たみおのしあわせ [DVD]

監督 : 岩松 了 
出演 : オダギリ ジョー  麻生久美子 
  • メディアファクトリー
2.85
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感想 : 165
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228084418

感想・レビュー・書評

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  • オダギリジョー、麻生久美子出演に加えて岩松了監督(ちょっと出演!)ってことで時効警察みたいでわくわく!
    オダギリジョーが麻生久美子との結婚へ向かっていくお話なのだけれど、霧山くんと三日月くんが結婚したみたいでわくわく!

    アマプラの「たみおと一緒に考えよう。しあわせって、なに?」の文言にまんまとひっかかってしまった感…

    自意識過剰でコミュ障気味の民男(オダギリジョー)とお見合いで結婚することになった瞳(麻生久美子)。
    そして、民男と一緒に生活している、ちょっと過干渉で過保護な父(原田芳雄)。
    彼らと、彼らを取り巻く人間模様を描いていく。

    「たみおのしあわせ」というタイトル。
    しあわせとはつまり、ここでは結婚のことを意味している。
    幸せの価値観の幅も狭義で、田舎という閉塞感たっぷりの監視社会もしんどく、おじさんたちの会話は古臭くて下世話。
    とはいえ13年前の作品で、携帯はみんな折り畳み式のパカパカするやつで。
    古臭くて当然なんだけど、その古臭さがわたしが苦手なタイプだったっていうだけで。
    でも、時代問わず、田舎ってこういうものだった気がする。わたしも地元にいたら、次から次へとお見合いとかさせられてたんだろうか。
    東京に出てきてよかった。

    結局、たみおのしあわせって、なんだったんでしょう?

    • naonaonao16gさん
      ゆうママさん

      もしご不快な思いをさせてしまっていたらごめんなさいm(_ _)m
      削除させていただきました。

      気弱ではないですよ!かっこい...
      ゆうママさん

      もしご不快な思いをさせてしまっていたらごめんなさいm(_ _)m
      削除させていただきました。

      気弱ではないですよ!かっこいいです!!
      2021/08/30
    • アールグレイさん
      naonaoさん
      不快な思いなんて全然です。言わないほうが良かったのかな?なんて思っています。
      これからもよろしくネ
      ♪ d(⌒o⌒)b♪
      naonaoさん
      不快な思いなんて全然です。言わないほうが良かったのかな?なんて思っています。
      これからもよろしくネ
      ♪ d(⌒o⌒)b♪
      2021/08/30
    • naonaonao16gさん
      良かったです\(^o^)/
      こちらも何も問題はございませんので!
      これからも是非宜しくお願いします!
      良かったです\(^o^)/
      こちらも何も問題はございませんので!
      これからも是非宜しくお願いします!
      2021/08/30
  • 思っていたのと全然違うラストだったので、思わず身を乗り出しました。

    どうやらモテるらしい父(原田芳雄)と、どう考えてもモテない息子(オダギリジョー)の父子家庭が話の核。お見合いをしては断り続けてきた息子が、ついに聡明で美しい女性(麻生久美子)と結婚することに。
    このメイン3人がすごくぴったりしています。
    麻生久美子の浴衣姿はべらぼうに美しく、しかも可憐で、でもどこかちょっと色っぽくて、そのあとのキスシーンは、オダギリジョーが気持ち悪いロン毛メガネであることを忘れるロマンチックさ。
    原田芳雄は、仕事もちゃんとやってて、人間関係もしっかりしてそうに見えて、なんかどこか抜けている感じが出ていて、人間らしい魅力がびしばし出ています。

    この3人に、父の同僚で恋人(大竹しのぶ)と父の妻の弟(小林薫)が絡んできますが、この2人がまたにくい演技です。
    小林薫がただいまと現れるハーフパンツのスーツ姿は、最高に気持ち悪くて最高に面白く、そして一周回って粋に見える、さすが小林薫!なシーンでした。

    英語でいうcommitment phobiaなのかな?という印象ですが、ほのぼのしつつも殺伐とした心境を描いていたり、表面的には気づかないんだけど本質的になにかが壊れている心、それにタイトルにもなっている「しあわせ」とは、についてそれとなーく描いているのが邦画っぽいなと思いました。

    ラスト近く、親子2人でバスに揺られ、息子に膝枕してもらう原田芳雄の破壊力が凄まじかったです。

  • 時効警察が好きで、これを見ない訳がない!と思い見た人です。
    でも見始めると、時効警察とは違った雰囲気。あのハイテンションの麻生さんも、面白い顔したオダギリさんもいませんでした。
    って当たり前ですよね。役者さんなのだから、役によって人が変わる。
    でもここまで時効警察メンバーが出ていると、どうしても比べてみたくなってしまうのです。
    あの和気あいあいとしたメンバーが、こういう雰囲気の映画を撮っている間、きっとギャグいいあったりしてるのかなとか。

