ラスト・フレンズ ディレクターズカット 完全版 [DVD]

出演 : 長澤まさみ  上野樹里  瑛太  水川あさみ  錦戸亮 
  • ポニーキャニオン
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632132701

感想・レビュー・書評

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  • 家や職場でも居場所が得られず、恋人からのDVに苦しむ藍田美知留(長澤まさみ)、モトクロス選手として全日本選手権優勝を目指す一方、性同一性障害という誰にも言えない悩みを抱える岸本瑠可(上野樹里)、女性達の良き相談相手でありながら、姉から受けた性的虐待による過去のトラウマからセックス恐怖症に悩む水島タケル(瑛太)、寂しさを埋めるように恋愛依存する滝川エリ(水川あさみ)。悩み傷ついた4人は、ひょんな事から、シェアハウスで共同生活を始める。
    そして、彼女達は共に暮らすうちに、人と人との関わりの大切さを知り、前向きに生きようとする。
    DV、性同一性障害、虐待、恋愛依存など若者が向き合う問題を正面から描いたドラマ。
    長澤まさみ演じるミチルと錦戸亮演じる宗佑は、親に愛されなかったトラウマに苦しみ、ミチルは相手に嫌われないために強引に束縛してくる宗助の言いなりになってしまい、宗助は母親に棄てられたトラウマがあるが故に愛されたい相手を束縛してしまう。最終的にミチルは、どんな時も助けてくれたルカやタケルとの絆を支えに、宗佑に立ち向かえるようになる。
    寂しさを埋めるように恋愛依存するエリは、ミチルの問題をシェアハウスの仲間と解決しようとする中で、自分に自信を持ち運命の人に真っ直ぐ向き合えるようになる。
    性同一性障害を隠し続けていたルカは、信頼し合えたタケルやエリに自分の悩みを受け止めてもらえたことで、両親にもカミングアウト出来た。
    一人一人は孤独だけど、同じように傷や悩みを抱えた者同士が支え合えるなら、より良い明日が見える。ベタだけど、そう思える傑作ヒューマン青春ドラマ。
    のだめのイメージから見事脱却した上野樹里、難しい役を演じた瑛太、宗助という難しい役を演じ切った錦戸亮、ドラマのテーマを凝縮した宇多田ヒカルの主題歌が、素晴らしかった。

  • ほんと久々に1話から最終話まで見たドラマ。

    シェアハウスというまたとない場所をホームにして、それぞれの生き様が動いていく。

    個人的には、瑛太と上野樹里のキャラが光っていた。

    こういうのをやってくれるなら、ドラマを芸術として認めたくなる。

  • 人と人との間がある限り、「悩み」は生まれるモノなのさ♪
    愛・解放・苦悩・孤独・矛盾… 大変なのさっ♪
    群像劇っぽい恋愛モノのドラマは、うっとーしいし、お約束の展開ばっかりやからキライでスルーしてたけど、
    主役が「のだめ」メンバーやしなぁ
    瑛太やしなぁ
    演技派揃いやしなぁ ってことでとりあえず見る。

    主題歌の宇多田の曲が、ドラマの展開とか内容とリンクし過ぎててビビッた!! この脚本の為に作曲したんか??それとも曲が先なん?? 歌詞の、
    「残酷な運命が二人を引き裂けば…」
    「平気な顔で嘘を付いて笑って…」
    ピッタリ感まる出しやないかッ!!
    シェアハウスっていう特別な環境には、お年頃の若い男女に異性関係についてホンネの言い合いをさせてしまうという魔力があるんかなぁ。 いやいや、ドラマやし。そんなんありえへん…事もナイかなぁ。

    宗祐の最後の手紙の内容の、
    愛し方が分からなくてゴメン とか
    君の全てで在りたかった とか、響き的には良いカンジに聞こえるけど、恋人に対する暴力が肯定されるわけじゃナイし、
    DVがあった事実は変わらへんよ。
    彼の表・裏の矛盾は理解不能やっ。幼少時のトラウマ引きずるにもほどがあるわぃ。

    最後らへんの、トラックとの衝突には 焦った。
    ココにきて今からその展開はナイやろーって思った。

    キッチンとかに皆で集まったり、誰かと一緒に居合わせた時に
    コーヒー煎れようか??紅茶にする??ハーブティーどう??的な一言が、何気ない会話の中に混ざってて、なんかそれが良かった。
    このドラマの主役は、実はマグカップなんかな??って思うくらいに♪
    「器」とか「割れやすい」っていう象徴かぃな。

    ラスト・フレンズの「ラスト」は、「続く」とか「最上の」って意味合いっぽい。

    2008年07月14日

  • 放送当時、毎週ちゃんと観れずにずっと後悔していたドラマ。やっと観返せました。DV、性同一性障害、性虐待といった重いテーマがリアルに描かれている。それぞれの演技が素晴らしいが、特に性同一性障害、DV夫という難しい役どころをそれぞれこなした上野樹里と錦戸亮がすごいと思った。
    台詞も素晴らしく、胸に刺さるものが多かった。特に瑠可の「人がどのくらい孤独かなんて、傍から見ただけじゃ分からないよ。」という言葉は、そうだよなぁと感動した。
    歪な形でしかみちるを愛せない宗助は怖いけれどどこか可哀想で、どうしても離れられないみちるの気持ちも分かる気がする。
    ラストは、こんな家族(共同生活?)の形もあるのか……と驚いたけれど、アンハッピーエンドを予想していたので安心した。誰も孤独にならなくて良かったと思う。

  • タケルな状況です

  • どきどきする、錦戸くん怖い。

    本当にある話だから怖い。

    ミチルの弱さも怖い。

    エイタとジュリちゃんに惚れた。

  • 出演: 長澤まさみ, 上野樹里, 瑛太, 水川あさみ, 錦戸亮

    今を生きる若者たち、それぞれの愛のかたち。
    長澤まさみ、上野樹里の若手2大女優に加え、瑛太、水川あさみ、そして錦戸亮が夢の競演!
    悩み苦しみながらも前向きに生きる若者たちの青春ヒューマンストーリー

    社会問題化しているDV(ドメスティックバイオレンス)やセックスレスなど、
    現代人が抱えるさまざまな問題を真正面から捉え、
    恋に臆病だった若者たちが自分らしく前向きに生きていく姿をリアルに描く。
    深い悩みを抱えた彼らが、ぬくもりを求めてシェアハウスに住むことによって、
    友情や人と人との関わりの大切さを学んでゆく青春ヒューマンストーリー。

  • 昼ドラがキャスト豪華にして夜にきたかんじ。おもしろすぎる!

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