バラ色の明日 全6巻完結(マーガレットコミックス ) [マーケットプレイス コミックセット]

著者 :
  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • 「バラ色の明日」は全6巻だけど、短編集を集めたものなので、話の内容はリンクしていない。
    (たまにリンクしている話があるけど)

    好きな巻(1巻、3巻、6巻)しか手元においてないので、他の内容が不明。
    なもんで、デジタル版の表紙だけを借りてレビューしようとしたら、内容が微妙に違うことが発覚。
    (6巻には「灯」というお話が収録されているそうだ)

    発行から年数が経ち、デジタル版が出る際にはこういうケースがあることを意識しておかないと、内容違いのものを記載してしまうのかぁと思った。

    少女コミックで、「別冊マーガレット」でこのテーマを扱うのか!?と思うものがわりとあって、連載されていた当時かなりインパクトを受けた記憶がある。

    【1巻】
    「巷に雪の降る如く」
    大学生の頼(より)と同級生(だったかな?)と先輩(女性)とのストーリー。
    展開が切ない。

    「fight!」
    英会話教室の講師とヒモの話。
    キュンとするところはほぼないけれど、切ない部分が多い。
    フワフワした部分がない話だけど、ヒリヒリしてていい。
    いくえみさんの描く、等身大の人々の営みが描かれている作品で、すごくリアルだった。

    いつも思うけど、ちょっとした会話の部分にグッとくることが多い。
    この作品もまたそう。

    【6巻】
    「不思議な男の子」
    ツインテールの女の子が転校してきたことで変化していく男の子と、傍で見守る同級生(女の子)。
    単純な展開かと思いきや、かなり驚かされる内容だった。

    「キスミークイック」
    ぽっちゃり女子と同級生の人気者深谷くんとのお話。

  • 2013.4月 再読

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著者プロフィール

いくえみ綾(いくえみ りょう)
1964年生まれ、北海道名寄市出身。ペンネームは、くらもちふさこ作品『小さな炎』『白いアイドル』『糸のきらめき』三作、各登場人物の名前に由来する。
1979年、14歳のとき『別冊マーガレット』「マギー」でデビュー。2000年『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞、2009年『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
代表作はのきなみ映画・ドラマ化されている。実写映画化された作品として、2013年に長澤まさみ・岡田将生主演の『潔く柔く』、2018年に小瀧望(ジャニーズWEST)と黒島結菜主演の『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』。テレビドラマ化された作品としては『あなたのことはそれほど』があり、2017年ドラマ化。内容と、主演の波瑠、助演の東出昌大が高い評価を受けた。
愛猫家としても知られ、コミックエッセイ作も描く。『彼の手も声も』における青い水着・白のタンクトップのワンカットが、渡辺満里奈の写真集の衣装をモデルにしていたことで話題になった。

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