るろうに剣心 新京都編 後編 光(ヒカリ)の囀(サエズリ) [DVD]

監督 : 古橋一浩 
出演 : 涼風真世  藤谷美紀 
  • アニプレックス
2.64
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本棚登録 : 25
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4534530055507

感想・レビュー・書評

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  • 拙者、また人を殺めてしまったでござる。

    拙者、"不殺の流浪人"という絶対テーマをジャンプ連載以来持ち合わせてきたのでござるが、どうやらそれも今回のワツキのキマグレと原作未読の劇場版スタッフのオイタのせいで無下にも台無しにされたようでござる。

    "刀を介して、相手の心に触れる"
    師匠の言葉。今回の劇場版のテーマということで、拙者もそれを念頭に入れて演じてきたのでござるが、心に触れる前にCC...失礼、志々雄の額、いや頭が割れてしまったでござる。あれほど豪語しておきながら、あの程度の見せ場で終わってしまうとは、志々雄も口ほどにもない男でござる。・・・てか、「15年前の終わらせ方」でよかったじゃん。
    終いにはラスボスが志々雄より力の劣る蒼紫とは、拙者、志々雄の刀に身体を貫かれながらも、「脚本的にマズくない?」などと要らぬ心配をしてしまったでござるよ......。

    ともあれ、"不殺の誓い"を破った今、拙者は己の生き様を見失ってしまったでござる。
    やはり拙者は人斬り。
    血の味を求めて、また時代錯誤な人斬り稼業に戻るとするでござるよ。
    ・・・やれやれ。こうなるんだったら、刃衛に"仕事"紹介してもらっておけばよかったでござる。



    って、こうなっちゃマズいだろー(笑)!和月さん!
    これはあまりにあまりだぜ。特に原作ファンにとっちゃ観終わった瞬間、「黒歴史」じゃねーか。劇場でご覧になった方、御愁傷様です。。
    未見の方(特に原作ファンの方)、ご覧にならないことをお奨めいたします。もし観るならニコ動のMADみたいなつもりで(笑)。原作未読の方、アニメなら原作に忠実なテレビシリーズをお奨めします。志々雄様はあんなイロモノじゃありません(笑)。そういや、志々雄様の声、今回本当酷かったな。


    9/3追記
    あれだけ面白かったテレビシリーズの監督 古橋一浩が今回も監督を手掛けてて原作の京都編をこんなのにしちゃうなんて、ちょっと普通じゃ考えられない。
    やっぱりテレビアニメ放映15周年記念という大枠があったり、実写版の劇場公開にスケジュールを合わせたりだとかで、いろいろと無理が生じたんだろうな。ハァ。。
    てか、リメイクする意味、あったの???

    • 79kaさん
      初めまして。
      全く同じ感想を持ちましたので、思わずコメントしてしまいました…
      まさに黒歴史でした(>_<)
      初めまして。
      全く同じ感想を持ちましたので、思わずコメントしてしまいました…
      まさに黒歴史でした(>_<)
      2012/11/15
    • 霞澄薫さん
      コメント&花丸、ありがとうございます。
      ひどかったですよね...原作ファンをここまで敵に回す作品を作るとは、ある意味、感心してしまいました....
      コメント&花丸、ありがとうございます。
      ひどかったですよね...原作ファンをここまで敵に回す作品を作るとは、ある意味、感心してしまいました....。
      本棚フォローさせていただきましたので、よろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。
      2012/11/16
    • 79kaさん
      こんばんは!
      わー あんな雑食悪食な本棚をフォローしてくださり、ありがとうございます!
      本棚をざっと拝見させていただきましたが、panine...
      こんばんは!
      わー あんな雑食悪食な本棚をフォローしてくださり、ありがとうございます!
      本棚をざっと拝見させていただきましたが、panineroさんはたくさん映画や本をご覧になってるんですね。参考にさせていただきたいので、私もフォローさせていただきました。
      こちらこそ、よろしくお願いいたします♪
      2012/11/18
  • ね た ば れ て ま す !! !

