(500)日のサマー [DVD]

監督 : マーク・ウェブ 
出演 : ジョセフ・ゴードン=レヴィット  ズーイー・デシャネル  ジェフリー・エアンド  マシュー・グレイ・ガブラー 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.74
  • (184)
  • (361)
  • (247)
  • (64)
  • (10)
本棚登録 : 1756
感想 : 300
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142827821

感想・レビュー・書評

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  • 当時映画館で観ました♪

    久々にいい映画観たぁ〜って
    素直に思えた一本。


    アメリカでも
    口コミから上映館が広がっていったのも頷けますね〜。


    恋をするということを
    徹底的に男目線で描いた珍しい映画なので(笑)、

    似たような経験をした人も含めて
    男なら気恥ずかしくも共感できるだろうし、

    女の子から見れば
    男ってやっぱバカぁ〜と
    いろんな意味で参考になったり、

    見終わった後にパートナーと
    恋愛談義に花が咲く映画だと思います(笑)


    なんでもないストーリーだけど、
    冒頭から
    別れる寸前のエピソードから始まり、
    記憶がシャッフルし
    出会った頃に戻ったり、

    次のシーンでは
    また日付が飛んで
    二人はギクシャクしていたり、

    二人の500日の想い出が
    行ったり来たりする
    時間軸に囚われない
    脚本演出は
    なんとも斬新で見事!

    終始どういうこと?って
    話の流れが掴めなくて気になるし、
    先に結末を知ってたりするので
    トムに思いっきり感情移入したりして(笑)

    おかげでハラハラしたり
    トム目線でウキウキしたり
    何度もツッコミ入れながら(笑)
    飽きずに見れました。


    そして現実的で潔い、
    小悪魔なサマーを演じる
    ズーイー・デシャネルが可愛い過ぎる!(笑)


    敢えてバリバリにキメていない
    60s風ファッションもセンス抜群で
    オシャレ好きさんも必見だし、
    カラオケでは
    なんともキュートな歌声も聴かせてくれています。


    思わずキュンとなる
    IKEAの家具を見ながらの新婚夫婦ごっこは
    真似する人が多いかもね〜(笑)。


    カラオケでトムが歌うThe Clashや
    街中で流れるホール&オーツや
    終盤のサイモン&ガーファンクルなど、
    ミュージックビデオを手掛けていた監督だけあって、

    劇中を彩る
    音楽の使い方がまた素晴らしい。



    授かった偶然を自ら行動し
    切り開いた者にしか、
    運命の出会いは訪れないというテーマと、

    恋に落ちた時の高揚感と共に
    悲惨な現実をも余すことなく描き、

    オシャレでポップで
    切なくて笑えて、

    ラストは
    なんとも爽やかな気分をくれる(笑)
    技アリの一本です♪

    • makkko8さん
      コメントありがとうございました!

      この映画はずっと気になってはいたものの、何となく観る機会が無かったのですが、
      素敵な映画なんですね...
      コメントありがとうございました!

      この映画はずっと気になってはいたものの、何となく観る機会が無かったのですが、
      素敵な映画なんですね~!
      ぜひ観たいと思います!
      これからも、レビューなど参考にさせていただきます。^^
      2012/03/11
    • 円軌道の外さん

      いえいえ、
      こちらこそ
      わざわざ
      コメントありがとうございます(^O^)


      この映画は
      日本の『モテキ』を始め、
      ...

      いえいえ、
      こちらこそ
      わざわざ
      コメントありがとうございます(^O^)


      この映画は
      日本の『モテキ』を始め、
      後発に様々な影響を与えた作品なんで、
      映像も斬新やし、
      オシャレでキュートですよ♪


      また機会あれば
      チェックしてみて下さいね(^_^)v


      自分もこれから
      makkko8さんのレビュー等
      参考にさせてもらうんで、
      末永く情報交換できたら
      嬉しく思います☆


      2012/03/11
  • 映像、衣装、髪型、おしゃれ。サマーがキュートすぎて。かわいい!
    トムのクシャっとした笑顔がステキだったな。
    サマーのこと友達に話してるのとか男の人ってこんなかんじなのかなとか思っちゃう笑
    サマーに振り回されてるトムの表情がひによってコロコロかわるのがおかしかったし、切なかった。
    あとクロエちゃんが大人すぎてそこもいい味だしてた。
    公園で建築のこと話してるシーンでサマーの腕に書いてくとこ好き。
    いきなりミュージカルになったり。ほんとトムの表情おもしろかった〜
    サマーの次はオータムか。なんだか前を向ける映画。

  • 音楽がとてもよかったです。

    サマーがめちゃくちゃかわいいのですが、彼女の気持ちが最後までちょっとよくわからなかったです。現実的な女の子だったはずが...運命って...男勝りでリアリストに見えてもやっぱりサマーは女の子でロマンチストだったんだなぁ。結婚はサマーにとっても思いもよらないことだったのかも。
    恋愛と結婚は別物、結婚はタイミング、とよく言われているけど、私にはまだわからない...
    300日くらいからのトムが哀れで辛かった...

