COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 12月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • 経済学とは、結局、良く言ってシミュレーションゲーム、悪く言えば疑似科学に過ぎないということか。

  • やや難しい
    経済学やってたら非常に面白い内容
    様々な経済学と授業で扱わないような題材

  • 子供のいる満足度は高い
    子育てが子供に与える影響は思ったより少ない
    投資額が多すぎる

  • 新しい経済学、ということでここ最近の金融危機を発端とした本当に資本主義が正しいのかという疑問へのアンサーとか経済全般の話。この辺は知識がほとんどないのでちゃんとは分からなかったが勉強になる。あと後半のアメリカの日本に対する記事で、日本人初音ミクなどにより知覚が塗り替えられていて不気味の谷の幅が短いという話は興味深かった。新しい技術というのは生み出すだけでなく人間側の認識・認知も重要なんだなというのを実感。

  • 気になった記事たち

    天才トレーダーになる秘訣は“魚”のように投資すること?

    ハーバード大教授も推薦!
    誰でも痩せる『ジム・パクト』

    最強の講師陣と考える世界経済の"これから"

    クレムリンと私の「1300日戦争」
    (「ミレニアム」読んでたから話がつながった!)

    "不合理"だから世界は回る

    他にもオモシロイのいっぱいあるけどこんなとこかな(^-^)

  • ■ニュース
    1.人は、表紙で書籍を評価するから、アップルの飾りやパッケージはすべて、宝石が入っているとわかるものにしなければならない。
    2.援助にはプラスの面よりもマイナスの面の方が多いそうで、援助を行うと、自分達の問題を自分達で解決しようとする自発的な努力をさまたげるだけでなく、地元の機関に汚職を蔓延さえ、結局、援助機関がのさばるだけだとおいうのです。
    3.誰でもやせるジム、「ジム・パクト」。ジムに行かないと月謝が高くなるシステム。

  •  今回は、スティーブ・ジョブズ特集だろうと思っていたら、予想が外れた。その代わりかどうかわからないが、「世界のカバーストーリー」と、「気になる発言をプレイバック」と付録がジョブズの話題になっていた。おまけについては、来月2日に発売の評伝「スティーブ・ジョブズⅡ」の一部が掲載されている。「ちょっとだけよ、あんたも好きね」ということか。出版社も大変だな。あの手この手で出版物を買ってもらわないといけないからなあ。幸い、ジョブズ本は、いろいろなところで話題になっているからかなり売れるだろうなあ。良かったね、講談社さん。余計なお世話か。この付録は契約上、発売日まで厳重に管理していたそうで、さすがスティーブ・ジョブズの名がつく本だけのことはある。

     それはさておき、特集は、不安な時代のための特別講義「新しい経済学」へようこそ。景気は一向に上向いてこない。ここのところ、行動経済学と名のつく本が目につく。今までの経済学は、人間は合理的に判断して行動するなどというよく考えてみれば、冷血動物のように感情を持たない人間を対象としてきた。それじゃ、うまく行くわけがない。さまざまな意見が飛び交っている。ふと思い出しのが、フランスのサルコジ大統領が幸福を基準にした経済指標を導入したらといって話題になっていた。「幸せって、何だっけ、何だっけ♪」なんていうコマーシャルが流れていたが、幸せを基準にするとなると個人によって幸せのとらえ方が違うからどうなのか。フランスが言い出したのは、国民総生産でアメリカにかなわないからじゃないのといううがった見方もできなくはない。

     最近、注目されているのが「シェア」だ。1人で所有しないで数人で共有することを言う。車を共有する「カーシェアリング」、フランスでvelibと言う自転車を貸し出す制度を導入して、交通渋滞緩和と環境改善の一石三鳥を狙うなどいろいろな動きが出ている。不況でも、新しいものを使いたいという欲求はあるので、後は売り手がどう活用するにかかっている。

     ギリシア危機は、ギリシアが実態の経済よりも大きく見せた、はったりのかましすぎが原因であり、別の言い方をすれば整形手術をしたあるいはせっせとメイクに励んだ女性にたぶらかされたチョイワルおやじの哀れな末路といっても言い。一個人なら笑って済ませられるところだが、国家レベルとなるとそうはいかない。ギリシアは地下経済が全体の20~30%を占めているそうだ。地下に潜っているだけに怖い組のお兄さんが絡んでいるので取り立てるとなると厄介だな。