    明日返却てことを今日知ったので、突貫で見ました。
    以下、感想。というか文句。
    内容も文量もイラっとするくらい酷いので、どうぞご注意ください。
    汚ない言葉で言うと「批判厨のアニ豚乙」って感じなので、大体察したかたと全然意味解んないかたは見ないほうが平和。




    な い わ 。

    色々とないわコレ。


    良かったところからまず。
    ・作画が美しかった
    ・安慈の良心、志々雄様からしたらカーチャンのお節介なみの、安慈の良心
    ・対張のシーンでアニメ版の音楽かかった時には興奮した
    ・いつか、逆刃刀を無限刃の隣に供えられればいいね
    おしまい。


    はい次。残りのところ。
    もーーーー!!!
    …これは誰が得するの?誰に見てほしくて作ったの?
    15年近く経って、これを作る意味があったの?
    冒頭から、じじぃ誰よ?状態で、剣心の来歴も人となりも説明されないまま話が進んで、初見に優しくないことティガレックスの如し!!!
    せめて、東京を発つシーンは欲しかった。あれがあれば冒頭から泣ける自信がある。てっかあれがないと、最後の「おかえり」の感動が皆無!
    つぅか前から言ってるけど操視点てなによ!しかも操メインにしては蒼紫活きてない。剣心×蒼紫も早足すぎてぐだぐだ。

    夫は登場人物すら全く覚えてなかったので、度々、「これ誰?」「なんで京都にいるの?」「(剣心の技って)最終的に火ぃ吹くんやろ?」とか言いますので、私はいちいち答えていた訳ですが、最後の質問には
    「吹かんわ!でも、志々雄様の剣からは出るよ」
    … … 出 ま せ ん で し た 。
    というか、ほとんど戦いませんでした。
    イヤ、元々15分ていう縛りがあって、無闇に戦わない不気味さがあった訳だけど、その中で如何に強さを見せつけるか、命燃やし尽くすかってことやったはずやのに、何一つ志々雄様の良さが出てなかった。
    無限刃の説明もなく技を出すでもなく(というか飛天御剣流の技すら出ない)、比古×不二との同時進行で全然集中できない。
    由美さん斬ってまで勝ちに執着する凄みとか、剣でも拳でも相手を圧倒できる強さとか。原作では「志々雄の勝ち逃げ」だったのに、「負け」ですらないよね。何これ。
    当然、肩噛み千切るシーンもない。あの異様さを表すシーンが好きだったのに。というか、原作の京都編が全部好きだった!
    前編は何も盛り上がらないまま駆け足で終わり、後編どうなるのかなと思ったら同じペースで終了。
    十本刀はほとんど出てこんし(私の一番好きな鎌足が出てこんし!!)、剣心が奥義会得に際して生きる意味を見出だすでもなく、あと左之がいきなり二重の極み使えるとかどういうこと。斎藤は弱いし!
    濡れ場入れる暇あったら新月村の惨劇入れてー
    大久保卿暗殺→東京での別れ→操と知り合う→師匠から奥義伝授&薫と再開→葵屋攻防&煉獄での十本刀×剣心組→志々雄様勝ち逃げ→「おかえり」
    これでいいやん!アヴァンでいきなり大久保卿が自家製ケチャップまみれでどーん!ははっ!笑えない!
    張とか新月村での邂逅とか刀折れるとか濡れ場とか、しょうじき要らんかったやん?
    実写版は原作と切り離して考えればまあまあ良かったと聞いたけど、これはどう見てもダメ。
    あーあーあーーーーわつきせんせいにあやまれ

著者プロフィール

1960年6月9日、静岡県浜松市生まれ。東京デザイナー学院アニメーション科の卒業。
主な作品に うる星やつら(作画監督)、らんま1/2(演出・絵コンテ)、
るろうに剣心(監督・演出・絵コンテ)、HUNTER×HUNTER(1999年のアニメ)(監督)、機動戦士ガンダムUC RE:0096(監督)、将国のアルタイル(監督)他多数。

「2018年 『小説 劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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