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- / ISBN・EAN: 4580173834856
感想・レビュー・書評
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2007年に韓国にて放送されたテレビドラマ作品(全20話)。日本でも2008年にリメイクされている。
韓国版、主演はオム・テウン、チュ・ジフン。
高校のいじめが発端となり12年前に起きた、殺人事件。
加害者は当時高校生だったが権力を持つ父親により正当防衛で無罪となり、やがて自らの意志で正義に燃える刑事となったカン・オス。
被害者の弟である少年は法や世間や大人たちに見放され、世間を捨てやがて自らを見放した法を扱う弁護士へとなり、弱き者を助ける天使のような人物となったオ・スンハ。
しかし彼の裏の顔は悪魔のような冷酷な復讐者だった。そして特殊能力を持つ女性・ソ・ヘインと2人はそれぞれ関わることとなる。3人を結ぶ12年前の事件から繋がる現在の連続予告殺人事件。善人から悪人へと変貌を遂げた男の緻密に計算された復讐が始まる。
日本でもリメイクされ放送したドラマの元となった原作の韓国版魔王。
とにかく各々の登場人物を細かく描いています。何と言っても主人公たち、オス、スンハ、ヘインの3人の心情が細かく表現されていて、オスの犯人を憎むとともに憎みきれない苦悩やスンハの非情な悪人になりきれずに揺れ動く心情やヘインの犯人を止めたいという覚悟など見どころしかありませんでした…
特に最終話近くは皆がスンハの幸せを願っていて非常に辛かった…切なすぎた。
中盤、特にドロドロとした人間模様が濃く描かれていました。
話数を重ねるにつれ、復讐することに疑問を持ち罪悪感と嫌悪感に埋もれていくスンハの表情がとても良かった。儚げな表情が後半にかけて多かった。ヘインとの並んで歩くシーンはとても美しい。背景も相まってとても印象深く綺麗なシーンが多いです。
そして、オスもまたスンハ同様自身の罪に苦しむようになる。
悔やんでも悔やみきれない過去の罪。そしてヘインへ寄せる好意。そして事件に関わるスンハとの関係。
何より、スンハが全ての真犯人と気づいた時の表情と彼を憎み、捕まえたいと思う反面それがやり切れない悲しみになるという苦悩が凄く感じられた。
何より、セットや雰囲気などが非常に作り込まれているようで背景として輝いていたように感じる。
最終話の結末はこのドラマ作品の一番の見せ場で印象的なシーン。このシナリオの幕を下ろすにはあの結末しかなかったのだろうと思う。切なく悲しい終わりだけど、それが魔王という作品だろう。
より繊細に描かれている残酷で美しいけれど切ない物語でした。
愛とひきかえの復讐…まさにそんな感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までに見た韓ドラ、に限らず全てのドラマの中で、最も入り込んで見たドラマと言っても過言ではないほどはまりました。
多少のアラはあるもののストーリーが面白く、悲しい境遇の主人公に心を寄せたくなる。そして、主演もいいのですが脇役の俳優さん達がいいので、一緒に主人公を見守ってしまう。ドラマの中の人達ですが、実在の人のように思い入れを持って見たドラマでした。 -
カンオスかっこいい。。
テーマが大きすぎてなんとも言えないんだけど、完成度の高いドラマだった! -
今迄連続テレビドラマを見る事はなかったのですが、このドラマにははまってしまいました。ストーリーは単純なんだけどきちんとラストまで引っ張れる
ところがすごくストーリーも良いのだけどきっと主役のオム・テウンの功績が大だと思われる。かっこよいわけでもないのにとても気になる俳優さんだと思いました。 -
ジフン好き♡ジフン熱絶頂期に見たから更にかっこよく見えた!クールなジフン
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もぉーーーーーとにかくチュ・ジフンがかっこいいです!!!
内容も面白いし、音楽もとてもいいです♪ -
宮にはまってジフンが出てるので借りて観たけど面白かった!どっちが悪いって決めつけられなくて最後の話で泣いてしまった。でも一番可哀そうなのはあの人かと・・。日本でもリメイクしてたけど韓国の方が話長くて面白いと思う。
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ツタヤどろどろ系韓流系ドラマナンバーワンだったので、観てみたドラマです。
ちょうど、宮を見終えたあとでチュジフンにハマった時期でもあった。
さすが、ドロドロナンバーワン。
最初はなかなか引き込まれていった。
でも、ドロドロ過ぎて中だるみしてきたところで、前半終了。 -
悲しすぎる結末でした。最初から最後まで復讐が続き、最後には自分にも火の粉が降ってくる。因果応報とはこういうことなのかと思った。なんか救われないやるせない気持ちになります。
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心をわしづかみ!
苦しいほどに切ないストーリー!あぁ切ない!