていく。これは事件を通して関わらざるを得なかった人々の、その人生を垣間見る映画。 -
さすがはデヴィッド・フィンチャー。面白すぎるくらいに面白かった。久しぶりに惹きこまれる映画を見た。映画自体、久しぶりに見た。(08/6/24)
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[Zodiac] 2006年 アメリカ PG-12
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実際の未解決事件を映画化した作品。
僕はあまり知識がないので知らなかったのですが
かなり有名な迷宮入り事件みたいですねぇ〜。
この作品は事件を元に作中でも書かれる
主人公のロバート・グレイスミスのノンフィクション小説を映像化したものなので、
実際とは違いラストで事件の犯人が明らかになります。 -
さすがデヴィット・フィンチャー。メッチャ面白かったっす。
ゾディアック事件を描くとともに、事件に関わった人を描く
ドラマで、史実に則っているのでどこまでもリアルに思える。
フィンチャーの描く人間は皆人間らしくて引き込まれる。
相棒に動物クッキー(クラッカー?)やBLTサンドを
ねだるデイヴが可愛くて可愛くて。俳優陣もみんな手堅くて
空々しさがなくて堪能できました。フィンチャー好きや。 -
とりつかれたひとたちのはなし。