    時効警察を頭の中から消して、一つの作品としての感想ですが、それほど悪くはないです。
    むしろ、結婚式場を逃げ去るのはこの2人か‼と驚いて笑いました。
    終わり方や途中や登場人物で、わからないところもありましたが…
    本編を見終わった後にコメンタリーの存在を知って、結構救われた気持ちになりました。
    コメンタリーの方が面白かったかもしれないですが、また違った面白さということで。
    いろいろツッコミをしていて笑いました。

  • 岩松了監督に、オダギリジョーと麻生久美子のW主演。そして、時効警察の面々もちょこちょこ登場、と、そらもう期待するしかないぜ、って感じでドキドキで鑑賞したのですが、、、うーん、すみません。あんまり、ピンと来ませんでした。残念ながら、、、多分、ハマる人にはドンピシャでハマるタイプの映画やと思います。そういう人が羨ましいなあ、そんな感じでしょうか。

    洋画と比べると、邦画の持つ独特の雰囲気は大好きなのですが、この映画は、ちょっと画面が暗すぎかなあ、、、?と思う次第です。岩松監督の価値観や世界観を反映させての、画面の暗さだと思うのですが、ちょっと、暗すぎかなあ?と思いました。個人的には。こんくらい暗い方が、ちょうど良い、って思う人もいはるでしょうからね、そこは、人それぞれなのでしょうね。

    それにしても、どう考えてもホンマは超絶男前なのに、これほどまでに、いなたい、パッとしない、冴えない雰囲気の主役を演じることのできるオダギリジョーの凄さよ。ホンマ、ええ俳優ですよねえ。

    あと、なんでここで起用されたのか?というのが謎なくらいですが、忌野清志郎の登場シーンは、やっぱこう、グッとくるなあ。キヨシローさんが生きて動いている、ということを、音楽の場以外で観ることができるのは、やっぱ貴重です。
    めちゃんこチョイ役ですし、あえてキヨシローさんを起用しなくてもええやん、って役柄だと思うのですが、でも、あっこでキヨシローさんの起用を選択したのであろう岩松監督の選択眼には、感謝あるのみです。

    エンディングは、「卒業」と「フィールド・オブ・ドリームス」のパロディーだと思うのですが、正直、なんでそこでパロディーにするんやろ?という感想を抱きました。もっと別の、ちゃんとした、っていうのも変な言い方ですが、オリジナルな感じで終わって欲しかったなあ、というのが、正直な個人的感想ですね。

  • 日本式結婚についてちょっと本気で考えなければと思い鑑賞。なんというかアレルギーが抉り出される。全体的に染み渡る辛気臭さ、がんじがらめの慣習への息苦しさ、距離が近すぎるどろどろの人間関係、男尊女卑的感覚と苛立たしい男にしがみつくしか生きていく道がないような女性(これはしのぶさんの演技が上手すぎてもはや気味が悪くなったので彼女のホラーシーンは毎回飛ばさざるを得なかった。)、なにかしらの伝統の神格化とそれ以外への排斥。麻生久美子は確かに美しいがそこに人格は認めておらず商品として神格化されている。それが絶対主義的で恐ろしさえも感じてしまうような怖さがある。

    なぜこんなにも気色が悪いと感じるのだろうかのだろうか.....古臭さと嘘くささが共存している。キャストは好きなのに残念すぎる。その背後に潜む暴力性が見えるからだろうか。全体的に善悪の2項対立を極端に配置し過ぎていて気味の悪さが際立っているのだろうが、古典的すぎてセンスが悪い。

    そもそも日本で結婚の時だけキリスト教式に誠実さを誓ったって、やっぱりそれは嘘にしかならない。日本人はきっと愛も友情も自由も平等も、そんなものファッションでしかない。それっぽいからしなきゃいけないものであって、それが周りにどういう影響を与えるかというところまで深くキリスト教的世界観を知ろうなどという気はない。

    本気で愛とか考えたいなら、やっぱ日本じゃダメなんじゃないか、と思った。だってその文化はもともとなくて、ただメディアによって表層的に輸入されただけだ。その国では理性よりも感情が優先されている。それは明らかにヨーロッパ文化と相性が悪いのである。

    こんな映画を見ると日本でのどろどろの人間関係を思い出して嫌な気分になった。しかし、それは文化的な根無し草である日本の象徴かもしれない。だからといって、それ自体がどこかで最近構築された理想である女性のお淑やかさへの手放しの賞賛とそれ以外の排除、みたいな伝統に則ったところで限定的に幸せになれる人はいるかもしれないが、マジョリティを排斥してしか成り立たないという矛盾がある。