     銅価格の急落が暗示する世界経済の「暗い先行き」を見て驚いた。銅の需要が急増して価格が高騰している。銅の価格に注目すると世界経済の先行きが見えてくると記事に葉書かかれている。銅だけにどうだすごいだろといってみる。

     森巣博さんの「越境者的ニッポン」の記事を読んで考えさせられた。マスコミの言葉狩りといっていいのか、小姑のように重箱の隅をつついて、政治家の発言をコピペして問題発言にしようと躍起になっている。「死の町」発言を取り上げているが、あの一時的なバッシングは一体なんだったのか。たたくと言えばあの「別に」発言の女優にしても一体何が問題だったのか分からないままに、バッシングをして叩くマスコミの姿が異様に思えた。

     地上の出来事を忘れたい人のために宇宙「最大の謎」10という特集がある。写真がきれいなので、しばし、喧騒の世界を離れるのにちょうどいい。来月はジョブズ特集を掲載して欲しい。

  • 特集は不安な時代のための「新しい経済学」。中では行動経済学者の祖ダニエル・カールマンの「経験する自己」と「記憶する自己」という”二人の自分”というコンセプトから幸福度を捉えるという話が面白かった。
    マスターカードのAjay Banga、シティのVikram Pandit、ペプシコのIndra Nooyiのように世界的企業のCEOにインド人が急増していうる理由という記事で、「ジュガード」というヒンディー語が紹介されていた。限られた資源を使って状況に適応することを指す言葉だ。例えば、2500ドル車「ナノ」は溶接の代わりに化学接着剤を使って組み立てているそうな。
    あと、アノニマスに代表されるHacktivism (Hacker + Activism)の動向に関する記事も。元々は4 chan (http://www.4chan.org/)から自然発生したとは知らなかった。

  • [図書館]
    読了:2011/10/27

    やっぱ、情報の質が違う。定期購読しようかなぁ。

    気になる本がいくつか。

    「僕は君たちに武器を配りたい」滝本哲史
    せっかくの高学歴を無駄にしない方法、らしい。

    「フレーミング」タイラー・コーエン

    情報を収集・整理し、幸せに生きる方法

  • 経済学を、わかりやすく
    更に実際の市場など実学に
    即して解説してあります。

    なんだかわかりにくく、
    当てにならない(笑)
    なんて思われがちな
    経済学ですが…

    こうして"今スグ、使える"
    ようにして学べるように
    なっているのは素晴らしい。

    経済学。って何?って人や
    学びたいけど、何から手を
    付けたら?な人の入口として
    最適の1冊。特に。。。

    ・不況は、なぜ起きているのか?
    ・次は、何が起きうるのか?
    ・これから、何をすべきか?

    そういったヒントを学ぶ
    上でも素晴らしいです。

    こういう難しいエッセンス
    をカンタンに短時間で学ぶには
    書籍より雑誌の方が向いています。

    とはいえ保存版の高クオリティ
    な1冊であることは確か。

    「バックナンバー」となると
    情報が古そうに感じる方もいる
    かもですがコレは。。。

    「買って損のない」方の
    バックナンバーです。

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著者プロフィール

監修・執筆 深田晶恵
個人のお金の相談を受けるファイナンシャルプランナー。(株)生活設計塾クルー取締役。
金融商品や保険商品の販売をせずに、中立的な立場で退職後の生活設計などの相談を受けている。高齢の夫の両親と同居の経験もあり、高齢者へのアドバイスに定評がある。著書は『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』(講談社)など多数。

巻頭料理特集 『かんたん! おいしい! 手間いらず 冷凍うどんのすすめ』(上田淳子)
兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究所職員を経て、渡欧。帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。作りやすい家庭料理レシピが好評。『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(以上、講談社)など著書多数。

週末コラム 『健康になる食生活』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 濱裕宣・赤石定典
健康と栄養のバランスを大事に、日常生活の中で活かせる食事のノウハウの普及を目指している。栄養のプロの知識と科学に基づいたわかりやすい解説に定評がある。

「2022年 『かんたん年金家計ノート 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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