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- / ISBN・EAN: 4988021149136
感想・レビュー・書評
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【海よりも深い母性を扱った最高に泣ける傑作】
皆さん、昨日、今日はまだ日陰に入ると涼しく感じて過ごし
やすいのですが・・・今週末は猛烈に暑くなるそうです!!
そんな今週末は照りつける日差しをものともせずお台場合衆国や
ディズニーなどへ行かれる強者達が沢山おられると思いますが・・・
疲れたから今週末はちょっとゆっくりしたい~なんて方も沢山
いらっしゃいますよね??
そんなのんびりされたい方はエアコンの効いた部屋でまったり
猫生活をおくられるのでしょうが、大切な方と一緒に同じ時間を
共有できても、やっぱり折角の週末、普段とは違う充実した一日
を過ごしたいですよね??
そんな週末は充電期間として日ごろの疲れを癒し、まったりのん
びりしながら快適な室内で感動的なドラマを一気に見て心身ともに
リフレッシュするなんてのは如何でしょうか??
そんな皆さんに週末を有意義に過ごせる素晴らしい感動作品、
『MOTHER』をおススメしましょう!!
内容として・・・
研究室から追い出された松雪さんは生活の為、一時的に教師の
職につきます。
そこで母親から虐待される芦田愛菜ちゃんと出会うのですが・・・・
例によって内容は皆さんの素晴らしいレビューをご覧くださいな(笑)
ただそう言ってもこれだけではレビューにならないわけで・・・
まさかこのドラマをご覧になられていない方はいないと思いますが
一応ネットに『感動シーン集』がありましたので参考までにおいと
きますね(笑)
【Youtube ”感動シーン集”】
http://www.youtube.com/watch?v=6pLx7reeihg
そしてこれはご覧になられた方向けのハイライト集です!!
【Youtube ”MOTHERハイライト+hinacoさん、泣き顔スマイル”】
http://www.youtube.com/watch?v=Xj2iRoo9fdw
この作品のテーマは『母性』であり、キャッチコピーとして
『母性は女性を狂わせる』とあります。
確かに男性目線から考察すると他に幾らでも合法的な方法で
芦田愛菜ちゃんの母親になる事が出来たと思いますが・・・
作中で見せ付けられる真の母性に目覚めた女性の圧倒的な海
よりも深い愛情の前ではそんなこっぱずかしい理屈は霞んで
しまい、何の意味も持たない事を見せ付けられてしまいます!!
そんな素晴らしい本作品は残念な事に映画的な映像と終盤まで
救われない話から平均視聴率は12.9%と低迷していました。
ですが脚本の素晴らしさと映像美から2010年度のTVドラマ
アワードの最優秀賞とアカデミー賞も受賞されており、年を
重ねるごとに世間の評価が高まっている至高の作品であると
思っています!!
実際、ツタヤさんでもほぼ毎回レンタル中になっていますしね(笑)
本作でレビュアーの方が記載されておられますが、子育て中の
母親は孤独です。
愛情深く育てていてもふとした瞬間に寂しさを感じ、子供が
疎ましく思えてきてしまう。
それが高じると自分でも望んでいないのに最愛の子供に手を
上げる最悪な事態に陥ってしまうのです。
”子は母親の愛情を受け、母親は夫の愛情を受けて初めて家庭
という環境が整う。”
そのような状況に陥らないように夫である男性が優しく母親を
慈しみ守る良き理解者でいるべきなのですが、一般的な男性は
母親の葛藤や悲しみのサインには全く気がつかず、己の欲望と
楽しみに日々うつつを抜かす愚かな生き物でもあります。
そういった社会の最小構成である健全な家庭を築く為にも、
母親よりも父親、特にお子さんがいらっしゃる男性に見て
もらいたい傑作であると断言できます。
『母性』とはある日、いきなりできるものじゃない・・・
元々女性に備わっている重要な感覚であり人類を育み、発展を
支え続けている!!
そう考えてみると普段、威張り散らかしている我々男性は所詮、
母性という女性の手の平で踊っているに過ぎない存在であると
いう現実が身に染みます。
是非とも本作品を見て、私含めて日ごろの行いを改める良い
機会になれば大変嬉しく思いますよ!!
