モンスターズ / 地球外生命体 [DVD]

監督 : ギャレス・エドワーズ 
出演 : スクート・マクナリー  ホイットニー・エイブル 
  • 東宝
2.96
  • (7)
  • (27)
  • (43)
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本棚登録 : 180
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104068866

感想・レビュー・書評

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  • 50万ドルの低予算映画。

  •  モンスターズ地球外生命体(10米)。
     危険区域となったメキシコから脱出する男女のロードムービー。空爆などイラク戦争への皮肉もある。共に歩き、色んな光景を見ることによって、2人は内に抱えるものを吐露していく。オチを冒頭に持ってくる構成は見事。SFを期待するとガッカリするかもしれない。

  • 音楽に風景、タイトルとは違い、
    ゆったりおしゃれなロードムービーのよう。

    ヒロイン、ショートカットが似合っていいな。

    ラスト、襲われるのに、助かるだろうなとハラハラしない
    独特の雰囲気。

    「明日は何するの?」のガソリンスタンドでのやりとり、
    そうやって皆生きている、と風刺しているようにも
    感じたのは不思議。

  • 巨大なタコを思わせる地球外生命体に、メキシコが占拠され、
    地球人が共存をやむなくされているところから、物語は始まる。
    現地の人々は「季節の風物詩のようなもの」と割り切り
    命を危険にさらしながらも、土地を離れようとしない。
    それどころか地球外生命体の闇観光ツアーまで発生。
    そのツアーに参加したご令嬢と、
    お父様から依頼されそのご令嬢を救出すべく奮闘する、
    カメラマンジャーナリストの2人が主人公。

    いくらB級映画と言っても陳腐過ぎるオチに、
    ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分に。
    …が。
    この映画、制作費がわずか130万円であることをあとから知る。

    それはスゴイぞ。
    あのタコだって、
    戦車だって、
    列車の逃避シーンだって、
    130万と知れば素晴らしい。

    監督が自宅の地下の作業場で、
    コツコツCGを創り上げたらしい。
    TVのスイッチを切ったあとに、こんなに評価が変わった映画は、
    なかなかない。

  • 120万円程度でよくこれだけの規模のものが撮れたな、という感想はあれど、予備知識がなかったらjust another monster movieで終わってました。
    最初の部分とラストの部分がループでつながる構造は、個人的には好みです。なんとか印象に残るものを作ろうという。監督の意志が見える気がして。

    メインキャストの女の子が魅力的なので、今後メジャー作品にも進出して欲しい。
    あとは地球外生命体・・というか光る巨大タコ、の姿が、ひねりがなさすぎて逆によかった。ひねりないからこそ、その造作が活きますね。

  • 抑揚が希薄。
    最後のぶった切りは嫌いじゃあない。

  • 巨大タコの繁殖行動に感化された男女恋愛ムービー
    カメラマンさんが馬鹿っぽい感じがするが。
    星3

  • レンタルDVDで鑑賞。

    日本でも劇場公開されてたのは意外だけど、それなりにしっかり作られたっぽさはある。ないのは予算とアイデアだったんだろうなぁ。

    そのお金の少なさが要因かは分からないけど、見せ場が少なかったのが残念。90分ほどの作品だが、作中で見せてくれていることの大体が、冒頭の字幕で説明が付いているものだった…。「それは分かってるから、どう展開してくれるの?」が見たかったのに、それがなかった。

    作品のテーマは「低予算」だったのかなぁ。表題のモンスターをあまり見せないようにした工夫はありだと思う。映像的には問題なしだったのに、低予算映画にはなくてはならないナイスアイデアがなかった。

  • 130万の超低予算で作られたSFロードムービー。それだけの低予算でよく出来ている。表示がなかったので★は三つになっているが、個人的には★三つ半。予算を感じさせないSFXのクオリティ、構成。エイリアンのデザインはすきじゃなかったけれど、映画としてはよく出来ている。ラストのエイリアン同士のちちくり合い(?)とそれに触発された主役二人の行動には思わず笑ったが、まあアリ。兵士が口ずさむ『ワルキューレの騎行』の使い方に「なるほど、そういう構成か」と思った。

  • 戦闘メインやパニック映画ではない、既存のエイリアンものとは一線を画す異色の恋愛ロードムービー。メキシコ国境を目指して旅するふたりがゆったりとした流れの中で同じ時間を積み重ねていく様子が丹念に描かれ、『クローバーフィールド』以降一挙に増えた“一市民の視点から見たSF”で、まだまだ表現できるものがあることを再認識させられました。世界観も低予算作品であることが信じられないほど作り込まれており、人が住めなくなってしまった危険地帯の荒廃具合や、モンスター被害よりも軍の爆撃の方が地元で問題視されているなど、非常にリアリティがあります。最後の最後、恋愛ものとしてのオチにエイリアンの存在が大きく寄与してくるのも良かったです。オススメ。

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