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- / ISBN・EAN: 4988142795922
感想・レビュー・書評
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1912年、イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発した。
新天地アメリカに夢を抱く画家志望の青年ジャックは上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、二人は互いに惹かれ合う。
そこにはローズの婚約者である資産家キャルや、保守的なローズの母親などの障害が横たわるが、若い二人はそれを超えて強い絆で結ばれていく。
しかし、航海半ばの4月14日、タイタニック号は氷山と接触。
船は刻一刻とその巨体を冷たい海の中へと沈め始めていた。
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ローズの肖像画が発見されて、本人が登場して、当時のことを語っていく。
もうこの時点で引き込まれてた。
身分の違う二人が船の上で結ばれていく過程も自然で、
面白かった。
後半は場面がガラリと変わり、氷山と接触してからの舟が沈むまでの緊張感。
しかも、その間にジャックは窃盗で手錠をかけられて、逃げ場なしの状態。
ハラハラドキドキして、水の怖さ、舟が垂直になった時の人の小ささを知った。
沈没してどうにか二人は助かったのに、あの水温が。
最後の最後、現実に戻りネックレスを海に投げ入れたのも、観てるこちらも現実に戻された感があって、ほんまにこの物語は終わってんなと思った。
久しぶりに観たけど、やっぱりいい映画やなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
100年前の今日、タイタニックが沈んだ───
1912年4月15日午前2時過ぎ。あの巨大な豪華客船「タイタニック」が、氷山と激突し、二つに割れて大西洋の海深く沈んでいきました。
浮沈戦艦だったはずの「大和」が、第二次大戦でいとも簡単にアメリカ航空機の爆撃で沈没したように「タイタニック」も処女航海で沈没という、なんともあっけない最期でした。
死亡者約1500人。
何人かはボートに乗って生き残ることができたのですが、多くの乗客は、氷点下二度という冷たい海に投げ出されたせいで、1時間と持たずに亡くなられたようです。
日本人として唯一生き残った乗客は細野正文さんという方で、なんとその孫がYMOの細野晴臣氏。
その方が亡くなっていたらYMOは生まれなかったのですね。感慨深いものがあります。
この悲劇を巨大スペクタクル映画、そして感涙のラブストーリーとして完成させたのが、ジェームズ・キャメロン監督の映画「タイタニック」。
1997年公開のこの映画は、全世界で$1,842,879,955(日本円にして約1500億円!!)という前代未聞の興行収入を上げ、2009年「アバター」に抜かれるまで、12年間、興行収入ベスト1の位置を譲りませんでした。
記録を塗り替えた「アバター」も、同じジェームズ・キャメロン監督というところがまたすごい。
私も好きな映画の一つです。
素晴らしい映像と脚本。優しく切なさを覚える、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」。そして何より、ディカプーもウインスレットも初々しくてとても可愛い。
映画館で観終わった瞬間、感動して言葉も出ず、セリーヌ・ディオンの歌声をぼうっと聴いていた記憶があります。
今回3D版ということなので、是非また映画館で観たいと思っています。
しかし、沈没後100年を記念(?)した「タイタニック号潜水ツアー」も、急病人が出たせいで、目的地に行く前に港に引き返したとのこと。
やはり、呪いでもかかったのじゃないでしょうか。
約500万円ほどするんですよ、このツアー。
何故なら、その名の通り、実際に深海探査船で、本物のタイタニックを見るために深く潜るんですから。
ナショジオのサイトに少しだけその映像が掲載されていますが、100年経った今でも、一部は昔の面影そのままとのこと。これまたすごい。
↓ナショジオの「タイタニック」関連サイトに詳しく書かれています。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120409002&expand
まあ、何と言っても、こんなツアーを企画するアメリカ人のスケールがでか過ぎます。 -
DVD
ものすごくお金のかかっている、だけどそれ以上のビッグマネーを回収した、誰もが知っている名作。
前半は階級の違う男女の上質なラブストーリー、後半は臨場感のあるディザスタームービー。
この時のディカプリオは演技は少し抑え気味な感じがするが、美しさの最盛期であることは間違いないだろう。
どうでもいいけど、Wikipediaでディカプリオを調べたら一度もアカデミー賞を取ってなくて驚いた。あれ、ギルバートグレイプとかアビエイターとかで取ってなかったっけ?ノミネートだけなの?あれ? -
デートでこの映画を見に行ったとき。
氷の海でジャックが沈むあの、泣けるいいシーンで
彼が退屈のあまり、ジュースに息を吹き込んでブクブクブク・・・って
やってたのを思い出します。
もちろん周りの人から、白い眼で見られてましたwwww-
初めまして。
コメントならびにレビューへの評価、ありがとうございます。
私自身が言うのもなんですが、私が読んでも面白いと思うレビューは(...初めまして。
コメントならびにレビューへの評価、ありがとうございます。
私自身が言うのもなんですが、私が読んでも面白いと思うレビューは(笑)綿矢りさ関連と、他に「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」と、少ないですがマンガ関連のレビューです。
その他の作品のレビューはそこそこ真面目に書いておりますので、あまり面白くないかもしれません。
ですので、そのあたりをご理解いただき、レビューをお読みください。
今後とも、楽しんで頂けるような面白いレビューを書くように、あい努めて参ります(笑)。
よろしくお願いいたします。
2012/12/13 -
追伸:ちなみにあなた様のこのレビューもツボにはまったので、思わず笑ってしまいました。
楽しい彼ですね。
彼はジャックが沈んでいく様子を...追伸:ちなみにあなた様のこのレビューもツボにはまったので、思わず笑ってしまいました。
楽しい彼ですね。
彼はジャックが沈んでいく様子を音声表現したかったのじゃないでしょうか?
ブクブクブク・・・って・・・。
失礼しました。2012/12/13
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とりあえず外出先で船的なものに乗った時は
尖端でジャックとローズごっこをします。
楽団のシーンが好き。
タイタニック号は半分しか作っていなくて
逆側の画はフィルムを反転させて撮ったとか
逸話がいちいち壮大なのもらしいと思う。
VHSしか持っていないので、DVDで観たらまた印象が違うんだろうな。 -
いま読んでる『リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!』に取り上げられているので、二十数年ぶりに観ました。高校生以来!
悲しくなるので(同じ場面で泣いた…)繰り返しは観ていない映画だったのですが、やっぱりオモチロイですね。3時間強という長さを感じない、というか、この長さは必要だったのだなあ。 -
最近、約20年ぶりに再鑑賞。
映画の尺の半分辺りでタイタニック号が氷山に衝突し、それまでの華やかでロマンティックなシーンから一転、パニック映画になる。
その急転直下ぶりはもう別の映画と言っていいくらいなのだが、この後半が格段に面白い。「主演の男女が船上で出会って恋に落ちた」ことだけ知っていれば、氷山衝突から見始めてもいいくらい。
特に、我先に救命ボートに乗り込もうとする乗客たちと、それをなんとか制止しながら女性と子供だけを乗せていく航海士たちの、押し合いへし合いの群衆シーンは非常に臨場感があり、本当にこんな光景だったかもしれないと思わされる。