ダークナイト ライジング Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

監督 : クリストファー・ノーラン 
出演 : クリスチャン・ベール  マイケル・ケイン  ゲイリー・オールドマン  アン・ハサウェイ  トム・ハーディー  マリオン・コティヤール  ジョゼフ・ゴードン=レヴィット 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.86
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本棚登録 : 997
感想 : 208
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135962362

感想・レビュー・書評

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  • <作品紹介>
    ダークナイト(=バットマン)が夜の闇に消え、一瞬にしてヒーローから逃亡者となってしまったあの夜から8年。地方検事ハービー・デントの死の責任を一身に背負い、ダークナイトは、ゴードン市警本部長とともに目指した大義のために、すべてを犠牲にした。その嘘はしばらくの間、うまくいった。犯罪防止のために制定されたデント法の重圧を受け、ゴッサム・シティーにおける犯罪活動がことごとく潰されたからだ。 そんななか、ひとりの狡猾な泥棒の登場をきっかけにすべてが変わる。猫のようなしなやかさをもつその怪盗は、その犯罪の真意も謎に包まれていた。しかし、ゴッサムとダークナイトにとっての真の脅威は、覆面テロリスト、ベインの出現だ。ゴッサムを恐怖のどん底に陥れるベインによって、ブルース・ウェインは自ら課した“潜伏期間"を切り上げざるを得なくなる。そして再びケープとマスクを身にまとうのだが、ダークナイトでさえも、ベインを倒すことはできないかもしれない……。

    <感想>
    前作のダークナイトほどの暗さはなく、すこし明るくなった感じ。
    前作のヒースレジャーのジョーカーの演技が圧倒的過ぎたかな。

  • 劇場で観た時は「まあ別に良いんじゃないの?」ぐらいだったんだけど、
    今回再鑑賞してみたらツッコみ所が10個ぐらいあって、
    さらに色々調べてたら町山さんがその倍ぐらいツッコんでてびっくり。
    そして「俺なら『ライジズ』はこうした!」妄想ストーリーに爆笑しつつも納得。

    アクションシーン(例の殴り合い以外w)が派手だったり
    3つぐらいの話が交錯してるので、ぼけっと観てたら迫力で流されてしまうしどこが悪いのかわかりにくい。
    なので鑑賞後は「なんとなく面白いアクション映画だったな」で終わってしまうのではないかなあ。

    『ダークナイト』が好きな人は落差でがっかりしたんじゃないかな。
    僕は『ダークナイト』があまり好きじゃないので、ここの部分がずっとわかんなくって。
    作品としては面白いのだけど、「えっそんなに言うほど?」と。
    「これが普通」で、普通レベルに今までなってなかったんじゃないの?
    (そういえば、バイオレンス映画とアクション映画って最近きっぱりわかれてる気がする。レイティングのせいか?)

    前作はアメコミの枠を超えて、「(やっと)これが映画!」って感じだったんだけど、
    今作ではまたアメコミらしいアメコミ、悪い意味での漫画に戻ってしまった。
    原作の再現度ではなく、アメコミとしての再現度は今作は高い気がしてて
    そこは良い部分なのかもしれないけど映画としてはどうなの?と思う。
    アメコミ読んだことある人はわかると思うけど、セリフで説明する部分が多い。
    持論だけど、これは映画としてはあまりよろしくない。


    本当は、フラットに映画を観れればいいんだけど、
    クリストファー・ノーランは悪い意味でモヤっとするんです。
    「ノーラン懐疑主義」って言葉があるのを初めて知りましたが、
    まさにそれ。
    『ダークナイト』も『インセプション』も『メメント』も、手放しで評価する気になれない。
    ただ、どこが悪いのかわからん。だからモヤモヤする。
    「好みの問題」と言ってしまえばそれまでなんだけど・・・。
    監督作としてではなく、ちゃんと「単体の作品」として評価できればいいんですけどね。
    『ダークナイト』の良い部分に引き摺られた感想か、
    他の作品の苦手な部分に引き摺られた感想になってしまって。
    商業的には成功したと思うけど、この『ライジズ』がノーランの実力だったんじゃないかなと。
    過大評価したくないので過小評価になってるかもしれないです。

    色々考えていくと、見るべきところはアン・ハサウェイのケツしかなくなるw
    アン・ハサウェイ好きじゃないけど。
    映画の雰囲気はすごく好きです。
    もうこれ、やるなら『逆襲のシャア』にするのも手だったんじゃないか。
    動機の部分の描写が全然わからない。
    悪い意味で『メメント』『インセプション』とかの流れというか、
    どんでん返しが入ってて・・・色々悪い理由はそのせいじゃないのかなあ。


    前作『ダークナイト』について。
    香港に行くとこ、そうかあれ最近のスパイアクションのトレンドなのかと。
    他の事情も色々あると思うけど。
    町山解説で『失楽園』っつってたけども、
    最近、エリザベス朝の映画を観ていて、その流れでクロムウェルのことを調べてて、
    何かに似てる・・・とずっと気になっていました。
    あれ、ロシア革命もか・・・と思って目からウロコ。

    清教徒革命も社会主義革命も、アメリカの保守派もそうで、
    どこにでも起こりえるんだなあ。
    『ライジズ』の方の町山妄想はそっちの考え方で、つながってくるんですよ。
    最近の考え事の枠が広がったので超嬉しいです。

  • ちょっと?ってとこもあるけど、思ってたよりずっとおもしろかった。
    タイトルのダークナイト、ダークナイトライジングが紛らわしいと思ってたけど 見終わるとすんなり納得できた。
    ヒーローはこうでなくちゃ♪
    相変わらずゲイリーオールドマンが良い人なことにちょっと笑ってしまう。
    ダークナイトの胸糞悪さが解消されるカタルシス。
    ライジングの流れの為こそのダークナイトだった。

    ライジング!

