試写会で見ました
これは『小さな中国のお針子』のダイ・シージエ監督の作品
主役の女の子はフランスと中国のハーフのミレーヌ・ジャンパノワだから
やっぱり似たような感じの作品でした
そしてもう1人の主役が『龍虎門』でドニー兄さんの恋人役をやったリー・シャオランでした
全然この映画知らなかったんですが、なんと同性愛の話だったんですね~
植物学者のところに実習生として勉強しに行ったミレーヌが
教授の娘のリー・シャオランと仲良くなっていつのまにか愛し合ってしまうという話
どうせ誰も見ないと思うからネタばれ書きますよ
2人でずっと一緒にいたいからとミレーヌはシャオランの兄と結婚するんですが
もちろん兄とはうまくいかず
兄が兵役に行ってる間に
父親に関係がばれてしまってそのために父親を誤って殺してしまって
結局同性愛と殺人で2人ともつかまって死刑になってしまうという
ものすごいお話です
なんか主役の2人があまり美しくなくて
兄も父もかっこよくなくて
えーと 美しかったのは風景?(爆)
『刺青』ぐらい美しかったら萌え萌えしちゃうんだけどーー
私が同性愛モノが好きなのは
今ではもうほとんどなくなってしまった「障害のある愛」だから
結ばれないとか、好きになってはいけないっていう切なさがたまらないんですよね~
でもこれにはそういうのが伝わってこなかったなあ
だからイマイチでした
でも最後は遺言でお願いして2人の遺灰を1つにしてもらったから
それで結ばれたんですよね
ちょっと切ないね
でも愛し合うことに葛藤がないからダメなんです(ダメなのか)
というわけで、オシイ作品でした