Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2012年 05月号 [雑誌]
- ダイヤモンド社 (2012年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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◾️概要
幸福の戦略を知るため、読みました。最も印象的だったのは、幸福な瞬間の平均値をできるだけ高めたいのか、幸福な瞬間の合計値をできるだけ高めたいのか。これらは別物。ということです。
◾️所感
文化圏によっても幸福観は異なるので、背景を明らかにするのが重要と考えます。今後、GDPに代わる指標として幸福度が採用される可能性は否定できませんが、それを各国で比較するのはナンセンスでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近話題な幸福がテーマ。
ベンサムの「最大多数個人の最大幸福」と功利主義を論じて、それが今日色々な議論が発展されているところ。
幸福を心理学、経済学、マネジメントの観点の記事が掲載。 -
アフリカの人口動態や社会動向も長期的成長の促進要因となる。若者が多い。
人は苦境の中でも幸せを見いだす能力が有る。
些細なことの積み重ねが幸せの糸口になる。
成功する為の個人戦略
・休憩を挟む
・より有意義のある仕事をする
・イノベーションと学習の機会を探す
・社外活動への波及効果に目を向ける
・元気の出る人間関係を大切にする -
・ありがたく思っていることを3つ書き上げる
・ソーシャル・サポート(身近な人間関係における相互支援)のネットワーク内のだれかに向けて、前向きなメッセージを書く
・自分の席に座って、2分間瞑想する
・10分間運動する
・24時間以内で一番有意義であったことを2分以内で記述する
・幸福を感じる出来事があっても、3ヵ月ほどしか続かない(不幸も同じ)
・困難ではあるが、手が届かなくもないことに挑戦するほど、幸福を感じる
・大きな幸せを1・2回感じるよりも、小さな幸せを何度も感じる方が幸福度は高い -
気になった記事。
・ワールド3.0の時代
→コスモポリタン企業の条件とは
・破壊的イノベーターの条件
→世界の橋渡し役の適性について
・グローバルHRM戦略
→これからの人材開発戦略について
幸福の戦略自体はいまあまりピンとこないので時期が来たら読む。