    この映画の嫌いな部分、おそらく一言で言えば視野の狭さとそこから生じる、彼らが賞賛しているはずの「良さ」に対する矛盾に満ちた逆説だろうか。

    私はもうちょっと軽いコメディの方が好きだ。

  • 2007年 日本
    監督:岩松了
    出演:オダギリジョー/麻生久美子/原田芳雄/大竹しのぶ/小林薫

    監督・岩松了で、オダジョと麻生久美子ちゃんといえば、やっぱり時効警察ですが、同系の、ゆる~いテイストでありつつ、個人的にはこれ、イマイチ伝わって来ない映画でした。

    オダジョはロン毛にメガネのさえない男、小悪魔系の麻生久美子ちゃん、男前のお父さん原田芳雄をはじめ、一人ひとりの役者さんは当然芸達者で、とくに一種悪役の、大竹しのぶと小林薫の役柄のいやらしさときたら、主役陣以上にインパクト大だったのですが、ラストのオチの意味が、正直全くわからなかったので、ストーリーそのものよりは、そこまでの経緯だけを観察するのが楽しい感じ。

    結婚式の当日に、女の恐ろしさを知ってしまった新郎本人と新郎の父が、映画「卒業」よろしく手に手をとって、花嫁を置き去りに式場を逃げ出すまでは、結構ブラックで面白かったんだけど、いかんせんその後が…意味不明。なので後味がどうにもすっきりしません。微妙。
    (2008.11.04)

  • これ大好き。やさしくてゆるい。そしてかわいい。
    以下ネタバレあり。

    オタク(っぽい)たみおは、父と二人暮らし。何度もお見合いを繰り返すが、なかなか結婚できない。ところがついにお見合いで現れた美人に「私と結婚してください」と言われ、めでたく結婚することに…なったはずだったが…。

    まず、ふたりのやりとりが可愛い。
    たみおがプロポーズされ、走って帰って父に報告したときに
    「あの靴すごく走りやすい!」
    「おー、見たよー、かっこいいねぇ」っていうのとか。

    父に好きな人がいることを知って、本当に嬉しそうな顔をするたみおとか。

    誕生日の日に好きな人から予定をキャンセルされてパンフレットをしわくちゃに折り曲げるけど、あとでそのしわを一生懸命のばしているところとか。

    役者が素晴らしい。

    何よりラストがいい。

    自分が結婚することで父がひとりになってしまうことを知って、寂しく切なく結婚の誓いをしないたみお。
    一方で、たみおのフィアンセが自分に気があることを悟り、たみおの報われない未来を思って、結婚を阻止しようと考える父。

    父と息子で結婚式から逃亡する。

    そのあとバスに乗る無言の空気。

    父と息子ふたりで送るゆるい生活。
    ふたりとも忘れられない母親。それが「たみおのしあわせ」

  • 50代以上の男性が好きそうな映画だなぁと思いながら観ていたら、ラスト10分は未だかつてない衝撃の展開!!

  • 前から気になっていた映画ではあるけれど、予想と全然違う。結婚までのドタバタが主題だと思っていたけれど、何だこれ?という感じ。コメディにしてもぜんぜん笑えない。良かったのは麻生久美子のしなを作る感じの演技と、最後の「卒業」をパロディにした部分だけ。私的にはうーんという感じ。感想はこんなところです。

  • やっぱりオダギリジョーがカッコイイ。
    そして麻生久美子がカワイイ。
    観ていてなんだかほのぼのした。
    とくにほのぼのする映画っていうわけでもないと思うのだけど。
    洋画も邦画もどちらも好きだけれど、邦画はなんとなく観ていて落ち着くなと思った。

  • 〜2015

  • 「時効警察」のコンビと聞いてレンタルしてみたけどなんか最終的によく分からなかった…期待しすぎた…

  • 新郎の父が新郎を連れ去る物語。

    母を亡くし、見合いに励む、いや、父が息子へ勧める見合いだな。

    ようやっと、良き人に巡り会うも、母、そして妻を忘れられぬ息子と父。

    牧歌的な、起伏に乏しい平坦な物語に終始。

    原田芳雄がはまり役ではあるものの、オダギリはキャストミスとしか思えない。

  • 結婚しても、しなくても、どのみち君は後悔することになる
    BYソクラテス

    麻生久美子は嘘つかないと思って見た映画だったけど
    あんまよくわからなかったなー年賀状書きながらだったし。

    ただDVDの表紙がよすぎ。それだけでも映画見る価値はあると思う。

    もう一回みようかなと思うんだが、なんだか男が結婚式でびびっちゃっただけな感じもあるよな

  • オダギリジョーと麻生久美子コンビ素敵!
    なんか大人って汚いけど、真っ直ぐだなって思った。

  • いろいろ積み上げた物語を全て放棄するラスト。衝撃、というか唖然。ただ、全編通してひとつひとつの会話がなんか魅力的。不思議な映画だなー。

  • 意味ありげだけど、わからなかった。

    『卒業』のパロディー部分は、単純に笑うところ?

