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- / ISBN・EAN: 4988159273185
感想・レビュー・書評
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村上龍の映画だから見てみたけれど、自分が苦手な村上龍みたいだった。
本を書いて、なおかつ映画にまでしているから相当思い入れの強い作品なんだろう。
ただ、彼が本当に言いたいことは本を読まないとわからないはず。
自分は読んでないから感じたことだけ書くと…
最後の方に「友達」が出てくるのは人間性の回復?
でも「友達」も一般的に見れば狂人。
その「友達」に親友と認められたということは、彼女もその”狂った”世界に仲間入りしてしまったのか?もう引き返せない道を彼女は進んでいるのだろうか?
そんな世界であってさえ彼女はつながりを得られたことを喜ぶのか?
最後のシーンは彼女の異常への旅立ちかはたまた日常への回帰か。
もはや「日常」には戻れないであろう彼女には「異常」を「日常」として生きていくしかないようにも感じる。
いずれにせよ、最後の30分に言いたいことが凝縮されているように感じた。
「私がお金持ちなんじゃないの。日本がお金持ちなの。でも、男達は自信がないからみんなマゾになっちゃうのよ。そこから私はお金を取っているの。私はその生き方に誇りを持っているわ。(元の台詞とは違うかもしれない)」
がなぜか印象にのこった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終始SM。
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[トピックス]
小説『限りなく透明に近いブルー』で鮮烈なデビューを果たした村上龍が自身の作品を映像化!新装ジャケット版。溢れかえる情報の中で懸命に、あるいは無自覚に自らの存在意義を求め、東京の夜の底を彷徨う一人の女性を通して、モラルや価値観の瓦解がリアルに予言した作品。
[監督] 村上龍
[出演者] 二階堂ミホ、天野小夜子、加納典明、島田雅彦、三上寛
[原作] 村上龍
[脚本] 村上龍 -
話の凝ったエロビデオ。