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- / ISBN・EAN: 4907953036277
感想・レビュー・書評
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結局成仏しちゃうのかよ!
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9
2009年 アメリカ
監督:シェーン・アッカー
出演(声):イライジャ・ウッド/ジョン・C・ライリー/ジェニファー・コネリー
人間の知能を持った機械を作り出したことがきっかけで、機械の反乱によって滅ぼされてしまった人類・・・という設定自体はSFアニメの定石ですが、廃墟と化したその世界で生き残っているのが、人間ではなく布製の人形たちであるところがこの作品のポイント。かっこいいアンドロイドだのサイボーグだのですらなく、ぶっちゃけ「あみぐるみ」にしか見えない、弱そうなお人形たちです。でも彼らには、機械にはない「心」が宿っているんですよね。
主人公は最後に目覚めた「9」の番号を持つ人形。1から始まる人形が全部で9体登場するんですが、彼らがそれぞれとても個性的。1は老獪なリーダーで、考え方が保守的で古臭く、権力に執着している側面もある老人。2は好奇心旺盛な学者肌の温和な老人。最初に9を助けて攫われた彼を助けるために9の戦いは始まります。3と4は双子の子供で、喋れないけれど図書館に潜んでいて知識が豊富。5は戦闘で片目を失っているけれど、友情に厚く、2と仲良し。2を助けるために9と行動を共にし、やがて親友に(この友情が結構泣かせます)。6は不思議ちゃんで変な絵ばかり描いているけど、この絵が謎を解くキーワードになる。7は頼りになる女戦士。8は巨漢で力持ちだけどちょっとおバカなので、1の手下として使われている。9は主人公なので、勇気あるまっすぐな心の持ち主。声がイライジャだったので、自分の使命を全うする役割にはピッタリ(笑)。
この9体のお人形たちが、対立したり、力を合わせたりしつつ、機械の親玉みたいなのを倒すために戦います。設定からして深遠なテーマとかもあるんだろうけど、そういうの考えなくても単純にハラハラドキドキ面白く見れるし、もちろん哲学的なテーマを見出したければ深読みも可能。ティムバートンが肩入れしたのも納得。個人的にはものすごく好きでした!
(2010.08.29) -
人類が滅びた後の世界に残された9個の人形たちの話。CGが本当に素晴らしい!人形たちがまるで生きているかのごとく動き回っているのを観るだけで面白い。ただし内容は暗いし難しいので子供向けというよりもマニア向け(笑)その後が気になる。
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ゲオにて
おもしろかったけど、ちょっと悲しかった(チビ1号) -
ファンタジー作品だけどファンタジーじゃない!
子供がみてもきっと理解できないと思う。内容も明るいファンタジーではなくどちらかと言えばダーク。ただ、他人のために動くとか、今の世の中に必要な事が含まれている映画。深いよ! -
「9」の意味は?
「9」は苦で忌み嫌われる数字。
火傷の際、体の各部を9%ずつ分ける「9の法則。
憲法第9条には「戦争の放棄」が書かれている。
好奇心は9つの魂を持つという。
……が、ナインが「No.9」である意味や、やぜ9体なのかがよく描かれてなくて残念なラスト(^-^;)
期待ハズレ。
子供も意味分からず。
ストーリーは、
ある廃業で人形が目覚める。背中には「9<ナイン>」と番号が書いてあった。外は全滅し怪しいマシンが蠢いて人間は滅亡していた。そこで ナインは仲間に出会い、なぜ地球は滅亡したのか、自分たちはなぜ生まれたのかを知るべく、巨大マシンと戦う決意をする…しかし人形たちを「ナンバー1」が取り仕切りルールで縛り付けていて、人形たちも仲間割れをしていた…
オッチョコチョイにも程があるナインに苛ついたw
あんたがナンバー1を責められる何があるんだか↓↓
結局、人間には「支配的な気持ち」や「恐怖」「探求心」「好奇心」など対極的とも思える心があり、身を滅ぼすのも己なのだと言いたいのかな?
なら、ラストは地球が再生すべく…
なんか納得いかないわぁ -
観たかった作品だったんですが、なんかいまいちでした。
映像は凄く綺麗です。キャラも可愛い。
でもなんかあんまりお話に入り込めなかった。
ラストも微妙でした。 -
映像が綺麗で世界観やキャラクターも魅力的で雰囲気がいい。
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スチームパンクなディストピアと人間の心を持っている人形たち。お別れの儀式を行う人形たちが美しい。