夏時間の庭 [DVD]

監督 : オリヴィエ・アサイヤス 
出演 : ジュリエット・ビノシュ  シャルル・ベルリング  ジェレミー・レニエ 
  • 紀伊國屋書店 (2009年11月27日発売)
3.24
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本棚登録 : 191
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215038393

感想・レビュー・書評

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  • この作品を観て、ふと小津安二郎の「東京物語」を思い出しました。お国は違っても、親戚同士が集まる場って、似たようなもんなんですね。

    美術館に収められてしまった机や花瓶は、もう家族で集まる「夏時間の庭」が無くなってしまった事を象徴しているかのようでした。

    オリヴィエ・アサイヤス監督の作品、もっと観てみたいです。

    (2008年 フランス)

  • シンプルなストーリー。私は結構好き。

  • 遺産相続の話。

    大もめでドタバタではなく、
    静かに冷静に取り決めていく、見本。

    でもやっぱり悲しいかな?
    本人にとっては、思い出よりも大事な生活があるから
    仕方が無いですが。

    見る人の立場・考えで、感想も違いそう。

  • こうやって家族の歴史ってできていくんだろうなあ。

    役者さんの演技や間の取り方が、この映画の全体の雰囲気を構成している。

  • 庭、家、素敵でお上品なお金持ちのかおり。
    公開当時に見て結構好きだったと思ったのですが、今回見て思ったのは終わり方。確かにこんな終わり方だったけど、どうしてそうなったの?

  • オルセー美術館て、アンティーク家具とかも展示されてるんですね☆ 
パリの邸宅やら、住まいがお洒落だなー感じます。

  • なんだかあんまり印象には残らない話なんですけど、共感を呼ぶ話でした。あるある感。なぜ退屈せずに観れたのかよく解りませんけど、観れたってことは面白かったってことなんだと思います。どこがっていう風には説明出来ないんですけど(´・ω・`)

  • オルセー美術館の開館20周年を記念して制作されたそうで、有名なアーティストらの名前が映画のなかでもたびたび登場します。その方面に明るくない私には聞きなじみのない名前が多かったですが。

    映画の中で描かれている、芸術作品に対する価値観には共感できるところがありました。たとえば、家具や花瓶のような作品は使ってこそ価値があるのであって、美術館の中に閉じこれてしまっていては作品が死んでしまうという実用主義?といったらいいのかそういうような考え方。あるいは、実生活のために(もっと言えばお金のために)家族が遺したものを売り払ってしまうことの是非。こういうタイプの映画を観たのは久しくない気がするので、とても興味深かったです。

    ただ、これは個人的な印象なのかもしれませんが、あからさまにそれらの主題を提示しているところが(ひねくれているかもしれませんが)作為的に思えて好きになれませんでした。たとえば、美術館に寄贈した家具が展示されているところを観光客の一団が通り過ぎるのですが、ある観光客は電話をしてまったくその家具には関心がない様子…というシーンがあるのですが、そこは、そんなもっといい演出があったんじゃなかろうかと思っていました。

  • 重荷だなんて思ってないのに

  • 映像がとても素敵。
    ゆっくり流れる時間が素敵。
    オルセーが協力しているだけあって
    たくさんの美術品がどれもとても素敵。

    ジェレミー・レニエって「ある子供」と「ロルナの祈り」の
    イメージが強すぎて気弱な印象だったんだけど
    今回はそれを払拭するほどいい男だった(私的に)


    【夏時間の庭】
    http://www.youtube.com/watch?v=9ytYMVFWM7c

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