  • ツッコミどころの多い映画と聞いていたのでそこらへんは大目に見て、ジョーカー出ない事も我慢して観たけど、単純に見処無くて長ったらしい映画でした。。
    ミッシェルファイファーのキャットウーマン観てスカッとしたいと思いまーす

  • WOWOWで。相変わらず車やバイクのマシンが魅力的だが、全編に漂う暗い雰囲気がどうも苦手。バットマンといえばアメリカンコミックのBAGOOOON!とかDOWOOON!みたいな明るいイメージだったのに、実写だとどうしてこう暗くなってしまうのかな?ゴッサムシティの救いようのない頽廃ぶりに疲労感倍増でスッキリしない印象。まあ今回はアン・ハサウェイのキャットウーマンが魅力的だったのでよしとしよう。

    カイル「どんな人生も検索できるデータとなって一生つきまとう」
    カイル「あなたの魅力は財布の中身で下着の中身じゃないって分かってる?」

  • 相変わらず重い・・・。
    でも終盤がちょっと好みでなかったなー。
    アメリカ的な展開だった事がね。
    ダークナイトが個人的には良過ぎた、という事で。

  • クリストファー・ノーラン監督による「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ完結編。

  • 前作までは ファンタジー感>現実感 だったのが今作は逆だった。ジョーカーという悪役のせいかもしれん。あとジョーカーに比べて敵の小物臭がハンパない。

  • ★★★☆☆
    伝説が、複雑に、終わ。。。。
    【内容】
    「バットマン」シリーズ3部作の完結編。ダークナイトがデント検事の死の責任を背負い、ゴッサム・シティーから姿を消した夜から8年後。平和を取り戻した街に覆面テロリスト・ベインが現れ、ダークナイトが再び立ち上がる。

    【感想】
    やっぱ、悪役って大事だな。
    史上最高の悪役であった、前作のジョーカーは魅力的だった。もうキュンキュン来ちゃうもん。

    が、今作のベインは。。。ちょっと違うな。
    強いことはわかるんだけど、「うわぁきたねぇ」とか「反則だー」とか無いんだよなぁ。悪役なのに。真正面から肉体でドン!だもん。また、彼の目指すものがハッキリしなかったな。
    「奈落」に落ちたり、前々作の人が出てきたり、とにかく複雑でなかなか物語に入り込めなかった。

    一応、コピーは「伝説が、壮絶に、終わる。」なのですが、
    最後に、ロビンが登場しちゃっているので、映画会社の都合でノーラン監督抜きの続きもあり得るな。
    ミスターフリーズがスベる音がします。

    アメフトのシーンでは、元ピッツバーグ・スティーラーズのWRハインズ・ウォードが出演しています。相変わらず笑ってたわww


    2008年10月末にノーラン監督自身が、3作目に関して「皆は映画のシリーズもので出来の良い3作目を思いつきますか?」と述べている。うーむまさしくそうだな。

    この「ダークナイト・トリロジー」も2である、『ダークナイト』が傑作だし。
    「ロード・オブ・ザ・リング」も2である、『2つの塔』が最高だ。
    「マトリックス」にいたっては、1だもんなぁ。
    3っていうのは難しいな。

  • 批判も多いダークナイトの続編。
    そしてノーラン版バットマン・アンソロジーの完結編でもある本作。
    偉大すぎた前作、ダークナイトとどうしても比べてしまう。
    これは偉大過ぎた傑作を作り上げてしまった者が背負う宿命と言えよう。

    個人的には、エンターテイメントとしては最高の出来だった気はする。
    囚人たちと警官たちの全面衝突する場面など、
    日本でこれを描こうとする場合、相当な困難が生じるであろう。
    観客を魅せるエンタメという映画の役割としては十分な内容である。

    しかし、その先の本質というものに迫るならかなりお粗末なものがあった。
    前作のジョーカーという最高にして最大の悪役を超える存在というもの、
    それは今回には見受けられなかった。
    ベインではやはり役不足であったのは否めない。
    あの効果音を含ませた声にはダースベイダーの廉価版という印象を抱く。

    まぁ、勿論そんなとこに着目点はノーラン自身毛頭無いだろうが、
    それでもジョーカーという幻影に囚われている我々を
    魅了する本質というものが、この作品には無かったような気がする。

    いつだって、観客というものは最大の理解者であり最大の敵なのだ。
    物語は観客によって、いくらでも転がり続ける。
    それが映画の魅力であり、映画の恐ろしさであるのは確かなことだ。

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