Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2014年 09月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • 仕事の疲れは仕事で癒す。
    成功するまでやりきるからストレスがたまらない。

  • 手術のたびに集中力を高めているようでは一人前の外科医とはよべない。天野先生の記事がとても面白く感銘を受けた。本来の医師の仕事とは、患者を治すことにより社会を再生産こと。患者本人が手術をした病院のことも病気だったことも忘れて社会に戻ること。手術中の平常心を保つために自分の引き出しを一つでも多く持っておくこと。準備が欠かせない。二の矢をたえず用意しておくことは大事だが、二の矢までで絶対にけりをつける、と覚悟を決めるべき。迎える当日は念入りな手洗いの儀式で平常心と保つ。問題は即解決して、ストレスを抱えない。やるべきことをやりつくせば、あとは神頼みというか、森羅万象を味方にする。プロフェッショナルの仕事、ここにあり。

  • 促進焦点型と予防焦点型、日本電産の社長インタビュー、仕事と家庭を両立できるか、あたりの記事が興味深かった。

  • 一流に学ぶハードワーク。
     制御焦点理論。モチベーションのタイプを「促進焦点」型と「予防焦点」型に分けるものだ。促進焦点型の人は自分の目標を獲得や進歩の追求と捉え、目標を達成した際に得られる利得に焦点を当てる。リスクをとって、大きな夢を描いたり、創意工夫に満ちた考え方をする。予防焦点型の人は、自分の目標を責任としてとらえ、安全第一。慎重に検討を重ねて、分析や問題解決に優れている。このタイプをもって、モチベーションの一致を生み出すことがカギで、一致したリーダーの下で働いていると自覚している場合、自分の仕事に対してはるかに大きな意義を見出す。逆はうまが合わないということになる。
     日本電産永守社長の仕事のストレスは仕事で治すというのが、本当にすごい。M&Aで成長させ続けた人生。恐ろしい。正月の午前中しか休んでいないので、日曜日にミーティングもザラ。本当に人間かと思ったのを思い出す。
     棋士、医者が持つモチベーションと一流ならではの勝負に望む準備。ストイックな取組姿勢は、人生をこれに捧げるという強い気持ちがある。自分の仕事、自分の大切なことのために強い気持ちで望みたい。

  • 今月号は、『一流に学ぶハードワーク』。
    どちらかというと人事系の話ですが、面白い記事が
    多かったと思います。

    面白かった記事は、下記
    『品質の文化』を築く4つの条件
    仕事のストレスは仕事で癒す 日本電産永守社長
    平常心があれば集中力は生まれる 順天堂天野教授
    ワーク・エンゲーイジメント:「健全な仕事人間」とは東大 島津準教授
    挑戦欲で動く人、責任感で動く人 
    いぶし銀の仕事を正当に評価する法
    後、連載が始まった、入山氏の「世界標準の経営理論」
    今後21回にもわたって連載されるようなので、読みたいと思います。

  • 仕事へのモチベーション、セルフマネジメント、集中力といったキーワードを再度考える上で大変示唆に富んだ特集だった
    特に日本電産の永守社長のインタビュー記事が衝撃的だった
    永守社長といえば、生粋の仕事人間で知られる
    殆ど休まず、ほぼ毎日仕事をこなす超仕事人間
    しかし、今回のインタビュー記事を読んで、そんな超人的な永守社長へのイメージが劇的に変わった
    永守社長は本当に仕事が好きで、仕事の疲れは仕事で癒し、仕事のストレスは仕事で発散する
    なぜそこまで仕事人間になれるかといえば、今までの人生で仕事が一番自分を成長させてくれたことを確信しており、かつ、仕事の成功のための努力は、絶対に自分を裏切ることなく必ず自分に報いてくれてきた確固たる確信があるからである
    仕事で失敗したことによるストレスは、次の仕事で勝利することによってのみ癒される
    酒やゴルフで癒されるようなストレスは本当のストレスではない
    人間いくらでも怠け、そして自己否定せず気楽に生きたいと思うこともしばしば
    しかし永守社長は決して自分にだけは嘘をつかず、毎日真剣に仕事に向き合ってたからこそ今の姿がある
    私の人生、永守社長の足元にも及ばない
    しかし、永守社長に一歩でも近づけるよう、明日からの仕事に真剣に取り組んでいきたいと本気で思わせてくれた

  • ハードワークなしに成長なし。ハードワークの仕方で差が出ている気がするので、目通ししておく。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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