ダイアリー・オブ・ザ・デッド [DVD]

監督 : ジョージ・A・ロメロ 
出演 : ミシェル・モーガン  ジョシュ・クローズ  ショーン・ロバーツ  ジョー・ディニコル  スコット・ウェントワース 
  • ジェネオン・ユニバーサル
3.28
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本棚登録 : 37
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102837938

感想・レビュー・書評

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  •  新作を観て毎回思うのは、「この監督は人間嫌いなのか?」ということ。
     どの作品も終始閉塞感に包まれているし、ハッピーともバッドともとれない終わり方ばかりだし、何より異常な状況下で剥き出しになる人間のエゴイズムを、これでもか、と表現している。
     また、どの作品でも生き残った人間の中に、死者を射撃の的として扱っている描写が入っており、「人間がいかに救い難い存在であるか」を描いている。
     また、監督はどの作品にも社会批判を暗に盛り込んでいるのだが、今作品はメディアや情報に対する皮肉、笑えない冗談に満ちている。

     監督が人間嫌いか人間好きかは定かではないが、このシリーズを単なるスプラッター・ホラーと認識するのは、非常に勿体ないことだ、と思う。

  • 人形の名前を呼んで恋人(死ぬ前は)を撃つところは、「彼ら」とみなすことで殺せるというのを表しているのだろう。ラストで蛮行の映像にに被せて「私たち(生きている人間)を救う価値があるのだろうか」というナレーションで終わるのはとてもいい。たぶん、起きそうなことだから。

    レビューでは、ずっとカメラで撮ってることへの批判を描いてると受け取る人もいるようだが、自分はそう思えない。「ハゲワシと少女」の昔から言われてることを映画にする意図はないと思うから。ロメロ監督はジェイソンのようにずっと撮影を続ける人だと思う。

  • 2007年の作品。手持ちカメラで撮影したものが映画になるという《パラノーマル・アクティビティ》方式で、ちょっと食傷気味だが、ジョージ・A・ロメロ監督なので見ないという選択肢はない。《パラノーマル・アクティビティ》が2007年の作品なので、当時としては新鮮だったのかもしれない。

    顔が縦に半分になったり、横に半分になったりショッキングな作りになっているのだが、ゾンビについては「ウォーキング・デッド」の精巧度があまりに高いのでそんなに衝撃を受けない。もっとも「ウォーキング・デッド」は2010年にスタートしているから2007年当時は衝撃度があったのかもしれない。薬品で脳が溶けていくとか、水の中のゾンビとか新鮮だが、「ウォーキング・デッド」だとカメラを水の中に入れたり、水の中での戦いを繰り広げそうだ。

    アーチェリーが活躍するのは「ウォーキング・デッド」も同じ。このあたりは影響をうけているのかどうかよく分からないが、どっちが優れているかではなくともにゾンビ映画の反映の功労者で、創始者のジョージ・A・ロメロ監督にはリスペクトであります。

  • おじいちゃんと教授がかっこいい。
    それだけ。

  • [鑑賞日:WOWOWにて2009年11月6日]

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