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- / ISBN・EAN: 4907953031043
感想・レビュー・書評
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クライマックスの「列の横入りは悪いことだろうが!お前らが法を破ったんだろうが!」と絶叫するクリムゾンボルトのセリフは弱者だからこそ持ち得た強烈な怒りがこもっていて思わず号泣であった。
しかし脚本はよくできているしかなり面白かったのだが、なんだかいまいち演出がノリづらいと感じるところも多かった。もしかして別の監督ならもっと面白かったのでは?別の演出方法もあったのでは?という気持ちも残る。
映画全体が「凄惨な現実」と「理想論」のどちらともつかない中途半端なところをフラフラしているような作風になっていて、あえてこの演出がなされているような節もあるのだがなんだか飲み込みづらい。
例えば序盤は思いきりコミカルなトーンで描いておいて、物語が進行するにつれて凄惨な現実が顔を覗かせていくとか、そういった抑揚ある展開ならもっと楽しめたと思うのだが、最初から最後までトーンが一定だった印象。ラストに関してもイーストウッドの映画ばりにもっと思い切り凄惨な方向に振りきって欲しかったが、やや軟着陸で少し肩すかしを食らったような感じがあった。
しかしこの消化不良感も含めて全て監督の計算なのかもしれないところがまたなんとも言えない。うぬぬ。
ネジのぶっ飛んだコミック屋の店員を演じる我らがエレンペイジちゃんは過去最悪の壊れっぷり&ハマリっぷりでほんと最高だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般人のヒーローっていう発想が面白かったです。
私にも出きるんじゃないか、、、そう考えてみたものの日本では難しそうです。 -
あまりにも真っ直ぐな男の暴力的な正義!キックアスよりこっちだろ!