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- / ISBN・EAN: 4988142647528
感想・レビュー・書評
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自然派カルト。原始へ還れと語りかける監督牧師への違和感は無視しよう。神は死んだ
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久々に示唆的な映画を鑑賞した。
民族独自の文明が西洋文化に浸食されていくところを映像化。
音楽、映像のクオリティはさることながら、
やはり残るのはその内容。
以下断片的に感じたこと。
●ざるをえないがあまりに多い。裸足でいることを許さないアスファルトの道路。繋がっていられなくなるからもつ携帯電話。
●どの文明、その時代でも人は社会的な機能を有しているのだけれど、文明化すればするほどその規模は大きく間接的になり実感しづらい。社会への影響力という言葉におけるその社会の捉え方の違いも生む文明化。
●喜びをを誘発するはずの遊具に乗る子どもの顔は、生活のために砂をスコップで掘る子どものそれよりこわばってはいやしないか。
●街角でひとり、子ども。
●人間は結局何を求めていきるのだろう。感情の共有?繋がり?笑顔?
●今言う発達って進歩なのかな。進歩というのは、その中で壊さずやりくる術を見つけることなんじゃないか。生きる知恵。
●ニュース番組、ビル群。まじ下世話。
●区画整理はちっともきれいじゃない。
●規律の発生。自然からか。イデオロギー的にか。
●今は結局壊れるものを一生懸命に作ってるだけ。
痛に感じたのは、
未開地区では人と人が近いなぁということ。
物理的な距離が精神のそれと均衡している気がした。
人は何を求めていくる事を運命づけられているのだろうかね。