- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988104065032
感想・レビュー・書評
-
2011年4月23日(土)にTSUTAYA十三店で借りて翌日観る。悪くはないけど大してぱっとしない映画だなあと思いながら観ていたけど、エンディングがなかなか良かった。どちらかと言うと当たり。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スペイン語系の映画はいつも、愛と死がほんとうにコインの裏表のように重ね合わされている。本作もしかり。かつての殺人犯が生きていることが判明するや、主人公の愛もふたたび息を吹き返す。けっこうマジメな映画なのに、その、コメディすれすれのところがいい。底抜けのラテン性というべきか。
-
2017/02/04
-
好きな映画を上げろと言われれば、多分この映画は上げます。何が好きかと考えると、やはりものすごく情緒的で、登場人物達の感情がバシバシ入り込んでくるからでしょうか。決して作中で多くを説明するわけではなく、観る側に読み取らせる感じがします。
-
古臭さは狙っているのでしょうか。感情的には必ずしも理解しがたい。
-
先日映画館で見た「シークレット・アイズ」の元ネタとなったアルゼンチンの作品。サスペンスやラブ・ストーリーなどの要素があり、何とも言えない奥深い作品になっている。特にラブ・ストーリーの面は良かった。(ハリウッド版はその辺がちょっと微妙だったので)。こちらの方が断然映画としてはいい作品だといえる。感想が上手くまとまりませんがこんなところです。
-
刑事裁判所を定年退職したベンハミン(リカルド・ダリン)は、25年前に担当した未解決の殺人事件についての小説を書くことを決意する。事件当時の職場を訪れ、元上司の検事補イレーネ(ソレダ・ビジャミル)と再会したベンハミンは、イレーネとともに当時の捜査を振り返りながら、殺人事件の裏側に潜む謎に迫っていく…。
25年前の殺人事件をオーバーラップさせながら、現在の捜査も進行していきます。サッカースタジアムでの長回しによる追跡シーンはお見事ですが、これといった証拠もなければ根拠も弱い段階で犯人が逮捕されてしまいやや残念です。
しかし、その後は70年代のアルゼンチンの時代背景を巧みに利用した意外な展開を見せてくれますし、タイプライターのAや変わらぬものの伏線が綺麗に回収されます。被害者の夫に触発されて一歩踏み出す主人公のドラマも感慨深く、色んな要素を巧く練り上げた良作だと思います。 -
死刑よりも重い罰を。
最後まで見終えた時にそう思いました。なにも話しかけない。
無関心のように見せて25年、牢屋に入れておく。空虚な時間をすごしてほしいと。
見応えのある映画でした。 -
何が一番のテーマなのかなかなかつかめなくて、神経を使う映画でした。。見終わったあとでもちょっとわかりません。タイトルからしてなんかしらの過去が暴かれるんだろう、それはいつかいつかと待ったけど、たいした過去の秘密はなく、終始思わせぶりな雰囲気だっただけに消化不良。何が、見落としてる暗示でもあるのかな?時間が経ったらまた観てみるかもしれません。
-
EL SECRETO DE SUS OJOS
2009年 スペイン+アルゼンチン
監督:ファン・ホセ・カンパネラ
出演:リカルド・ダリン/ソレダ・ビジャミル/パブロ・ラゴ
う-ん、なんていうか、重厚な大人の映画でした。映画としてはとても面白かったと思いますが、好きかと言われると、別にって感じの。25年もうだうだと惚れた女性に告白できなかった主人公よりむしろ、最愛の妻を殺害されて復讐に一生を捧げてしまう被害者の夫の気持ちのほうが切なかったです。
(2010.12.10)