マンハッタン [DVD]

監督 : ウディ・アレン 
出演 : ウディ・アレン 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.89
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本棚登録 : 158
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142650528

感想・レビュー・書評

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  • 「君を月面に押し倒して惑星間変態セックスしたかった("I wanted to commit interstellar perversion with you")」に爆笑。良くも悪くもおなじみのアレン映画だった。星が一つ欠けているのはダイアン・キートンとのハッピーエンドを望んでいたから。

  • ウディ・アレンのモノクロ映画。
    登場人物みんな自分勝手だけど、いい大人になってもこんな風にドタバタ恋してるのって、楽しそうでいい。恋愛って、本人たちは真剣でもはたから見ると滑稽かもね。けど、それくらいがいいんじゃない。
    コミカルなウディ・アレンももちろん良かったけど、なにより真っ直ぐなマリエル・ヘミングウェイがすごく素敵だった。
    42才と17才の恋愛、ラストシーンがまた良いのです。

  • インテリの効きすぎたラブ・コメディ.たぶんコメディ.ぼんやりとだけど思ったことは,N.Y.C.・マンハッタンは,人生の通過の都市なんだなってこと.世界じゅうの人たちが集まって暮らするつぼでは,モノゴトの価値観もるつぼで,そういったものに影響を与え与えられながら何かを確立していくような,そんな雰囲気の漂う都市だなって思った.だから,親密な人通しが,混雑した狭いバーで肩を寄せあいながらお酒をのみのみ議論する姿なんか,うらやましくってしょうがない.
    若かりしころのメリル・ストリープにも会えるこの作品.テンポもよくっておもしろかった.

  • 映画先生にウディ・アレン特集で数本お借りした作品の一つ。今年になるまでまともに観たことがなかったけど、いちいち場面が美しい。動く絵という感じ。あ、それが映画か。

  • NYを舞台にした恋愛劇。
    「マンハッタン」と「ミッドナイト・イン・パリ」が見事に対になっている。
    マンハッタンがNYの街で展開する恋愛模様を風刺や擦れ違いを強調して描いているのに対して、ミッドナイト・イン・パリは、パリで生まれる恋愛を色彩豊かなに描いて行く。タイトルで示している恋の魔法のかかる夜に焦点をあてている。
    マンハッタンのなかでも記憶に残るシーンは、映画ポスターにもなっている橋の下のベンチで語り明かす場面とプラネタリウムで2人がお互いのことを語る場面。やはり恋が生まれるのは、それにふさわしい舞台が整っているからだ。
    ダイアン・キートンとメリル・ストリープの二大女優に引けを取らない存在感のマリエル・へミングウェイの演技は見事でした。

  • アニーホールに続き
    ウディ・アレン、2作目。

    モノクロのマンハッタン。
    冒頭シーンが特に印象的だった。

    内容は、本当にたわいもない
    どうしようもない男の話なのに
    なんだかぐっと引き込まれる。

    やっぱりウディの愛らしさかな。

  • 制作年は1979年となっており、ウディ・アレンの初期作品。
    屋内外を問わず、都会的で洗練された(まさにマンハッタンを舞台とするにふさわしい)ショットの数々。暗闇や夜の小さな光源が映えるのはモノクロ作品ならではだろうか。

    台詞回しは衒学趣味とユーモアの混じったもの。とりわけそれを堪能できるのが、原人の標本室でのウディ・アレンとマイケル・マーフィーの口論シーン。ありふれた痴情のもつれに対し、未来世代に対する各人の人格の尊厳まで引き合いに出すウディ・アレンの怒りの表現が、何とも大げさで苦笑を誘う。

    また名曲の使い方も、プロットを追う観客に「ちょっとした休憩」と「軽やかな雰囲気」を与えていて作品の完成度に貢献しているように思う。
    脚本もまた数名の男女の恋愛心理をきめ細やかに(つまりその不安定さをまるで不自然になることなく)描いており、それだけでも鑑賞に足る。優れた作品であることは論をまたないだろう。

  • <マンハッタン>にかける愛は、ハンパない。

著者プロフィール

1935年、ニューヨーク生まれ。映画監督、脚本家、俳優。『アニー・ホール』でアカデミー監督賞・脚本賞、『ハンナとその姉妹』『ミッドナイト・イン・パリ』で同脚本賞を受賞。小説に『これでおあいこ』他。

「2022年 『唐突ながら ウディ・アレン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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