Only Time Will Tell (The Clifton Chronicles series Book 1) (English Edition) [Kindle]
- Macmillan (2011年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (465ページ)
- / ISBN・EAN: 9780230748224
感想・レビュー・書評
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どなたかがおすすめされてて。1章の途中までが無料で読めたから読んでたらやめられなくなって購入。読み進めてる時に2巻もゲットした。
好みかどうかだと思うけど、私はこーゆー登場人物に悲劇が続く感じのストーリーは好き。難題が降りかかる中、どうやって人生を進めていくか。
Harryは優秀で人間的に嫌らしさがなく、本当に彼(!)のDNAを引き継いでいるの?と思ってしまう。
人間は遺伝と環境で決まるんだろうが、よくひねくれることなく育ったな。
Emmaとの別れ。そしてまさかの結末でこれで2巻に行かないなんて無理でしょう!
英語も平易でスラスラ読める。7巻全部読めたら力がつきそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスの大物作家Jeffrey Archerの長編作品。Harry Cliftonという男性の波乱に満ちた人生を描く時代小説の第1巻。7巻まで続くそうです。
Harryは第一次大戦で父親を亡くし、母親と叔父、祖父母と貧しい生活を送っていた。しかし、その類まれなる音楽の才と利発さを活かして、貴族や有力者の通う寄宿学校への進学のチャンスを手に入れる。そこで出会う友人、また家からの満足な資金援助を受けられない中で次の進学先を掴もうと努力する姿。挫折や苦悩。そして恋。次第に忍び寄る新たな戦争の影。Harryが少年から青年へと成長するまでを描いています。
登場人物の心情を深く掘り下げるというよりは、Harryが大人になるまでの20年間の様子を時を追って順々に描いていっているという感じですが、章が変わることで、まったく同じ時系列の出来事を別の登場人物の視点で描いていくのが面白いです。登場人物が変わるだけで、順調に見えたHarryの進学にもこれだけの人が陰で支えてくれていたんだな、などHarry目線だけでは語られなかった裏のストーリーを知ることで、物語は深みを増していきます。また章をまたぐことで、少しずつ謎や秘密が増えたり解き明かされたりする、その構成も魅力的でした。物語の始まり方からして、Harryの出生には秘密があることを匂わせる意味ありげな始まりかたです。その出生の秘密と父親の死の真相についてはすぐに予想はつきますし、ここで2行くらいでまとめて書いてしまうことも可能なのですが、それが登場人物の視点を変えてじわじわと描かれることで、次へ次へとページをめくってしまいます。その匙加減が絶妙です。終わりも1巻で一応の完結を見るのではなく、なかなか衝撃的なラストシーン。これは2巻を読まないとという気にさせられます。 -
面白さが感じられず、途中で放棄。
気が向いたらまた再読するかも -
ちょっと前に読んだのでした。
完全理解とはいえませんが(英語の問題で笑)そこそこ理解して読んだつもりです。終わり方が強烈で、2巻に行かずにはいられませんでした。