「バラ色の明日」は全6巻だけど、短編集を集めたものなので、話の内容はリンクしていない。
(たまにリンクしている話があるけど)
好きな巻(1巻、3巻、6巻)しか手元においてないので、他の内容が不明。
なもんで、デジタル版の表紙だけを借りてレビューしようとしたら、内容が微妙に違うことが発覚。
(6巻には「灯」というお話が収録されているそうだ)
発行から年数が経ち、デジタル版が出る際にはこういうケースがあることを意識しておかないと、内容違いのものを記載してしまうのかぁと思った。
少女コミックで、「別冊マーガレット」でこのテーマを扱うのか!?と思うものがわりとあって、連載されていた当時かなりインパクトを受けた記憶がある。
【1巻】
「巷に雪の降る如く」
大学生の頼(より)と同級生(だったかな?)と先輩(女性)とのストーリー。
展開が切ない。
「fight!」
英会話教室の講師とヒモの話。
キュンとするところはほぼないけれど、切ない部分が多い。
フワフワした部分がない話だけど、ヒリヒリしてていい。
いくえみさんの描く、等身大の人々の営みが描かれている作品で、すごくリアルだった。
いつも思うけど、ちょっとした会話の部分にグッとくることが多い。
この作品もまたそう。
【6巻】
「不思議な男の子」
ツインテールの女の子が転校してきたことで変化していく男の子と、傍で見守る同級生(女の子)。
単純な展開かと思いきや、かなり驚かされる内容だった。
「キスミークイック」
ぽっちゃり女子と同級生の人気者深谷くんとのお話。