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- / ISBN・EAN: 4988104065032
感想・レビュー・書評
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自分で終身刑を下すなら、これでしょう。
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ミステリー&サスペンス映画ではありますが、愛について非常に深く語る作品でもあります。愛というキーワードが、市民ケーンの「バラのつぼみ」のように最後の最後まで、物語を牽引していきます!
非常に淡々とした映画ですので、睡魔に襲われ、えっ終わり?となるのですが、スルメ映画なので、余韻を楽しみましょう。
↓↓作品を観て思った事↓↓
未来を切り開こうと思うのなら、抱えてる問題を直視し、自分の力で立ち上がるしかない。でもどうしても壁にぶつかった時は何かが助けてくれる。今、大事な人はもちろん、過去の大切な人、言葉が自分を奮い立たせてくれるはず。人は一人じゃ生きられないのだから。 -
サスペンスの神髄とも言えるくらい良い出来だった。
謎解き、人間関係、スリル。
そして究めつけはラスト。
このラストこそが、「ただの良作」から「アカデミー外国語作品賞」に押し上げたのだろうと、感じた。
マジで恐いっす。
惜しいのは、アルゼンチンの文化を知らないと、ちょっと意味が分からないこと。
主人公の仕事や、その職場関係図など、理解するのが困難なのにもかかわらず、
過去と現在を行ったり来たりする展開は、それを追うだけでも必至。
結局所々分からないまま終わってしまった部分もある。 -
こうゆうサスペンス?あんま観ないのだけど、これは良かった。
久しぶりに映画に呑み込まれた。
難しい推理とかなんとかじゃなくて、人間の心理を丁寧に描いた作品。
終わり方が好き。
私の変わらない部分はなんだろう。 -
切ない物語。真実はそこにあっても、誰が「真実」を告げることができるのか。
誰一人真実を語ることなく、真実を知る手がかりを、「小説」を通し読み手に問いかけることしかできないのは残酷かもしれないが、優しくも映る。……ともあれ、こういった作品を観るたびに「弱さとは罪なのか」と考えてしまう。 -
某番組でおすぎさんが薦めてて気になったもの。
とても”映画”らしい映画。
媚びを感じさせず、淡々と面白い。
社会派サスペンスなのだとは思うけれど、ストーリーの展開に謎解きをこちらに問うような仕掛けはほとんどない。
ただ、舞台となる国の時代背景・社会状況を介して起こった事件・それにまつわる人間の人生が過去と現在のスパンで区切られて描かれている。
内容とは全然関係ないのだけど、途中出てくるサッカースタジアムのくだりの、群集がひしめいて試合に熱中してる様子が印象に残っている。
ウォーリーを探せを実写で再現したらあんな感じだとおもう(変な感想。
パンフレット800円也。