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感想・レビュー・書評
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柔よく剛を制す、
小柄な女の子が世界中の大物相手にも物怖じせずに戦う姿に勇気をもらえます。
柔道に恋に一本背負い、どんだけー☆
前半では、パンチラシーンの頻度が多いですが、これも男の読者をひきつけるのに重要な役割です。
スポーツは興味ない方ですが、
名試合に何度か泣きそうになりました。
名勝負を見ると、胸が熱くなるものなのですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
彼女は凄すぎますから!
男も負けちゃいられない。 -
普通の学校生活を送る女子高生の猪熊柔は、祖父にして柔道全日本選手権の覇者である猪熊滋悟郎より、幼少より自宅の道場で厳しい柔道の指導を受け、どんな大柄な相手でも瞬時に背負い投げてしまう。滋悟郎は柔のオリンピック金メダルの獲得と国民栄誉賞受賞を目標に、柔への稽古、出場試合、メディア露出、ライバル育成、将来の進路まで決めようとするが、普通の女の子でいたい柔はなかなか思うようにならず、滋悟郎はあの手この手で柔道の世界へ進ませようとする。
柔を追い回す三流新聞記者の松田、ライバルにして社長令嬢の本阿弥、本阿弥のコーチで柔が思いを寄せる風祭、柔を引き抜こうと必死の大学や企業、柔と共に成長を見せる学校の柔道部の友人、打倒柔に燃える世界のライバル達、そして失踪中の柔の父親と、父親を探す旅に出ている母親、厳しくもおちゃめな祖父など、多くの人間が柔の周りに集まり、心を揺り動かしていく。
日常的な明るさ、スポーツの臨場感、それぞれの心の動きなど、柔道を知らない人にも飽きない内容と作画で描かれている。 -
柔道あんまり好きではないみたい感じやけど強い!!それに可愛い!この名前を貰った柔道家は、国会議員になって評判悪いけど、本家は別。面白い。この作者が、MONSTERとか20世紀少年を書くのは、この作品とはあまりに違うので意外。
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古い本だけどこれだけは手放せない〜!もやもやした時に読むとびっくりするくらいスカッとする名作
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登場人物の絶妙な関係と個性の際立ちかたが、『YAWARA!』の物語を鬼の名作に仕上げているなあと、改めて読み返すにつれ思うわけです(全巻一気に読んだら読み応えあった…)。絵も綺麗☆
松田さんの熱さ…。さやかの傲慢さ…。柔ちゃんと富士子さんの友情…(その横で展開する松田さんと花園くんの励まし合いもさりげに良い…)。あの名作『柔道部物語』の対極にありすぎる、お洒落な柔道物語と言えましょう。総じて、僕の最も好きな漫画の中の1冊です。