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- / ISBN・EAN: 4988104068866
感想・レビュー・書評
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思っていたパニック映画ではなかったが、婚約者持ちの社長令嬢とフリーのカメラマンがモンスターが頻発するようになっているメキシコからアメリカへと向かうロードムービーとしてはなかなかに面白かった。
二人の人となりが少しづつわかってくる感覚と、メキシコの風景の美しさ。退廃的な中で捨てきれない優しさや希望など、なんだかとてもセンチメンタルで美しい話で、私は好き。
DVDで観る場合は最後まで観たら、最初まで戻りましょう。良さが3倍増です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
しょーもなデザインの宇宙怪獣に襲われるB級映画だと思ったらハートフルな物語だった……
めっちゃくちゃ好み。ガソリンスタンドのシーンは見入ってしまった。俺はアニマルドキュメンタリーを観ていたのか……
見せ方によってはクソみたいなシーンになりそうなものを、本当によく綺麗に魅せてくださった。有難う…こういうのをみたかったんです。
メキシコとアメリカの問題、イラク戦争の問題、環境破壊の問題、いろんなものがこの低予算の映画につまっている。スゴイ。
最後のシーンが冒頭のシーンにつながってしまうのなら、二人はどうなったのだろう。 -
解説:
謎の地球外生命体の増殖によって壊滅的な打撃を受けるメキシコを舞台に、未曾有の危機を乗り越えようとする人々の奮闘を描くパニック・ムービー。
ハリウッド版の新『ゴジラ』の監督に抜てきされた新生ギャレス・エドワーズが、総製作費130万円という超低予算で大迫力の怪獣映画を創出。
クエンティン・タランティーノやピーター・ジャクソンがファンと公言してはばからないという斬新な切り口のモンスター・ムービーに期待が高まる。
太陽系に地球外生命体の存在を確認したNASAは、探査機でサンプルを採取したが、大気圏突入時にメキシコ上空で大破してしまう。
それから6年後、モンスターたちの襲撃で大きな被害を受けるメキシコでスクープを狙うカメラマンのコールダーは、けがをした社長令嬢サマンサをアメリカ国境付近まで送り届ける命令を受けていた。 -
まぁまぁというか、あんまり。
フェリーに乗らなかったのがすべて。
というか、始めから女性は帰りたくなかったのかもしれない。
最後はハッピーエンドなんだろうけど、いまいち起伏がなくて面白味にかける。
ヒロイン役が綺麗だったのと、メキシコの夜の映像が面白かったと思います。 -
■タイトル名
タイトル:モンスターズ / 地球外生命体
■概要
NASAは、太陽系に“地球外生命体”の存在を確認。
探査機がサンプルを採取したが、大気圏突入時にメキシコ上空で大
破してしまう。
その直後から突如出現し始めた地球外生命体の増殖によって、メキ
シコの半分は危険地帯として隔離された…。
6年後、“モンスター”たちの襲撃で大きな被害を受けるメキシコで
スクープを狙うカメラマン、コールダーは、上司から怪我をしてし
まった社長令嬢のサマンサを、「アメリカとの国境まで送り届けろ」
という命令を受ける。
2日後にはアメリカ軍が国境を閉鎖してしまうという状況下で、“モ
ンスター”たちからの襲撃を避けながら2人は海岸に向かうが、コー
ルダーのミスでパスポートとチケットが盗まれ、港に取り残されて
しまう。
残された手段は、危険地帯を通る陸路だけだった。
繁殖期を迎えた“モンスター”の襲撃とアメリカ軍の爆撃に怯えな
がら旅するその道程で、彼らが見たものとは!?
そして、2人は無事に危険地帯から逃げ出すことができるのか?
(From amazon)
■感想
まさかのロードムービー。
完全にタイトルに騙されました。
しかも、これ、エイリアンを混ぜる必要なし。
何でもいい。
なのに、このタイトル。
これ、金出して観ていたら、絶対この監督の作品二度とみないレベ
ルだと思う。
で、ロードムービーとして観た場合にも、なんかありきたり。
というか、ロードムービーはこういうパターンしかありえないので
こんなものだろうレベル。
これ、売りは低予算なんですね。
でも、低予算という売りは、映画の宣伝だけに通じる話で、テレビやCS
で観るときにはどうでもいいアピールポイントなんですよね・・・・
あと、ロードムービーの売りだと思う心理描写が下手。
主人公二人の心理描写がへたくそだと感じる。
まあ、結論的には、最後まで何もない、ロードムービーでした。
で、少し調べたらこの人、2014年版のゴジラの監督なんですね!
2014年版のゴジラ見たいのだけど、この映画観ると不安だわ~~
どうしようかな・・・・・
■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)
まさかの●●ムービー!
題名に騙されるな!
アクションは皆無の、○○ムービーです!!! -
「午後のロードショー」にて。モンスターが出てきそうで出てこない。予算ないならないなりに見せ方はあるわけで、男女のロードムービーとしてそこそこの良さはあります。でもこの分野では大傑作「ミスト」がありますから、どうにも分が悪いです。
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この作品はパニックアクションと言うよりも、ロードムービーとロマンスの要素を強く感じます。
フィクションでありながらドキュメンタリーの様にも見えました。
画面内にエイリアンの姿がはっきりとは現れず、そういった点では映画『ミスト』と似ているような印象を受けます。
タイトルを見た時点ではB級パニックアクション映画だと思い、期待していませんでしたが、不気味さや不安感を煽る演出がなかなかに巧みで、ついつい見入ってしまいました。
音楽や台詞を多用しないことで、一つ一つの映像や動作に注目させる見せ方が印象的です。 -
ゴジラでメガホンとったギャレス・エドワーズ監督のロードムービー。これ一作でゴジラの監督に抜擢されたのも頷ける大傑作。