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- / ISBN・EAN: 4523215037051
感想・レビュー・書評
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「いただきます」と「ごちそうさま」は必ず言おうと思わせてくれる作品
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大量生産、大量消費の裏側にある食の現状を伝える作品。
野菜と同様に機械で箱づめにされていくヒヨコたち、
人工的に生産され、殺され、解体されていく牛たち・・・
良いとも悪いとも言わず、今ある事実がただ淡々と投げかけられる。
その事実を知って、考えるのは画面のこちら側にいる私たちの役目だから。
いのちの食べかたという邦題は、なかなかうまいと思いました。 -
ナレーションもBGMも一切なく、映像が淡々と流れているだけ。それでも最後まで飽きずに見入ってしまった。
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観るのと見るのでは違うとどうしても思ってしまう。
いわんや体験するのとでは。
ドキュメンタリーは知ることで止まってしまって、
実感までには至らないんじゃないかなぁ。 -
2010年11月16日(火)、読了。
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普段は目にすることもなく、大切なことなのに、教わらずに生きてきました。
自分が口にしている食べ物のことですが、意外と知らないことは多いかもしれませんね。
ナレーションなどは一切なく、淡々と映像が流れている映画でした。
外国の映像でしたが、日本も同じでしょう。
色んなことを感じることができました。
でも結局私にできることは、月並みな言い方ですが、これからも感謝の気持ちを忘れずに、大切に頂くということ。
当たり前のことですが、これだけはしっかり思いました。 -
【いのちの食べかた】ベルトコンベアで運ばれる命、生物が食品へ変わる瞬間。殺して皮をはぎ臓物をえぐり出す。残酷に聞こえるがこうして人間は生かされている。解説、字幕、音楽、一切なし。流れる事実を受け止めるのみ。当然面白くはないが感謝を忘れぬためにも一度は観賞すべき。60点
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原題は「OUR DAILY BREAD」。
私たちが普段口にしている野菜、魚、肉が
どのように作られているか、加工されているかを
映し出したドキュメンタリー。
字幕もなく、ただただ淡々と、
それぞれの単純作業を映し出している作品でした。
豚を切り裂くシーンや
牛を殺してさばいていくシーンは
きちんと見ることが出来なかった弱小者の私ですが…。
繰り返しの作業が人間の感覚を麻痺させていて
それぞれの作業に携わる人々は黙々と、無表情。
「文明化」され、分業化された、
少なくとも日本を含む「先進諸国」では
自給自足の生活の片鱗は都市から消えて、
予測される需要をまかなう量の食料が出荷されていく。
豊作の年には価格調整のために食料が廃棄され、
満腹、好き嫌いの理由の基に大量の料理が廃棄される。
人間が生きていくために作り出しているシステムの影に
沢山の命があることを、考える一時をくれました。
知っておいた方が良いこと、
見ておいた方が良いドキュメンタリーだと、思います。