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- / ISBN・EAN: 4988135715166
感想・レビュー・書評
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地獄の車窓から──。
国境を越えるたび、恐怖は加速する──。 -
悪くはないんだけど、うーん…って感じ。快楽殺人という要素はないようだけど全体的な雰囲気とか設定は『ホステル』に極めて近い。まぁ、冒頭のあれこれで誰もが予想することだろうけど。
※ネタバレ※
で、何でまた登場人物がレスリング部の男女なんだろう?コーチを始め、みんな超あっさりやられて全然役立ってないし、他でも活きてないし。あ、もしや、最初の方のあのシーンを踏まえてラストだけで役立っちゃうのか?と思ったらドンピシャで笑ってしまった^^;
まあ、若者たちはそれぞれにキュートで、適当にバカで、サービスシーンは全然足りないけど残虐シーンはそこそこかな。暗くて余り見えないのが難ですが、青い目を抉るシーンなどはなかなか。
そうそう、設定としてはある路線で、一部特別な列車が走っているのですね。その特別な点は医療設備があることと臓器移植を必要とする患者が乗っていること。そして、その移植用に外国人観光客を乗せてから、あるいは乗せる時点でだますなり、攫うなりするわけ。見たところ移植用にしてはずいぶんと荒い扱いだったけど。あと、患者が現地の人でない方が多いよう思われたので、人助けというよりは営利目的のようですね。さらに言えば、若い女性は別の目的に供されたりもするようでした。
で、ラストはひとりおねーちゃんが生き延びて、復讐も果たして、後日の健在ぶりも示されて、まぁめでたしめでたし…なんだろうけど、何か後味悪いんだよなぁ、この作品。何でだろう?加害者側の全貌が明らかになってないのと、被害者側が余りにあっさりと、そして、ほとんど何もわからないまま死んじゃったからかな。あ、私好みのおねえちゃんは軍の性処理機としてまだ生きてるかもしれないとこも凄く嫌だ。死んでても嫌ですけど(T_T) 彼女かわいそ過ぎる。