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- / ISBN・EAN: 4547462057648
感想・レビュー・書評
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元警察官で今は殺人や自殺現場の清掃人をしているトム。その日の現場は大きな屋敷で白いソファに赤い鮮血がついてる殺人現場だった。次の日返し忘れた鍵を返しに行くと、美しい女が出てきて、そんな仕事は依頼していない、という。依頼票にあった警察に電話をすると、そんな担当警官はいないという。
う~ん、これは一体何が隠されているのか? と興味を持つ導入部。トムは妻を強盗に殺されていて、今は14歳になった娘と二人暮らし。それが元で警察をやめているようだ。おりしもTVでは警察上部の問題が映し出され、なにやら妻の死にも何かありそうな気配。真相を探るべく疎遠になっていた昔の同僚エディに連絡をとるが・・
ちょっと最後は尻すぼみか。
エディ役のエド・ハリスがちょっとヴィゴ・モーテンセンに似てるなと思った。この顔だと、何かあるに違いない、と思わせる。「ポロック2人だけのアトリエ」で画家のジャクソン・ポロックをしていた。年取ってより強面の顔になったかも。
そして・・ 屋敷の女、アン。美しいひとだなあ、と思ってみていたが、エヴァ・メンデスという人。なんとライアン・ゴズリングの奥さんだった! 「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」2011での共演がきっかけらしい。こっちでのメンデスはあまり印象にない。ゴズリングばかり見ていたせいか。
2007アメリカ
2022.2.5 BS12詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後に賄賂を渡した警官のリストを燃やして証拠隠滅、これで安心して寝られる、って収賄を闇に葬ったっていうエンディングですか?
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エド・ハリスが親友ポジションって時点で裏切りオーラが漂ってるじゃん、って、思ってたら予想通りだった。
現場の掃除って血の匂いとかもあるだろうな…淡々とこなす主人公すごい。
もしかして強迫観念持ってる?手を入念に洗ったり鍵をきっちりかけるとかの描写が多かったのが印象的。
設定と序盤はすごく良かった。妻を失った過去は後半に活かすのかな?と思ったのに大雑把にまとめられてしまって残念。結局犯人が刑務所内で殺されたっていう謎はなんだったのか…
まさかの不倫オチだったので正直アンにも罰を与えてほしいくらい。名付け親のくせにローズを人質にするエディもクソだったな。不倫する奴にロクなのはいないね。
最後はあれで良かったと思うんだけど、つまりトムは自分の過去の賄賂を抹消してエディもいなくなって邪魔者(元々エディにその気はなかったけど)はいなくなったね、って終わり方ですごくもやもやする。賄賂の話がやけにあっさりしててなんだかなぁ。
あれだけエディに対して正義感振りかざしてたのに自分の身は守りたいのか?娘がいるからというのかもしれないけど主人公もなんかクソだよね。
さくっと観ることができるB級映画って感じ。わりと楽しめた。 -
元警察官で現在は清掃会社の社長をやっているトムは普段通り殺人現場の清掃を完璧にこなしたが、その後、依頼人が架空の人物と判明。モヤモヤしている中、なんと自分が殺人の容疑者に!摑みはOKなんですが、その後の展開がちょっと残念。。。もう一ひねり欲しかったな。。。
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むう…中盤まではグイグイ引き込まれたんだがなぁ…サム・ジャクソンの職業も面白いし陰惨な仕事場の汚し方もいい。だが、細かいカット割りの天丼等、外連味も空回り。
サムもエド・ハリスもエヴァ・メンデスもルイス・グスマンも(あとちょい役だけどロバート・フォスターも!)、役者陣はキッチリ仕事やってるのに、後半の失速感はタダゴトではない。レニー・ハーリンにシリアスなクライムストーリーは無理か?…黄色被せのフィルム調子やレンズの選択は好み。 -
ストーリは決して悪くないし、サミュエル・L・ジャクソンとエド・ハリス、エバ・メンデスのキャストも良いのだが、この顔ぶれでプロットが見え見えなのが一番の問題。まあ謎解きは脇におけばなかなか面白い小品。
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TVにて
思わせぶりな割に,単純なストーリー.
プロの掃除の惚れ惚れするような技術.掃除がしたくなる. -
「パルプ・フィクション」「ブラック・スネーク・モーン」のサミュエル・L・ジャクソンが犯罪現場を専門とする元警官の特殊清掃人を演じるクライム・サスペンス。共演はエド・ハリスとエヴァ・メンデス。監督は「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリン。
元警官のトムは14歳の娘ローズと2人暮らし。そんな彼は、犯罪や事故が起きた際に警察の検証が終わった現場で血のりや肉片、臭いなどの除去を行う特殊な清掃業務に従事していた。ある日、殺人現場の清掃を請負ったトムは、依頼先である無人の大邸宅に赴き、現場となったリビングから殺人の痕跡をきれいに取り除く。ところが翌日、返し忘れた鍵を持って再び邸宅を訪れたトムは、出迎えた女性アンが、清掃のことはおろか殺人のことすらも知らずにいることを知る。やがて、アンの夫で邸宅の主である実業家ジョン・ノーカットの失踪事件が大きく報じられるに至り、トムは自分が厄介な陰謀に巻き込まれたことに気づくのだが…。 -
犯罪現場などで遺体が残した痕跡をキレイに消し去る特殊清掃員の主人公。ある日いつものように現場を掃除したが、後日調べるとそこには殺人事件の記録が無く、家の主は行方不明だという。果たして誰が掃除を依頼してきたのか。。
グロテスクな表現やスプラッタシーンは無いですが、血のカットが多いので血を見るのも嫌だって人は見ないほうがいいです。
ただ主人公が問題の現場を掃除しているシーンがとても美しいと感じました。(掃除してるのは遺体の血痕なんですが…)凝固した血液をヘラで掬い取ったり、チェスの駒についた血を薬品に入れて溶かすカットなど、断片的に印象に残るカットが多かったです。素敵。