最後に感動的な本作品をビシッと決めるhinacoさんの主題歌を
お聴きくださいね!!
【Youtube hinaco ”泣き顔スマイル”】
http://www.youtube.com/watch?v=VCDvFiYuhSc
芦田愛菜ちゃんのけな気な姿に泣きまくった・・・むう達でした!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「親子」や「育児」をテーマに話していると
必ずといっていいほど話題に上るドラマだったので観てみました。
35歳の女性教師と
担任するクラスにいる明るく溌剌とした、
けれど明らかに虐待を受けていると判る幼い少女とが
”嘘の親子”となって生きようとする逃亡サスペンスです。
30代、40代の女性で
このドラマを観て一回も泣かない人はかなりレアじゃないでしょうか。
ハンカチよりバスタオルが鑑賞の必須アイテムと言いたいぐらい。
このドラマのなにがいいって
出てくる”母親”が2種類じゃないところだと思います。
全編を通して5人の母親が登場し、それぞれの母性と葛藤とを
見事な演技力で体感させてくれたんですよね。
どの愛し方も賛否両論なんでしょうが、それもまたリアルで。
とにもかくにも田中裕子さん。
あの穏やかなトーンと裏腹の”貫通力”を心底尊敬します。
親子って
血の繋がりなのか歴史なのか想いなのか。
それとも選択なのか。
問い続けること全11話。
その途中で
答えを出すことなんかどうでもよくなりました。
答えも定義もきっとない。
それが親子なんだと自然に受け止めることができたので。
ラストシーンは飛び抜けて非現実的でもなく
あれが視聴者への最大の配慮だったのかなとも思うんですが
どこか急ぎ足でまとめちゃった感も否めず。
それでも評価が★5つなのは役者さんたちの演技の素晴らしさと
ただただ悲惨にしてドラマ性を高めようとはせず
一貫して愛情を感じさせる構成への賞賛と感謝の表れです。
暗いストーリーは敬遠しがちなあたしですが
このドラマは観てよかったです。 -
第1話から 第2話まで
レイナ(芦田愛菜)の 演技が なんというんだろう。
神がかり的だ。
虐待されていて・・じっと耐える。
松雪泰子 は こどものとき捨てられ
施設に預けられて 里子に だされた・・・・
3人姉妹の家庭となった。
北海道 に行き 渡り鳥 の研究をした。
ごみ袋に入れられている 芦田愛菜をみつけ
芦田愛菜が 赤ちゃんポストに入れてほしい
という。
そこで 母親に なることを 決意する 松雪泰子。
北海道から 逃げ出そうとする 松雪泰子。
トイレに行きたがる 芦田愛菜 と一緒に
トイレに行った時に カバンを 置いておいたら
おカネを 全部盗られていた。
お金が無くなって・・・
行くところがなくて、施設に向かうが・・・
施設は 閉鎖されていて、
認知症になった モモおばさんがいただけだった。
第3話
松雪泰子が田中裕子に 母の想い出を 語る。
お子様ランチと タンポポの想い出。
私が笑うと 私を捨てる合図だった。
田中裕子は 松雪泰子に質問する・・・
実の親に会いたいか と。
『無償の愛 は 親ではなく 子供から与えられる。
だから 子供を捨てた母親とは 会いたくない』と言う。
すごい役だよね。
田中裕子。その苦しみ。
第4話
田中裕子は ツグミが レイナ だとわかる。
記者が レイナ のことを追いかけている。
田中裕子は レイナを小学校に行かせる
方法を 松雪泰子 に教える。
そして 小学校に行けるようになるが・・・
折り紙の飛行機で・・・田中裕子が母親だとわかる。
この物語の作り方が
しこみ方が・・・巧み。
松雪泰子はなぜ 誘拐したのか?
虐待に対して 無関心から 誘拐へ。
二人で 北海道から逃亡 して 施設へ。
生みの母親(田中裕子)に会う。
実家(高畑淳子)に戻る。
記者が 嗅ぎまわる。
1000万円を要求される。
育ての母親が母親だと松雪泰子にいう。
実家で ツグミが 松雪泰子の子でないことがわかる。
母親とはなにか?
虐待する母親とは?
血のつながらない 母親とは?
そして 家族とは?