  • 色々言いたいことありそうだけど何言いたいのかわかんない。

    靴とか携帯とか傘とか社員のやる気なさとか

    役者が良い。
    オダギリジョーと麻生久美子目当てで見たけど 原田芳雄がすごく良かったな。
    親子の会話のシーンがじわっとくる。

    麻生久美子の浴衣姿!

    ラストシーンは「卒業」のパロディで笑った。
    十字架をかんぬき代わりにして参列者をくいとめたり、バスのシーンとかそのまんま。
    違うのは花嫁を奪って逃げるんじゃなくて花嫁から逃げるってところ。
    でも知ってるひとなら楽しめるけど知らない人は置いてけぼりにされちゃうかも。

  • 最後のシーン!

    見終わったあとにネットで『結婚式 最悪』でいろんなエピソードを探してしまいましたw

    私があんなことされたら、嫌だなぁ(笑)
    実際あんなことになる人いるのかな?


    本編とは関係ないかもだけど、あーゆー、家庭的な田舎の家に住んでみたいなぁ。お見合いて楽しいのかなぁ。

    とか、思ってました。


    あと、大竹さんの役柄ていつもあまり好きになれないのは何故だろう。。笑

  • どうした!エンディング。天の声でも聞こえたか?この息子は働いてるのかねぇ…なんか分からない描写が多過ぎてつまらなかった。

  • 岩松了監督・脚本 
    時効警察にでてくる ちょっととぼけた刑事役が 監督とは

    どこか 調子が外れている 親子。
    父親(原田芳雄)は 弁当宅配会社の 部長。
    宮路(大竹しのぶ)は その会社の職員で 愛人関係にある。
    (大竹しのぶは ちょっと年とったみたいな感じである。苦労が多いのかな。
    息子 たみお(オダギリジョー)は オタクっぽい設定で・・・
    お見合いを勧められるが、ことわっていたが、
    やっと理想の女性(麻生久美子)に会う。

    死んだ妻の弟(小林薫)が ニューヨークから戻ってきて・・・(?)
    屋根裏に住んでいる。
    親子が住んでいる家は 妻の弟のものだ。
    宮路は 妻の弟に 電撃的な付き合いをする。

    親父は 自分の誕生日に 宮路を誘うが 断られる。
    予約していた料亭が 駄目になったと思ったら 
    麻生久美子にさそわれて・・・ネクタイのプレゼントさえもらう。

    麻生久美子の浴衣姿が とても素敵。
    人々は 複雑な動きをするが 理由がない。
    その理由がないところが この映画のおもしろさかもしれない。

    いろいろ・・・あって・・・結婚式になるが・・・
    はぁ。オチがねぇ。
    この映画は 喜劇である・・・というか 悲劇かもしれない。
    世の中の生き方がよくわからないようだ。
    最後は 大笑い した。
    日本でも こういう映画を つくるんだと感心した。

    富士真奈美 石田えり など懐かしいヒトがでているが
    なんといっても  忌野清志郎 が出ているのがうれしい。

  • なんか分かったようで分からなかった
    これはもう一度見直す必要がある

    コメンタリーを含めて

  • よくわからない

  • いろいろな問題を積みに積んで、最終的に全て放り出す話。
    気持ちよい終わりだ。恐らく誰もがやりたいことだ。

  • つまんなかった。
    くそつまらなかった。
    結局この映画は、人に何を訴えたいんだ?

  • 途中からたみおが栗原類氏に見えてきた・・・
    田舎の景色と、父と息子の関係性がよかった〜。最後の展開はびっくりして笑ったけど、私は好き。

  • なんだかなぁ。。。
    麻生久美子は可愛いけども。。。

  • あっさり描写でさらっと見れる。どこもかしこも不純でドロドロしている。
    親子愛はいいよね。
    結婚なんか基準にもならないけど、結局たみおのしあわせって何だろう。

  • とっちらかった印象しかないなぁ。
    オダギリジョーが服装しだいであんなにかっこわるくなったり。
    空き巣。結婚式を脱走。

    深夜にゆるく見るにはいいかも。

  • 面白くはなかったな。

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