ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 佐々部清 
出演 : 宮崎あおい  堺雅人  吹越満  津田寛治  犬塚弘  梅沢富美男  大杉漣 
  • キングレコード (2012年4月12日発売)
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本棚登録 : 1987
感想 : 389
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003811518

感想・レビュー・書評

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  • 原作未読。“几帳面で真面目なサラリーマンの夫、少しズボラで夫を「ツレ」と呼ぶ、売れない漫画家の妻。夫婦仲に問題はなく、普通で平和な生活を送っていたある日、夫が「死にたい」と言い出す…”社会的認知度が上がってきたとはいえ、まだまだ理解度は低い病気である“うつ病”をテーマにしている。実話であり、原作の書籍が誕生するまでの話を描いている。うつ病経験者や今まさに苦しんでる人たちの目にこの作品がどう映るかは分からない。しかし“うつ”が身近じゃない人たちにこの病気を知ってもらうにはこれ以上の作品はないのかなと思った。全体的に暖かく、劇中のイラストのように可愛く描かれた作品だけど、実際はもっといろいろあったと思うし、もしかしたら描かれてない部分の方がドラマ性があったかもしれない。けど“誰でもかかる不思議な病気”であることと、「どんなに辛くたって頑張らなくて良い」という部分を表現することにおいてはこの作品は成功してると個人的には思う。その意味でも配役は完璧。芸達者でどんな役でもこなせる堺雅人の演技は涙無くしては観れません。いつまでも少女のようなルックスなのに、健気でまっすぐな妻をさらりと演じる宮崎あおいには清々しさすら感じた。“うつ”と合わせて、真の夫婦像についても深く考えさせられる作品。良作です。

  • あおいちゃんが可愛い…!
    少し前に神様のカルテも観てて、どっちの役も「ハル」なんだーなんて思った記憶が。
    着てる服もいちいち可愛かったなぁ。

    雰囲気が穏やかであたたかくて好き。
    あたたかい涙が流せる映画でした。

  • 連れ添う、
    夫婦というものについて
    考えさせられた。

    夫の病気に向き合い
    悩みながらも夫婦で
    前に進む姿に涙。

    キャストも素敵!

  • 2011年公開
    監督 : 佐々部清

    漫画家の妻と、鬱病にかかってしまった夫の、闘病生活を綴ったお話。

    じんわりと純度の高い感動をいただけた感じで、
    とってもとってもよかった。実話は強し。
    かりそめのフィクションラブストーリーなんかよりよほど、
    重くて緩やかで、迫るものがありました。

    堺雅人がやっぱりすごいね。
    体重を落として挑んだという演技はもちろん、
    単純に、なんとなくはまってて、それも含めて。

  • 結婚する時の誓約書の話のところがグッときた。
    一緒に生きるって、誰とでもできる事じゃ無い。
    大変で億劫で面倒で、でも楽しくて一緒に居たくて嬉しくて、そういう人と簡単に出会えるものなのだろうか。

  • 最初夫を「ツレ」と呼んでるシーンで肌に合うかなー?と思ったけど、最後まで見てよかった。
    うつになった身からすると「あったあった!」って思えるシーンが結構あって、こんな感じだったんかなと思ったりした。
    自殺を考えることは無かったけど、電車に乗るのが本当にきつかったのは同じ。

    奥さんが素敵すぎた。
    本も読みたい。

  • ツレがウツになった漫画家の体験エッセー。良いことも悪いことも(たぶん)そのままに描いてあり好感が持てた。まあ、これは経過はともあれ幸せなほうのケースであって、"割れないでいてくれたことに価値がある"なんて、受け止めてくれる人が周りにいない人もたくさんいるわけで。
    でもまあ、少しでも世界がやさしくなればとは思った。

  • うつ病を大げさにとらえず、自然体で描く視線が温かく、観ていて心地よい。ときどき出てくるイラストが、アクセントになっている。中でも、イラストたちが宙を踊るシーンは、派手ではないけれど、染み入るように感動を覚える。

  • 実話のエッセイが原作なので、本人やその家族の状態や関わりがとてもリアルなのは良かった。
    現代社会においては誰しも経験するかもしれない物語なので、機会があれば観ておくのもよいと思います。

  • みーんな適役。
    大杉漣さんが出てきたときは「そこに居たの!」って嬉し声が出た位(笑)。

    ツレのお兄さんがプレッシャーかけるとこは、あるある、だし、イグくんがお風呂に導くシーンは、このためにイグくんが居たのか!と。
    それをいうなら、梅沢富美男がそうだったなぁ(笑)。

    いつ誰もがなってもおかしくない病気。だからこそ、見られて良かった。

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