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- / ISBN・EAN: 4988707567988
感想・レビュー・書評
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デンマーク出身のトゥーレ・リントハートが主演するデンマーク映画。童顔なのですが、よく見ると彫りの深さを感じ年なのかなと思って調べてみるとやっぱり40を超えたいい年なのだが、劇中で見る問い鶏の青年にしか見えない。
この作品で違和感というか驚いたキャストが一人いた。監督も監督かもしれないが、受ける方も受ける方なのか、それとも純粋な役者馬鹿なのかなと思いつつ、迫真の演技を見やった。ゲシュタポのボスのホフマンを演じたクリスチャン・ベルケル!彼は軍服の似合う男というかベルリン生まれの為か「ワルキューレー」や「ヒトラー最後の12日間」などでも親衛隊などのナチ役を演じきっているのだが、彼の母親はユダヤ人で戦時中は迫害から逃れるためにフランス、アルゼンチンと亡命をしてきてその後ドイツに帰ってきた経歴を持つ。クォーターになるのかな?その辺から考えて生粋のユダヤ人のような気持ちはないのかなと考えられる。
まぁ~、でも心境は複雑なんですかね?
「誰がため」
https://www.youtube.com/watch?v=6lw0xznc3ok
北欧を舞台にして大戦映画の記憶は薄い。侵攻は知っているが、実際の話や映像は今まで触れたことがなかった。デンマーク、ドイツ、チェコの三国合作の子の大作を支えたのは間違いなくデンマークを代表するトリスタン…いや、マッツ・ミケルセンだろう。
切れ味鋭い表情でハリウッドデビュー後はどうしても悪役に起用されがちなのだが、今作では丸メガネをかけたどう見ても一般人にしか見えないレジスタンスを演じている。相棒に比べて腹の座りが悪いのかと思いきや、最後まで自分を貫いたミケルセン!やっぱりこの人好きだわ~!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
彼らは突然現れた。
ゲシュタポ、空軍、親衛隊、ドイツのナチ、そしてドイツに寝返った売国奴。
憶えているだろう?
俺たちが何のために戦ったのか。
俺たちが、確かに存在したこと――。
ただ、“生きる”ためなら降伏を、
だが、“存在する”ためなら戦いを――。
1944年、ナチス・ドイツ占領下のデンマーク・コペンハーゲン。打倒ナチスを掲げる地下組織ホルガ・ダンスケに属する23歳のフラメンと33歳のシトロンの任務は、ナチスに協力する売国奴の暗殺。
そのはずだった。
愛する家族、祖国のために任務を遂行する彼らを待っていた運命。それは組織の、家族の、恋人の無情な裏切り――。
そして真実を知った彼らの本当の敵は誰なのか?
――彼らの戦いは、誰のためのものだったのか。
正しく、意味はあったのか。
65年の歳月を経てよみがえる、かつての実在のレジスタンス組織と、ふたりの男たちのドラマ。 -
戦争映画かテロなのかドイツ軍関係を暗殺しまくるので新しく
テロのカテゴリーを作った、本当に誰のために、何のために
暗殺を続けるのか当人たちも解らなくなってしまった、悲劇 -
邦題の誰がため。まさに誰がためといった内容。よかった。
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孤立無援のレジスタンス。信じられるのはお互いだけ。
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第二次世界大戦時、ナチス占領下のデンマークが舞台の作品。
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当時、映画館で観た。
ふいに切なく思い出して登録。
シトロンとフラメンが原題。
誰がためってこの邦題は秀逸だと改めて思った。
あたし、むかしみた映画をこういうふうに突然、思い出したりするんだけど、題が思い出せなくて唸るのもしばしばなので。 -
第二次世界大戦中のデンマークでレジスタンスに身を投じたフラメンとシトロンの話。トゥーレ・リントハートの冷静な演技にひきつけられた。
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演出とか好き。ロングコート&流し髪のトゥーレ・リントハートがイイ