ハンガー・ゲーム [DVD]

監督 : ゲイリー・ロス 
出演 : ジェニファー・ローレンス  ジョシュ・ハッチャーソン  リアム・ヘムズワース  ウディ・ハレルソン  レニー・クラヴィッツ  スタンリー・トゥッチ  ドナルド・サザーランド 
  • KADOKAWA / 角川書店
2.92
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感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111243171

感想・レビュー・書評

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  • 戦いに行くまでがしっかり描かれていて、メインは戦いというよりも、なんだろう。テーマの割に痛いシーンが少なくて助かった。

  • バトルロワイアル的だとは聞いていたが、バトルロワイアルのがまだ筋が通ってた。これ、特に後半部分はめちゃくちゃ。やりたい放題やん。ルール変更したりまたルール変更取り消ししたり、戻したり笑。うーん。これが全米大ヒット作なのね。解せない

  • あり得ない設定で、不自然な展開で、どこに感情移入するの?って感じなのに、意外に入り込めた。

  • 未来のある国で、かつて12の地域が政府に反乱を起こしたと。
    それは鎮圧された物の、それ以降、政府主催のリアリティ・ショーに
    各地域から2名の若者が選出され、最後の一人になるまで殺し合いをさせることに。

    ちょっと「バトルロワイアル」に設定が似てるね。

    それと違うのは、また他のデスゲーム系とも違うと思うのは
    選出されてから、戦いまでの道のりが描かれること。

    主役は12番目の地区で、くじ引きで選出されちゃった
    妹の代わりに志願した女の子、カットニス。
    同地区からの男の選出者はパン屋で働く少年、ピータ。

    カットニスちゃんはX-MENファースト・ジェネレーションの若ミスティーク。
    ピータはセンター・オブ・ジ・アースのジョッシュ・ハッチャーソンです。

    まずは首都までの列車の中で、過去の優勝者(ゾンビランドのウディ・ハレルソン)
    と会い、バトルのノウハウを聞く。
    彼はその後もサポート役となります。

    首都に着いた後は、体を入念にあらわれた上に
    スタイリストもついての豪華な入場セレモニー。
    人気者になり、お金持ちのスポンサーが付けば、競技中に
    補給物資の差し入れも、ということで、みんな目立つのに必死です。

    次に、数日間のトレーニング。
    と、同時にバトルでの対戦相手達の偵察期間になるわけです。
    最終日には各人の技能アピールと審査が行われ、オッズなんかも付けられる模様。

    普通デスゲーム系の映画って、わけもわからず巻き込まれて
    死人が出て初めてみんなが真剣になる、みたいなのが定番じゃん?

    この作品でははまるで普通のリアリティ・ショーに挑むかの如く、
    しかし命がけの戦いへの準備を淡々と、スケジュールに則って進めていく。
    それがちょっと面白い。
    セットや大量の客など、結構金もかかってるし。


    はいここまで良かった所ー。


    いや、マジでここまでは結構面白かったし、期待も膨らんでいたんですよね。

    が、さぁ殺し合いの開始です、ってところから個人的にはちょっと微妙になってきます。

    ・スタートが微妙

     ゲーム開始位置からすぐ近くに、物資が山に積まれています。
     それらをダッシュで拾ってから逃げられれば良いのですが、
     ほぼ全てのプレイヤーがそれを目指すために、開始直後に結構な人数死にます。
     なので、安全を優先するなら、何も取ろうとせず、身一つで脱兎のごとく逃げるべしです。

     また、その後物資を占拠した連中と、そうでない連中、と言う図式になっちゃいます。
     74回もやってるのにそれでいいのか主催者!
     
     徒党を組む連中がいてもいいけど、せめて物資を複数エリアにわけろよ!
     行動の選択肢も増えるし、戦闘の図式も変わるだろうに。
     一年に一度、金かけたイベントなのに、長引かせたくないのか?

    ・プレイヤーが微妙

     うーん、競技に至るまでをしっかり描いたからもう覚悟完了してまっせ、
     ってことかもしれませんが、殺し合いに対する葛藤は薄いように思いますね。

     あと、徒党を組んだ連中がカットニスちゃんを追いつめる中で、
     彼女は木の上に逃げるわけですが、「早く降りてこいよー」とばかりに
     下に陣取った彼ら、なんとそのままみんなして寝ちゃう。
     …バカなの?
     一人しか生き残れない競技で一時的に共闘してる仲間を信頼するのもアホだけど
     カットニスちゃんがそーっと下りてきて、一人ずつ刺し殺したら全滅だよこれ。

    ・カットニスが微妙

     上みたいな状況で、カットニスがどうしたかって言うと、最も年少の少女
     ルーのアイデアを採用し、蜂の巣落下作戦に出る。
     で、敵の退散と一番欲しかった弓矢のゲットは出来たんだけど、
     自分も刺されまくりで、直後に昏倒してしまう。サバイバルでその状況ってどうよ?
     また、その後も逃げ回るばかりで相手を倒そうとしないんですな。
     それはそれで個人の自由だけども。結果敵同士が殺し合ってくれてます、みたいなのって
     自分だけは、手を汚さないですよー的な偽善臭がちょっとしたりして。