    最後の終わり方はよかったといえばよかったのかな?サマーとの恋に吹っ切れたことで、トムが仕事面でも恋愛面でも前に進められそうな感じでよかったです。

    モテキを観たばかりだったので、トムの有頂天ダンスシーンが森山未来のダンスシーンとかぶって見えました(笑)

  • 女の子ってこれだからもう。

  • 映画館で二度観て、DVDも手に入れ、サントラまで買ってしまい、the Smithsのアルバムまで借りてしまう始末。
    主役二人が本当に自然で良い。一度観ると、トムの気持ちに添ってしまい、完全にサマーに恋してしまうのですが、二度目からはサマーサイドからも観れるので、一度目とは違う切なさが。
    基本的にトムサイドから描かれているので、サマーの友達などが現れないのも良いです。反対に、トムの友達が良い味出してます。エレベーターでIt was goodと言われたから、もう彼女のことは諦めると言ったときの友達の反応は、何度観ても笑えます。
    Let's agree to disagreeは、この映画で学んで、実生活でも使い始めたと思います。会話の端々がリアルなのに気が利いていて、インディー映画のような雰囲気なのに王道で、さらっとしているのに鋭くて。ジョセフ・ゴードン・レヴィットはビフォア・サンセットのイーサン・ホーク並みに、「恋してる」演技が上手いのではないかと。
    小悪魔すぎるサマーに噛んで振り回されても嬉しそうにしているトムが、不憫なような情けないような。でも嬉しそうにしている彼を観ると、恋愛はどんな恋愛でも意味があるのだなと思わせてくれますね。

  • 恋ってこういうものだよね。
    簡単に運命を感じてしまうし、価値観がある日突然180度変わることもあるし、失恋してもいつのまにか忘れてる。
    ふたりの言動がすごく自然で納得感がありました。
    トムにとってもサマーにとっても、この恋から学ぶものがあって良かったと思えるラストのまとめ方が好きです。

  • MVを多く手がけたマーク・ウェブ監督のおしゃれ映画。
    サマー演じるズーイー・デシャネルが本当に可愛い。
    着てる服とか、部屋とかも。

    モテる女性に限らず、多かれ少なかれ皆サマー。
    (30)日目には、クール、最高、であったことが
    (354)日目には、何故だかどうしてか、嫌気がさしてる、帰りたい
    なんてことは誰にだってあるのでしょう。
    相手にとっては勿論、本人にだって
    どうしてそうなってしまったのか分からない、それが切ないね。

    欧米人のKaraokeって様になるから良いな…。

    • 円軌道の外さん

      はじめまして!
      フォロー感謝感激です(^O^)

      俺もコレ大好きな映画です。
      なんでもないストーリーだけど、
      時間軸に囚われな...

      はじめまして!
      フォロー感謝感激です(^O^)

      俺もコレ大好きな映画です。
      なんでもないストーリーだけど、
      時間軸に囚われない
      脚本演出は
      なんとも斬新で見事だったし、
      見終わった後に恋愛談義に花が咲く映画ですよね(笑)。