姉妹とは?
鈴原母親(高畑淳子)は・・・いう。
『子供も母親も 選んぶものじゃない
出会うものだ。』
しかし、母親になろうとした
ことが・・・犯罪 である。
一気に 見終わった。
すごい作品でした…
母親と母性の違いがよく理解できた。
3人の女優が このドラマの主軸でした。
なんといっても 貫き通した 母親。
田中裕子の熱演です。
おしん では演技の確かさを じっくり堪能しましたが
それが 風雪を経て 磨きがかかりました。
言葉の間合いがいいだけでなく
言葉がなくても 表情だけで表現できる
数少ない 女優さんですね。
めだたず、静かに、存在感がある。
最近見た
読書する日々 火火 も優れモノでしたが
今回の Mother は それをさらに パワーアップしていました。
慈悲のような・・・
子供を守ると言う毅然たる姿が 凛としていた。
母親の品格があり 鋼鉄のように 強い。
世の中には オトコとオンナと母親がいると
言わせしめるほどの りっぱな お母さんだった。
犯罪者 実の子どもを捨てる という 自分の過去を
うけとめながら 懸命に 仕事をし続ける・・・。
不思議なことに すみれ美容室に
お客さんはきたことがないようだが・・・。
ツグミが 田中裕子に 名づけた
『うっかりさん』と言う名前が じつにいいなぁ。
ニンゲン味があふれている。
2人目は 芦田愛菜 の セツない子役。
この演技は もう言いようのない 心を揺さぶる
言葉と表情と笑い声・・・
笑い声が コロコロとしたりくぐもったり 無邪気だったり。
無邪気さを 自然に身体から 発散させていることに
驚くばかりで…ナミダを誘う要因でした。
仁美に ツグミは言う
『レイナは死んだんだよ』と。
もう無理して 母親しなくていいよ という
生んだ母親にかける 娘としての 最大限の言葉。
仁美 を助けてくれる人が おれば
こんな悲劇は おこらなかっただろう。
3人目は 高畑淳子。
このヒトは ちょっと目立ちすぎで でしゃばる演技が
多い中で 今回の 母親役は 立派でした。
包容力 寛容力・・・
実にスケールの大きな 母親を演じた。
松雪泰子は 子どもに対して 無関心 だった
生い立ちがあり・・・その格闘の中で
母親を母親として認めながら
自分が 母親になろうとする と言うむつかしい
役どころを よく演じたが。
すこし 平板 でしたね。 でも十分に合格点です。
松雪泰子は言う
『あの時あなたの母になろうとしなければ
きっと私も母に出会うことはなかったと思います
あなたの母になったから
あたしも最後の最後に母を愛することができた』
心の糸 での ロウアの 母親 役よりも進化している。
松雪泰子は フラガール が なんといってもよかった。 -
久しぶりに衝撃を受けた。
正直、「八日目の蝉」のような展開かと思っていたけど
最後ハッピーエンドで終わって良かった。
芦田愛菜ちゃんの演技がとにかくすごい!
母性は女性を狂わせる。
母親になってまた観たい。 -
孤独な少女時代を送ったがために人との深いつながりを拒否した女性が、かつての自分と同じように愛情に飢えている少女と出会ったことで母性に目覚めていく姿を描いたヒューマンドラマ。出演は松雪泰子、芦田愛菜、田中裕子ほか。渡り鳥の研究をしていた鈴原奈緒は、大学を離れ小学校の新任教師となった。彼女は他人の事には無関心な性格だったが、虐待を受けている生徒・道木怜南と出会い、次第に母性が芽生えていくのを感じて…。
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芦田愛菜恐るべし。もう一度誘拐してってとこのくだりは、二度観て、二度とも泣けた(。>д<)今放映されているwomanと平行してみると、田中裕子がどっちでも娘をすてた母親役でかぶる~。うっかりさ~ん,,(。>д<)何気に高畑さんもいい。母性ってやっぱり('ε'*)
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vol.3まで見終わった。
母になることの意味を考えてしまいます。ちょっと重たいですね。
vol.5まで見終わりました。
人間には男と女と母という種類が存在するという言葉は響いた。
母という存在の大きさを感じさせるいい作品。内容が内容だけにちょっと重たいです。