    ・ピータも微妙

     ま、こいつは始めから微妙だったんだけども。
     競技前のインタビューで「カットニスが好きなんだよねー」とか言ったり
     盛り上げるのは上手い男ではありました。
     そのくせ、競技始まったらいつの間にか徒党軍団入りして
     「カットニスを探し出して消そう」とか言ってるし。
     まぁ、それは作戦なんだろうけども。
     じゃぁ反転してカットニスを救うシーンとか、もっとわかりやすくやってほしかったわ。
     最後の、こいつが人質にとられて、カットニスが葛藤シーンなんて
     俺、こいつが敵を持ち上げるとかするんだと思ってた。
     どこでも役に立ってなかったな、力持ち設定。

    ・観客が微妙

     すごい人数かつきらびやかなお金持ち連中が観客なんだけど
     単なる背景以外の何物でもなかったなー。
     「バトルランナー」で、勝者に賭けて一喜一憂するおばぁちゃんみたいな
     生きている感も全くなし。

     人気プレイヤーになれば、スポンサーがついて補給物資がもらえる、ってのが
     結構な重要要素で、そのためにどう人気を出すか、みたいな話もあったのに
     全然活かせてなかった。

    ・運営が微妙

     スタートのとこでも書いたけど、デスゲームのルールとして
     ちょっとこの仕様書いた奴はレベルが低いね。
     競技者をあまり離させないするための策も
     「バトルロワイアル」の方が全然考えられてたし。
     プランナー出てこい。鍛え直してやる。
     
     12地区の2人が人気
       >殺し合いをさせて悲恋にすると、11地区みたいに反乱するかも!
     ↓
     同地区2名の場合は2名生き残りでいいや!
       >マジでカットニスとピータが勝ち残っちゃった
     ↓
     やっぱさっきのルール変更なし!
       >カットニスとピータが毒果実で心中しそう
     ↓
     うそうそ!やっぱ2人優勝でいいよ!

     の流れとか、死んでいいよ。

     つか、毒果実で2人死亡、主催者の鼻も明かせました。
     各地区も怒って大暴動!
     ・・・でも実は死んでませーン がお約束だと思ったのに。
     ベタでも王道ってのは大事じゃないすかね?

    ・結論が微妙

     で、結局2人優勝で終わりですよ。
     なんか消化不良な終わり方、と思ったら3部作らしいですね。
     原作が人気小説かなんかで。
     ふーん。

     本当は地元に恋人いるのに、TVでカットニス&ピータの恋人設定が既成事実化して
     どうする三角関係?
     みたいな終わり方でしたが、恋愛要素が主軸になるんでしょうね。

     あと、結末じゃないけど少女ルーの死と、その後のカットニスの祈りに扇動され
     反乱起こした11地区の人たちはどうなったんだろうね?

     12地区は、優勝者が出てバンザーイみたいな感じで恭順してるようだし。

    ▲結論

    まぁ、結局のところ、俺としては微妙でした。
    好きなジャンルなんで、金かけて本気で作ってるようなのに悔しくて超長文になりましたが。

    ティーン向け、ってことなんでしょうなー。

    だから死亡描写もエグすぎないし、極限に追い込まれた心理描写もないし、
    すべてにおいてヌルすぎる印象です。

    設定や極限表現では「バトルロワイアル」に、
    エンターティメント性では「バトルランナー」に負けてる感じ。
    金だけはかけてるけど。
    で、足りない部分に恋愛入れてます、みたいな感じですわ。

    ビジネスとしては、アリなのかも知れませんがね。
    嫁も面白がって喜んでたんで、次回作も見ることになるでしょう。

    ただ、俺は、このジャンルをティーン向けにぬるくしよう、っていう考えより、
    ガッツリ少年少女の役者使ってエグイの作った上に、
    それを少年少女に見せようとした深作欣二の方を尊敬します。

    ハンガー・ゲームの方は、範馬勇次郎言うところの
    “上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!! ”
    って感じかな。

  • ストーリー
    独裁国家パネム。この国の権利者は、支配する12の地区から若い男女ひとりずつを選出し、<ハンガーゲーム>というイベントを実施していた。全国のテレビ中継されるその競技は、24人のプレイヤーが闘技場に投げ出され、最後のひとりになるまで戦う究極のサバイバル・ゲーム。幼い妹の代わりとして第12地区の代表に自ら志願したカットニスは、同郷のピータとともに人生のすべてを懸けた戦いに身を投じていく・・・。

  • 141119 70点

  • バトルロワイヤルのパクリとしか…前振りは長すぎるしラストにかけてのルール変更など納得いかない点ばかり、何故アメリカではこれが流行ったのか全くわからない

  • 支配層と被支配層の間に格差はあるのに差別がないのが違和感。まあ本筋から外れるからオリンピックで殺し合いさせてると思えば容認できる。オッズとか出てたけど素人にエリートが混ざってる試合に駆けが成立するんだろうか…。11区の女の子が脱落したシーンは良かった。どうでもいいけど元カレは何でキスシーンだけ見に来るんだ。いちゃつきを全国垂れ流しはキツイもんがあるが。一番マズイのは弓士なのに大して射殺さなかったとこかな、レゴラスを見習って欲しい。いつの間にか皆死んでたし時間の割りにあっさりだったなぁ、まこれで楽しみな2が観れると思えば良し。

  • バトルロワイヤルの劣化版ですね、
    後半がやりたい放題すぎてわらった、笑

  • 長くて意外に地味な映画だった。
    CMとかで感じたバトル要素があんまり無いというか、バトルまでが長かった。
    3部作のための説明が必要なのは分かるけども。

    主人公たちが恋人を演じる構造は面白い。
    サバイバルとか戦い自体は大したことなくて良くも悪くも普通。

    主人公(男)が地面に擬態してたのが一番笑った。

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