      小悪魔なサマーを演じたズーイー・デシャネルの
      あえてバリバリにキメていない
      60s風ファッションがセンス抜群だったし。

      レビューを選ぶ参考にさせてもらうんで、
      これからも宜しくお願いします(^_^)v

      2012/01/08
    • けいさん
      円軌道の外さん
      フォロー等ありがとうございます。
      余韻の残る良い映画ですよね。
      どうぞよろしくお願いします。
      円軌道の外さん
      フォロー等ありがとうございます。
      余韻の残る良い映画ですよね。
      どうぞよろしくお願いします。
      2012/01/09
  • トムとサマーの500日。
    サマーとの関係に終わりが見え始めてからのトムの病み具合はどんだけメンヘラかよってかんじだし、
    サマーもサマーで、恋人というラベリングを拒み続けていたくせに、満たされたいときに満たされて、やりたいときにやってただけじゃんって思うし、しかもそもそも恋愛という概念を否定してたような人が結局結婚しちゃって、その上運命とかいう言葉を持ち出して、すげー都合いいやつって思ってしまうけど、
    恋愛なんてそんなもんだよなと、現実味が降りかかるからチクチクする。恋愛のバランスひとつで何もかもが不安定で狂ってしまうことも、都合よく自己中心的につい捉えがちなところも。
    そういうトムとサマーの関係は異端なようで普遍というか、だからこそ見ていて辛いし、共感を呼ぶのかなとも思う。要するにわかりやすい恋愛映画。
    ただ公園で二人してひたすらペニス!!と叫ぶシーンにはドン引きしましたが。
    私は、内容はともかくとして、映画としての作りの上手さに、好印象を持ちました。カッコ付きの500日、のサマー、というタイトルも良いと思いますし、音楽も良くて、理想と現実を並列して映し出すところとか、ごくたまに、アクセントのように加えられるアニメーションにも、惹きつけられました。そしてラストシーンはとても素敵でした。ナレーションとセリフのミルフィーユ的な。絶妙でした。

  • グリーティングカードの会社に勤めるライター、トム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、初めてサマー・フィン(ズーイー・デシャネル)に会ったのは、会社のボスが新しいアシスタントとして彼女を紹介した時だった。
    それがサマーとの1日目。トムは一目で恋に落ちた。4日目。エレベーターの中でトムのヘッドフォンから漏れる音を聴いたことから、次第に会話を交わすようになる二人。28日目。カラオケパーティの席で、トムはサマーに恋人がいないことを知るが、彼女は愛を信じていなかった。
    しかし、サマーは「友達になって」とトムにキスをする。34日目。二人は一緒にIKEAへ行き、展示されているソファに並んで腰かけたり、ベッドに寝そべったりして新婚夫婦ごっこを楽しんだ。「真剣につきあう気はない」と言うサマーに、トムは「気楽な関係でいい」と答える。
    109日目。サマーが初めて自分の部屋にトムを招き入れ、トムは、二人の間を隔てる壁が一気に低くなった気がした。259日目。バーでサマーに言い寄る男をトムが殴ったら、逆にやり返されてしまう。「二度とこんなことをしないで」と怒るサマー。二人の間に埋められない溝があることは確かだった。
    しばらくして、トムはサマーが会社を辞めたことを知る。悪友のポール(マシュー・グレイ・ガブラー)やマッケンジー(ジェフリー・エアンド)の勧めに従い、新しい恋人をつくろうとするトム。
    だが、トムはどうしてもサマーが忘れられない。402日目。同僚の結婚式へ向かう電車内で、トムはサマーと一緒になり、サマーからガーデンパーティに誘われる。408日目のパーティ当日、トムは彼女の心が自分から完全に離れてしまったことを悟る。
    その後、トムは会社を辞め、夢だった建築家の道へ進むべく就職活動を始める。お気に入りのベンチに座って、未来の自分を想うトム。と、そこにサマーが現れた。長かった“500日の夏”がようやく終わろうとしていた……。
    「インセプション」「ダークナイト ライジング」ではクールで熱い男を演じていたジョゼフ・ゴードン・レヴィットが、運命の恋を信じる夢見がちな草食系男子をリアルにユーモラスに演じていて、想いを寄せるサマーの言葉や行動に振り回されたり、恋する男をリアルに演じて共感出来ます。
    クロエ・モレッツが、トムに恋愛のアドバイスをするおませな女の子を演じていて、いい役割をしています。
    気になる子が同じ趣味を持っていると知った時の高揚感、両想いになれた時の踊りだしたいほどの幸せ、IKEAで馬鹿馬鹿しい新婚ごっこをやっちゃう楽しさ、そういう恋愛の高揚感と、自分が好きなほどには相手は自分を好きじゃないと感じた時の孤独感や、相手の気持ちを測れない時の焦り、フラれた時の落ち込みという恋愛の苦しい部分。結局のところ、恋愛というのは勘違いと思い込みが大いに影響するもので、相手の気持ちを自分の物差しで測っては「ああでもない、こうでもない」と空回りをしてしまう。
    そういう恋愛のリアルな描写を、ユーモラスに描いている失恋映画の傑作です。

  • サマーを思っていた500日間。次の1日が来たようだ。

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