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- / ISBN・EAN: 4988142796325
感想・レビュー・書評
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最近トムクルーズの映画をたまたまだけとよく観ている。
この映画もトムクルーズは魅了全開。
短気で利己的で、自分のために人を動かす立場にあるハンサムな若者を演じている。
トムクルーズじゃなかったら、嫌な奴で終わっていたかも。
この映画の別の魅了はサヴァン症候群の兄役のダスティンホフマンの演技力。
演じているとは思えないほどで、弟が兄と通じたように感じたり、次の瞬間には勘違いだったのかと思えたり。
父の遺産を300万ドル相続した兄を利用するために近づいた弟。
最初は兄に苛立って怒鳴り散らしていたけど、旅するうちに笑いが生まれ、表情が柔和になっていく。
存在すら知らなかった兄に付き添い、世話を焼き、次第に変わっていく弟の姿がよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1988年公開のアメリカ映画。
事業に失敗して
破産寸前のチャーリーのもとに、絶縁状態だった父の訃報が届いた。300万ドルという莫大な遺産目当てで帰郷するチャーリー。
だが、すべての遺産は存在さえ知らなかった自閉症の兄、レイモンドの手に渡ることになると知ってショックを受ける…。
トム・クルーズと
ダスティン・ホフマンの二大俳優が贈る
ロードムービーの傑作♪
1988年アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞(ダスティン・ホフマン)、
オリジナル脚本賞の
主要4部門受賞作。
大好きな映画です(^^)
自閉症の兄を演じた
ダスティン・ホフマンの演技が
抜群に上手かったのを憶えてるなぁ〜(^O^)
(記憶力と計算力に優れているという設定が面白い)
遺産目当てに
施設から兄を連れ出し、
一緒に旅を続けるうちに、
まったく違う人生を歩んできた兄弟が、
次第に心を通わせ
兄弟の絆を取り戻していく姿は胸を熱くするし、
最初にトム演じるチャーリーを
かなり自己中でイヤなヤツとして
印象付けているので、
次第に優しく変わっていく
絶妙な心理描写に
嫌でもキュンときてしまいます(笑)(^_^;)
(トム・クルーズは
サングラスがまた似合う!)
カジノでのカード勝負や、
兄の初恋や、
兄弟でのダンスシーンや、
チャーリーがシロップを隠すシーンなど、
とにかく心に残るシーンがいっぱい。
切なくも
後味爽やかなラストも
素晴らしい出来♪
しかし
この頃のトムは
マジでカッコ良かった!!(汗)(>_<)
個人的には
アクション大作もいいけど
こういうヒューマンな路線のほうが
自分は好きなんやけどなぁ〜♪ -
メインマン⤵
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いいなぁ、感動系にずいずい持って行くテーマでありながらも感動!お涙頂戴!で終わらない映画として純粋に良いものだったと思う。名画でないとしたら何なんだっていうくらい文句の付け用が無い。今更ながら観賞致しました。
やっぱり何と言ってもダスティン・ホフマン。
安定の演技派俳優としての頂点を極めた演技力だったのは間違いない。過去の他の彼の作品の演技を見ても彼の演技力は本物だってのは知ってたけど思い知らされたなぁ。
演技というよりも人間が変わってしまったかのように感じるくらい。まさに怪演、名演技。
若い頃のトム・クルーズも超イケメンですね。
すごーくむかつく野郎だったのにだんだん共感出来るいいヤツになっていくのが憎いぞ。このギャップが感動を増幅させてるんだな。くそっ!笑
いいところ持っていくヒロインもいいキャラしていたなぁ。
それにアメリカの大地を駆け抜けるロードムービーだったなんて・・・これはやられた!笑
飛行機にも乗らず、高速にも乗らず、のろのろとただっ広い大地を遺産のクラシックカーで駆け抜ける。なんていい画なんだろう。
レインマンの謎が解けてゆく二人でビートルズを口ずさむシーン、ホテルでのダンスのシーンが印象的。Kマートのパンツじゃなきゃやだーのシーンも微笑ましい。何、あいつら可愛い!笑
噂通りの良質作品。午前十時で大スクリーンで見れば良かったと後悔。 -
事業に失敗して破産寸前のチャーリー(トム・クルーズ)のもとに、絶縁状態だった父親からの訃報が届く。帰郷した彼は、父の遺産が匿名の受益者に贈られると聞きショックを受ける。その受益者とはチャーリーがその存在さえ知らなかった自閉症の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)だった……。
最初のうちは、遺産を兄のレイモンドが受け取ることに対する苛立ちで邪険にしたり、金のためにレイモンドの記憶力を利用したりするが、母の死で寂しい思いをしてる時に慰めてくれた「レインマン」が誰か知り、旅の中で交流していく中でチャーリーとレイモンドが兄弟の絆を育む展開が、丁寧に描かれている。
サヴァン症候群の自閉症のレイモンドを、リアルに演じるダスティン・ホフマンの演技は素晴らしい。
だが、自分勝手な男から少しずつ変化していくチャーリーの複雑な心情を演じるトム・クルーズの演技も同じくらい素晴らしい傑作ヒューマンコメディ映画。 -
有名な名作映画ですね。家族に自閉症スペクトラムの人を持つ方は、ダスティン・ホフマンの1つ1つの演技が非常に刺さると思います。
トム・クルーズも追い詰められた故に性格が破綻してますし、自閉症のダスティン・ホフマンとうまくいく訳がありません。その苛立ちもよく伝わる演技でした。
でも、これは映画だからではなく、これこそが家族が一生懸命心を通わせようと願う苦労のリアルなのです。そこにある苦悩、喜び、落胆、感動がリアルだからこそ名作の呼び声が高い映画なのだと思います。 -
見終わって、良かったなあと思えたお話し。
現実に障害を持った家族との関係は、映画のように美しくは無いんだろうけど。だからこそ、こんな話があってもいいよね。 -
トムクルーズがど田舎の道路でバチギレして車を停めて降りて「パンツはパンツだ!どこで買ってもパンツだよ!パンツなんだよ!」って怒鳴るところが大好き。
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死んだ父親の遺産の相続人は、存在すらしらなかった自閉症の兄だった。兄と弟のロスまでのロードムービー。
ダスティン・ホフマンの演技がすごい。
ちょっと通じあえたホットケーキシロップの件がいい。
生前の父親はどんな想いで兄に会いに行き、毎週土曜日、彼に愛車を運転させてたんだろう。
会話の端々や、言動から想像を巡らせた。