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- / ISBN・EAN: 4527427642010
感想・レビュー・書評
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主人公のジェシカは両親を早くになくし、おばあちゃんと仲良しの女の子。
そのジェシカがパリのカフェで様々な人たちと出会う。
なんだかほんわーか心があったまるお話でした。
胸に衝撃を受ける話ではないけれど、心にそっと刻まれるお話。
ジェシカは最後に良い恋を見つけられて、その姿にもほんわかできて、なんだか幸せな気持ちになりました。
最後におばあちゃんの言葉で「恐れずに前に一歩踏み出すこと。それで私の人生は輝いたのよ。」と語りかけられます。
一番心に響きました。
明日も頑張ろう、と思える映画でした。
観て良かった!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
群像劇。ショートカットの主人公が可愛い。
今までの人生のうだうだとか小さな後悔とか、
あるからこそ人生は楽しいのかも。
不満足と幸福。
相反するようで、つながっている。
自分の心に素直に、感じて、表して、
そんなふうに自然に歩いていたら
小さな幸福にめぐりあえるかも。
原題"Fauteuils d'orchestre" -
素敵な映画、としか言いようがない。
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パリ8区の鼓動、息吹、そして輝きを感じることができる作品です。
ニコラ・ピオヴァーニの暖かく懐かみを帯びた音楽も素敵ですが、
劇中に使用されているピアノの演奏にうっとりしました。
特に、病院の癌患者の病棟で奏でられたリストのコンソラシヨン(慰め)は、
音楽、映像ともに美しく心に刻まれます。
DVDに収められているメイキングの映像を見て、細部まできちんと見てみたいと思い、2回見てしまいました。
最後のセリフ「j'ai une belle vie」が、後味に美しい輝きを残します。 -
ジェシカがすっごく好きだ!!!!!!
なんでだか泣いちゃった・・!この映画好きだあ~。
男三人で飲んでて、何度目かの「でも僕は愛してる・・・」っていったときの2人の反応がすごくツボだった!
あと、3対3の対比で、やっぱり女性たちと男性たちでは色が違って、なんだかおかしかった! -
フランス映画によくある「え?どういうこと?説明求む!」なフシギ要素が無くて、見やすかったです。単に作りがアメリカ的で見慣れた感じだからなのかもしれないけど。人が少しずつ心の距離を縮めて行く様子に胸キュン。出会いってすばらしい!あと、男性三人と女性三人の比較対象のシーン、思わず笑っちゃいました。可愛くて。
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セシル・ド・フランスが可愛い。
一々哲学的で、やっぱり私はハリウッド物よりフランス映画が好き。
もっともっと日本に入ってきてください。 -
こじゃれたフランス映画 見終わった後のふわふわした余韻
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洒脱な群像劇。
数個の人生をつなぐのが、劇場向かいのとあるカフェ。
カフェの目線の高さがほどよい。
劇場とカフェ、という対角線が、いくつもの人生に潜む
喜怒哀楽をおかしくほろ苦く鮮明にライトアップする。
構成の妙。
ラストの一気の加速が、まるで人生に感謝し讃える太鼓の
音のように心地よくずんずんと響く。
この台詞が心に残っている。
「私には才能がなかった。
だから彼らの近くでずっと仕事をしたの。
その事に今とても満足。
彼らのお陰で私はとても幸せだったわ。
ありがとう。」
lovefigaroさん、教えてくれてありがとう。 -
THE フランス映画
現実とうまく沿わせるかどうかは別問題で、
自分に素直に生きるのが上手なのがフランスのオトナなのかもしれない。