ビフォア・サンセット [DVD]

監督 : リチャード・リンクレイター 
出演 : イーサン・ホーク  ジュリー・デルピー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.93
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本棚登録 : 852
感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135803474

感想・レビュー・書評

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  • 3部作の2作目。カップルは同じ役者が演じる。こういうのいいね。

    男はすでに結婚し、子供もいる。なので再会して一気に再燃ということもない。けれどお互いに未練があり、気持ちの揺れがある。

    本作も2人が語らって終わるが、退屈せずに見られるのは、まず脚本がいいのだと思う。"so cute!"といって顔を綻ばせるヒロインが、かわいい。

  • A Waltz for a night
    の楽譜を起こす。

    So get into it.

  • The story is vey romantic. The whole movie is just a conversation which seems realistic. Full of romantic french flavor.

  • 続編もいいってなかなかないけど、これも好きだな。

    前作は、ウィーンでたまたま出会った若い頃のジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)が、日が昇り、ジェシーが空港に向かうまでの時間、街を散策する。そして楽しく会話する。そして別れがたくなり、半年後の再会を約束する。

    本作ではそれから9年が経っている。そして本作の製作まで実際に9年が経っている。
    (そして自分はすっかり2人のファンになっている。)

    ジェシーは上の出来事を小説として出版し、パリのシェイクスピア&カンパニー書店(!)でトークしに来ているところ。そこへふらりと姿を現したセリーヌ。

    ジェシーはまたもや、イベント後じきに空港に向かわなければならない。それまでの短い時間を、2人はこんどはパリを遊歩しながら過ごす。そして9年の隔たりが嘘みたいに、あの楽しげな会話が戻ってくる。

    ただし、こんどは現実の話をするために。
    2人は再会できなかったことをそれぞれに悔いている。いまやジェシーは結婚していて4歳になる息子が1人いる。セリーヌは環境問題に関係する仕事をしていて、報道写真家の恋人がいる。

    2人は時を惜しむように喋りまくるが、「あの日」を理想化しすぎているあまり、それを茶化し、隠すためでもあるというのが、だんだんと見え隠れしはじめるーー

    そのやりとりとか相槌がものすごく自然でリアルで、うっかりすると作品内に飲み込まれそうになる。
    あまりに楽しそうだから、会話に加わりたくさえなり、あげくのはてには、あなたたちは今すぐに恋人どうしになるべきだよと、おせっかいな忠告さえしたくなる(笑)

    今回は脚本に、主演のイーサン・ホークとジュリー・デルピーも関わっていて、セリフが2人によって入念に準備されたものだと知って、信じられない思いでいる。

    なにせ、10分近くワンカットで喋りつづけたりするし。
    是枝裕和的に、半ドキュメンタリーっぽく作られたものとばかり思っていた。職人の仕事を目撃した。

    なんだか、次の続編を観るのがもったいなく思えてきた。

  • 「ビフォア・サンライズ」は前に2回見ているのに、こっちは1回しか見ていない(よって、今回は2回目)。
    それは、最後が唐突で、変に尻切れトンボなのが好きじゃなかったからなんだけど…。
    今回は、その唐突な尻切れトンボがよくって。
    なんだか、すごく気に入った。
    たぶん、それは「ビフォア・ミッドナイト」を見たことで、ラストのセリーヌのニーナ・シモンの真似って、そういうこと?と思ったからな気がする。

    「ビフォア・サンライズ」を見た時もそうだけど、これも会話に意図されたテーマがあるのかなーと、やっぱり勘ぐってしまう。
    だって、今回はセリーヌの話すことが、延々セックスなんだもんw
    ていうか、もしかして、これって、そういう映画だったりするのかな?
    夫婦で/カップルで、これを見た後は仲良く、しましょうよと誘っている、みたいなw
    そうか。そう考えると、「ビフォア・ミッドナイト」のあの展開も納得いくような……。

    いや。あくまで、オトナの感想です(爆)

  • 2020/07/18.

  •  『恋人までの距離』(Before Sunrise)の二人が9年ぶりに再会。男があの時のことを小説にして作家になり、パリのサイン会で二人は再会する。

     今回も完全な会話劇。イーサン・ホークは年を取るほどに渋い魅力が増している。
     素敵な出会いが素敵なハッピーエンドとならなかった二人のその後。特に最後の方の会話が重い。
     
     ああ、さらに9年後の『ビフォア・ミッドナイト』が気になって仕方ない。。。

  • リアルに寄った感があるが、既婚者男性が女性を口説く時の台詞があまりにも陳腐。妻とうまくいっていない話を持ち出すなんてねぇ…。まあ、その陳腐さゆえにリアルだと感じさせるが…。正直、この件あたりから興ざめしたので、斜め見でしかないが、興ざめするような内容だからこそ、また、こんな手に引っ掛かる女も存在するからこそ、リアルなんだなぁとも…。

  • 見て損はない

  • * オープニングは大人になった二人の再開とか約束の行方とかを見てるだけで楽しかった。
    * ただ前作と比べて会話の時間が短く、実際の映画も80分とかで、ずっとあるせかせかとしてた印象。
    * 主張中の飛行機までの時間の80分って、なんかもう大人の世界の象徴というか。やっぱり1作目の若さと、夜明けまで、っていう縛られないあの設定がよかったのかな。
    * 映画の長さも、エンディングの感じからも、明らかにこれで終わらせる気はなく、次があるような終わり方だった。

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