スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)

監督 : ティム・バートン 
出演 : ジョニー・デップ  ヘレナ・ボナム=カーター  アラン・リックマン  ティモシー・スポール  サシャ・バロン・コーエン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.38
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本棚登録 : 1064
感想 : 205
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135707819

感想・レビュー・書評

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  • 復讐のために猟奇殺人へと走るスウィニー・トッドと
    彼を愛したミセス・ラベット。

    グロいシーンは満載だし、どう考えたって
    幸せな展開なんて考えられないような物語なのだが
    なんだか見るのをやめられない。

    最後まで見るものを強引に引っ張りこんでいくのは
    役者がいいのか?監督の手腕なのか?

    しかし悲劇的なラストになるのは仕方がないにしても、
    あのオチは悲しすぎる。
    ミュージカルなのに印象に残るナンバーがないのも
    マイナス。

    でも、ジョニーはモノクロが似合う。

  • グロをウリにする映画は、幾らおしゃれに着飾っても好かんことがよーくわかった。

  • ひたすら、血が流れてくる

  • でた!シザーハンズと類似の映画!
    でもシザーハンズと違うのはシザーハンズは隠れるけどこっちはこそこそ悪いことしてる

  • うん、私は、ティム・バートンが好かないんだな!!認めようもう潔く認めよう!という決心をさせた一作でした。良さというか、こういう作風や世界が求められるのはよくわかるし、今作歌わせたのも、それがあえての下手さなのも感じられるし巧いな〜と思うんですけど、だから単純に私はこういうのは好かないんだな!と思いました。
    なんちゅうか、サブカル女子的な愛好心を私も持っていたい!という願望に過ぎなかったのだろうなーと。それでも割と好きな作品はあるんですが。あとデップはデップで好きな作品もあるんですが!でももう無理して観ないでいいやと思いました。

  • R15な部分で興醒め。
    知ってる方々はよく出てきたんだけど…。

  • 〜ものがたり〜

    舞台は18世紀末のロンドン。
    好色な判事に妻を横恋慕され無実の罪を着せられ流刑にされた主人公スウィーニー・トッド。15年ぶりに街に戻った彼は、妻の自殺と、娘がターピンに養育されている事実を知り、彼への復讐を期して、ラヴェット夫人のパイ屋の2階に床屋開き、判事への復讐を誓うのだが…


    〜かんそう〜

    オープニングで流れるパイの製造工程が前作
    「チャーリーとチョコレート工場」のオープニングで流れていたチョコレートの製造工程の
    セルフパロディ(カカオの代わりに真赤な血が流れている!)になっていてまずニヤリとさせられます。
    その後も「コープス・ブライド」の実写バージョンみたいなセットに
    「スリーピー・ホロウ」のようなゴシックな衣装等々
    バートンイメージのつるべ打ちにファンなら十二分に楽しめる映画…
    …のはずでした、個人的にはこれだけ贅をつくした映画ながらいま一つ入り込めませんでした、それは何故かというと…

    個人的に私がバートン映画に期待しているのは「異形の者への愛」なんです。
    『シザー・ハンズ』しかり『バットマン』しかり、『エド・ウッド』しかり。
    その容貌や嗜好ゆえ、社会から疎外されたり虐げられし者に対する
    感情移入過多なバートンの視線に俺、感情移入しまくりんグなわけです。


    ある者は存在を受け入れられず孤独の道を歩み…

    ある者は社会に復讐を試みるも敗れ、破滅の道を進み…

    ある者は世間に認められなくとも、すぐ傍にある「幸せ」に気づき本来の場所に戻る…

    う〜ん、いいねぇ… 

    『オッシャレ女の子向け映画』とのレッテルを貼られながらも
    私がバートン作品を追いかける理由はバートンが「愛すべき弱者」を思い入れたっぷりに描き、感動を呼ぶことのできる作家だと思っているからなんです。
    (ちなみにみじんコのベスト・バートン作品は『エド・ウッド』 
    冬の極寒の湖で張りボテタコに絡みつくベラ・ルゴシの演技は何度観ても泣けるで!!)

    でも、今回の主人公、スウィーニー・トッドに対してはそんな「異形愛」がイマイチ感じられませんでした。
    確かに妻子を奪われた主人公は同情を禁じえませんが、
    だからと言って無差別殺人鬼になっちゃっていいの?
    鑑賞中、なぜ彼がそこまで狂わなくてはいけなかったのかが
    理解できず、トッドがサイコ野郎にしか見えませんでした。

    …ただ、それは客観的に理屈でモノを考える人の感じ方であって

    「最愛の者を奪われた! 世界のすべてに復讐したい!」

    そう思って実際に行動してしまうのもまた人間であったりするわけで
    「失った物」=「奪う物」が必ずしも等価である必要は無く
    本人からすれば「愛ゆえの破壊衝動」に理由もへったくれも無いのかもしれません。

    そう考えるとトッドも、判事も、ラヴェット夫人も、召使の少年も

    「愛ゆえに人としての道を踏み外してしまった者」

    として観れることに気が付きます。
    どうもこの映画は「愛の深さゆえに破滅に向ってしまった者たちの悲劇」として観るのが正しいようです。
    それなら真っ当な恋愛道を歩む船乗りとトッドの娘のその後に何のフォローも無かったのも納得です。

    周囲の人から変人扱いされていたオタク少年バートンがハリウッドで成功を手にし

    『猿の惑星』で出会ったヘレナ・ボナム=カーターと結ばれ
    『ビッグ・フィッシュ』で生まれた子供に対して自らの父親像を描き
    『チャーリーとチョコレート工場』で理想の家族像と父親との和解を描き
    『スウィーニー・トッド』で愛する者を失う悲劇を描くというのはわかりやすいフィルモグラフィーと言えるのかもしれないし、そうでないかもしれませんw

  • まあまあかなと。

  • <ホラー映画>のジャンルに属するのなら、
    どんな残虐も理不尽も覚悟の上で観ていたはずなのに、
    この後味の悪さは一体何だろう…

  • (Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street; 
                        2007/米・英、117min.)

    舞台は19世紀のロンドン、フリート街。
    イギリスの怪奇小説が元となってる。気色悪い。

    ◆ ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門): 作品賞、主演男優賞              

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