ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : ロビン・スウィコード 
出演 : エミリー・ブラント  マリア・ベロ  エイミー・ブレネマン  キャシー・ベイカー 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.72
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本棚登録 : 244
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462061386

感想・レビュー・書評

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  • 良い歳して感情論を振りかざして歩く様な登場人物ばかり。その為に、登場人物への矛盾点ばかりが気になり観ていて少し疲れる。
    文豪ジェイン・オースティンの作品は、もっと丁寧に慎重に取り扱って欲しかった。

  • ■ベタで読むべきか、メタで読むべきか。人が苦しむのは見てられん。

     ずーっとハラハラさせてハッピーエンド。ずっとハラハラは精神衛生上良くない。しかも初歩的な(テレビ的)テクニックで悔しい。ハッピーエンドっぷりがヌルい。しかも初歩的な(テレビ的)テクニックでげんなりする。悪い話じゃないんだけど。

     オースチンという作家の本を読んで集まって意見を述べ合う会がモチーフになってるんだけど、理系の私としては、小説を小説としてではなく実話として好き嫌いとか述べ合うのは実感が分からん。描写としてどうだとか、ここんところの想像力が面白いとかならいいんだけど。映画でもよくある話で「ここで彼女が○○といったのは何故か?」って台本に書いてあるからに決まってる。意味不明な台詞だっていくらでも言えるんだから。なので、そういう会話はどうもペダンティックなばかりで食傷してしまう。もっと職人の仕事っぷりについて語り合いたい。共に何かを造り出して生きてるんだから。

     そう言った上でこれが実話だとしてコメントするのもどうかと思うが、こんなに人間関係メインで生きてる人がいるんだろうなと思うと気が遠くなる。男女が1:1で引っ付くという決まりは日常生活を如何に省力化できるかという長い生存競争の末にたどり着いた知恵ではあろうけど、ここで皆さん困っていらっしゃる状況は1:1をやめれば解決するのもまた事実。別にハーレムにしようってんじゃない。1が2や3になることもあるだろうが、0.5とか1.88とか0.68がちょうどいいことだってあるだろう。決まりごと作っといて苦しむとか意味分からん。どっちみちやらないにしても検討くらいしていいはずだし、本質的にリソースの最適配分の話であって本能云々もその中の話だということは分かっとく方が苦しみは少なかろう。

     『マトリックス』のエージェント・スミスじゃないが、苦しみがあるほうがリアルなんだってのも分かるけどね。『感情:人を動かしている適応プログラム』を読む時に心に留めておく事にしよう。

     ああいかん、今日は過剰だ。気悪くした人がいたらごめんなさい。でも人が苦しむの見てられんのだわ。

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