同人音楽界で活躍する2人の歌姫の、今までの曲の集大成のリメイクを2枚組に集めて1000円にしたCD。(M3会場で買って一応聞いてたけど、真面目に感想書くのは今になって…)
印象的なメロディの「Re:set」は別verのほうがカッコイイかも。葉山りくさんは主張しつつも滑らかに歌いあげる方で、遊女さんは縦横無尽、自由奔放に表現力豊かに歌う方。別のプロジェクトでもこのコンビは聞いてましたが、デュエット曲は割とアダルトな雰囲気で、2人の声ととても相性が良いと思います。
遊女さんの「呪縛」はどう聞いてもパワーダウンしてるけど…。『廓の誠』はアルバム全体の完成度の高さもやばかったけど、特に「呪縛」のあの悲愴感がよかったのに、それが無くなってますね。
個人的に遊女さんは前々から好きで昔のアルバムも持ってますけど、
この作品のアレンジは大分落ち着いてる気がするので、遊女さんの魅力をこのアルバムだけで判断されないことを祈る。初めて入るには曲数や値段からして良いとは思いますけどね。曲によっては生ギターも入ってるし。
ちなみに新曲らしい「羽化」は2人の魅力を伝えるには充分な佳作だと思う。