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- / ISBN・EAN: 4988135716873
感想・レビュー・書評
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史実に忠実なのかと思って映画館に足を運んだらいい意味で裏切られてしまいました。どちらかというと無国籍時代劇といった感じでしょうか。パラレルパラレル。衣装だったり、人物間の関係だったり、歴史に詳しいので「そこは違うだろ!」と突っ込み所満載だったのですが(勿論史実通りの場面もありました)、それすらも霞ませてしまう面白さがありました。CG多様で3Dゲームのような感覚なため、時代劇が苦手な方でも馴染みやすそうです。タイトルが「五右衛門」でなく「GOEMON」なのも納得。
信長暗殺はこういう解釈もアリかも!と目から鱗状態。家康よりも秀吉の方が狸爺でしたね。関ヶ原の戦いは三成側が黒、家康側が白で統一されていて、どちら側の兵か一目瞭然でした。目にも優しい。(笑)
真田十勇士が出てきたのでいつ真田幸村が出てくるのかわくわくしていたのですが、六文銭の影すら見られなかったのが残念。もっと真田十勇士の活躍が見たかったぜ!
それにしても遊廓での舞シーンのミニスカ太腿はよく分かっていらっしゃる。あの舐めるようなカメラワークハアハア。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
公開初日に観てきましたー。
最初は時代劇とは思えない映像の連続で、なかなか入り込めなかったけすばど
話がしっかりしてて面白いので気にならなくなりました。
これが紀里屋ワールドなのかな?
近未来時代劇って感じでした。(矛盾してるけど)
大して日本史知らなくても大丈夫な内容。
ところどころス●ーウォー●を真似したみたいな映像があって、楽しかったです。笑
(最初の城のシーンとか吹き抜けに廊下がいっぱいあるところとか…)
「上のやつらが次から次へと変わるだけで世の中は何も変わらねえ」とか
「いつも犠牲になるのは俺たちだ」とか
今の日本に向けたメッセージみたいな台詞もあって、そういう意味ではメッセージ性の強い映画だなと思いました。
豪華な役者さんたちの演技もさすがで、特に豊臣秀吉(奥田瑛二さん)は凄かったです。さすが大ベテラン。
もうね、悪魔ですね。秀吉。(笑)
徹底した悪役を演じられていて、途中本気で憎くなりました。
あとは当たり前に主役の五右衛門(江口洋介さん)や才蔵(大沢たかおさん)がかっこよかったです。
個人的には、なかなか見れないあのちょっとイカれた玉鉄が観れてよかった!笑
茶々の髪型があんまり好きじゃないんだけど、監督の趣味かな?
前の奥さんの髪型にちょっと似てるよね。笑
この作品は、邦画であんまり感じない洋画みたいな映画映画した感じが好きです。